まずはこちらの話題から。


元記事は以下となります。


「空母いぶき」という映画のインタビュー記事で安倍首相の厚労省で難病として指定されている「潰瘍性大腸炎」を揶揄するようなコメントを発して炎上した件となります。「潰瘍性大腸炎」は以下となります。

難病情報センター | 潰瘍性大腸炎(指定難病97)

あと以下の記事を紹介します。

「ストレスに弱くて、すぐにお腹を下してしまう」という設定にしてもらったというのは、本人の意向があったのと同時に、それを受け入れた制作スタッフの双方の問題ですし、これが「潰瘍性大腸炎」を揶揄する内容であるという判断になるのは言うまでもないし、このような申し出があった地点で降板させるか、この設定を受け入れてはいけなかったわけで、この問題は佐藤浩市氏だけの問題ではないと思います。

他にも”日本は常に「戦後」でなければいけないんです”というのは、パヨクの証左ですし、歴史認識から根本的な思想そのものに問題があるのでしょう。個人的には、この手の業界は人気商売ですし、思想を出すのは構いませんが、自分の発した言葉について責任を持って欲しいと思います。事実誤認による記事、趣旨の捻じ曲げなどがあれば、抗議や訴訟を行う必要があるし、人気商売としてやってはいけない事実となってしまった以上、覚悟を持って対応するべきだと思います。きちんと意思を持った発信であれば、もっと発信して欲しいですし、そうでないのであれば、何らかの発信が必要と考えます。

これで人気がなくなったり干されたりしても、当人がそれだけの覚悟を持って発した言葉ですし、それでどうなったとしても、本人の責任でしかないし、インタビューなど意見を発信するということは、俳優の評価というのは、演技だけではなく、インタビューや人間性全体の評価であって、今回の場合、制作スタッフについては同罪なんだけど、この映画に出演した他の俳優については気の毒な話ともいえるし、この件に関与していない他の関係者に迷惑をかけてるわけで、きちんとケアをする必要があると思いますよ。どっちにしても、この人を今後使いにくくなるのは事実ですし、山本太郎みたいに活動家に転向した方がいいかもしれませんね(笑)


続いてはこちら。
英世論調査、EU離脱派の新党「ブレグジット党」が支持率トップに 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News

【5月12日 AFP】英調査会社が実施した欧州議会(European Parliament)議員選に関する世論調査で、欧州連合(EU)からの早期離脱を掲げて一か月前に発足した新党「ブレグジット党(Brexit Party)」が支持率首位に立った。

 12日付の英高級日曜紙オブザーバー(Observer)に掲載されたオピニウム・リサーチ(Opinium Research)の調査結果によると、ブレグジット党の支持率は34%で全政党中トップ。ブレグジット党を率いるのは、右派・英独立党(UKIP)の元党首でEU懐疑派を主導するナイジェル・ファラージ(Nigel Farage)氏だ。

 最大野党の労働党(Labour Party)の支持率は、2週間前の調査から7ポイント低下した21%で、ブレグジット党との差は2週間で13ポイントに拡大。EU離脱に反対の立場を取る自由民主党(Liberal Democrats)は、5ポイント上昇した12%で、支持率3位につけた。一方、テリーザ・メイ(Theresa May)首相率いる与党・保守党(Conservatives)は11%で、4位に甘んじた。

 これによれば、ブレグジット党の得票率は、英国の2大政党である労働党と保守党の合計を上回る見通しとなる。

 こうした結果について、オピニウムの政治世論調査部門トップ、アダム・ドラモンド(Adam Drummond)氏は、EU残留派の間で複数の政党に支持が分散していると指摘。「欧州議会選で、EU離脱派では63%がブレグジット党に投票するという。一方、EU残留派では、最も人気の高い労働党でも支持率は31%止まり。自由民主党は22%、緑の党(Greens)は14%という状況だ」と語った。

