今日は森友学園の件です。

籠池氏の息子が先日書籍を出版しておりますが、物事の本質は別のところにあるというか、これも解同案件なので、今一度整理した方がいいかもです。

書籍の紹介。
籠池家を囲むこんな人たち | 籠池佳茂 |本 | 通販 | Amazon

籠池泰典の実の息子が森友問題に終止符を打つ!
安倍総理夫妻は、森友問題とは無関係!
愛国者の両親をとことん利用する反安倍派の人々。
「ぼくが助けてあげますよ」と甘い言葉で近寄った菅野完や山本太郎
あんな人も、こんな人も籠池家に群がった!

・愛国者だった両親
・騒動はこうして始まった
・両親が左翼側に取り込まれた理由
・籠池家をとりまく菅野、政治家、マスコミ関係者、弁護士事務所、市民活動家
・左翼に利用される籠池夫婦
・息子として両親に伝えたいこと
ここで、塚本幼稚園の歴史について辿ります。

昭和28年に塚本幼稚園は開園して、森友学園問題から、今は籠池氏の長女の籠池 町浪(本名:籠池千浪)氏が園長をやってるようですね。

籠池町浪 - Enpedia

この中に、元しばき隊の菅野完から「言うことを聞かなければレイプする」「セックスさせろ」と迫られて教育勅語をやめたと書かれてますね。菅野完なだけに何の違和感もないww

森友学園の前提について

話が脱線しましたが、まずは経緯について触れる必要があります。

今一度、「籠池が、維新の会と財務省と大阪府教育局と同和利権に騙された被害者説」のストーリーについて検討してみるのもいいと思います。関電問題も同和利権絡みの案件でしたので、森友学園の関係についても今一度整理した方がいいんじゃないのかな??籠池氏の長男の書籍では出てこない部分でもありましたので。。。

上記記事の前提部分について紹介します。
【森友前提話1】まず森友学園は元々は普通の真っ当な幼稚園だった。あの理事長の若い頃を知る人たちにも驚きの声が多数上がっているように、籠池理事長も幼稚園の保父さんとして当時の園児だった人はやさしい保父さんとして籠池さんのことを認識していた模様。

【森友前提話2】森友学園はそもそも日本最初の私立幼稚園の塚本幼稚園の経営母体として高い評価を受けていた。創業者の森友寛は、地元だけでなく日本を代表する名士の一人。政財界のつながりはその代から深いことは容易です。では何故いまあんなことになってるのか?

【森友前提話3】きっかけは震災だったと言われてる。震災で心のバランスを崩した理事長の妻のほうが、それをきっかけに生長の家にはまって、娘婿の理事長ともど、右派的な政治活動も含めた活動に熱心になっていく。この震災というのは時期考えると東日本ではなく阪神大震災と思われる。

【森友前提話4】籠池夫妻は生長の家の中でも極右的なグループとの活動にどんどんはまっていくなかで、生長の家の本体のほうが教祖の代替わりで過激な右寄りの競技からかなりリベラルな方によっていって、政治的な活動も縮小していく。この頃に生長の家だけでなく、日本会議も籠池氏は辞めてるっぽい。

【森友前提話5】生長の家のリベラル化脱政治運動の流れで、極右的な政治活動をしていた人たちが生長の家を抜けていく、籠池夫婦もその中の人達だったけど、籠池夫婦はそれよりもさらに右に行ったので、そのグループや日本会議からも抜けると、嘘の日本会議の幹部肩書の名刺使ってたのもこれ以降の話。

【森友前提話6】この中で幼稚園の運営方針が、いま僕達が報道