 欧州議会選の英国での投票は23日に行われる。英国が当初の予定通り、3月29日にEUから離脱していたら、今回の選挙に英国は参加していない。(c)AFP
欧州議会選におけるイギリスの世論調査の件ですが、ブレグジット党の支持が高く、イギリスの世論としては、ブレグジットへの支持が高く、曖昧な行動を取っている保守党や労働党といった二大政党への支持が低くなっているようです。国政選挙であれば傾向は変わるとは思いますが、少なくとも、EU離脱に関しては、残留派より離脱派の方が世論の支持を集めてるといった傾向があるように思います。そして素直に解釈すると、ハードブレグジットなど、早急にEUを離脱しろといった意見もそれなりにあるかもしれませんね。

欧州議会選についても、EU支持派が過半数を割る可能性が高く、EU懐疑派が過半数を占めることになると思われます。会派から見れば、gdgdになり、意思決定そのものが出来ず、EUとして機能麻痺を起こすことになることが予想されます。選挙制度として、与党が不安定になる枠組みを作ると、政治機能として麻痺することになるので、制度を作ることが難しいとも言えますがね。。。

欧州議会選後のイギリスのEU離脱については、メイ首相の批判は少なくはないけど、逆にメイ首相としては動きやすくなる状況を作ることになるように思います。その点でも、交渉は相手が弱った時に行うものであって、相手が強気の時に行っても交渉はうまくいきません。これについては、日露の交渉も同じことが言えるけどね。交渉の時を見計らうのも交渉の一つですし、譲歩を引き出すためにはあらゆるカードが機能している時に行うのが定石で逆も然りですかね。対話の基本はこういった部分にあるわけで、対話の下準備というのはこういった要素が大きいと思うけどね。

取り敢えず、5/23~26の欧州議会選は要注目だと思います。


続いてはこちら。
日韓議員交流の開催に黄信号 慰安婦巡る議長発言に衆院反発 | 共同通信

 日韓の国会議員による交流「日韓議会未来対話」の年内開催に黄信号がともっている。天皇陛下(現上皇さま)の謝罪で慰安婦問題が解決するとした文喜相韓国国会議長の発言に日本政府は抗議。国会でも文氏の言動に反発する議員は多く、開催時期の調整を打診してきた韓国側に対し、衆院は回答を保留している。関係者が12日明らかにした。

 未来対話は今年、日本で開催する順番。両国の国会関係者は「政府の関係とは切り離して議会交流は継続すべきだ」との立場から、事態打開を模索してきた。

 だが文氏が発言を撤回する可能性は低く、日本主催の対話でも言及しかねないとの懸念が日本側には根強い。
日韓の国会議員による交流「日韓議会未来対話」の年内開催に黄色信号が灯ったようです。世論の目が日韓議員交流に向くことからも、集票への影響も小さくないことからも、交流の縮小といった流れになりかねないし、国会議員としても厳しい立場に立たされることからも、容認の動きにはなりにくいし、「政府の関係とは切り離して議会交流は継続すべきだ」という声を出してる議員が表面化すれば、落選運動の対象になるわけで、それだけ事態としては深刻な状態ともいえます。

状況的にお互いに引けない状態になってることからも、距離を置いた方が正解ですし、それこそ政府ルートからの窓口一本化に繋がり、陰で議員でコソコソ出来ない状況に立たされつつあるように思います。外交という観点では、ある意味健全な流れともいえるし、変な窓口があるからこそ、問題がややこしくなるわけでありまして、交渉の窓口の一本化は、決して悪い動きではないと思っています。

これは韓国だけではないのですが、外交のルートを多く持つのは悪くはないのですが、変なルートは潰すべきで、変なルートは外交上誤ったメッセージを相手に伝える可能性もあることからも、外交ルートをオープンで開かれた場所にするというのは、外交の可視化という観点からも重要ですし、きちんとアウトプットの出せない窓口については、そもそも外交ルートとして不要であるとは思っています。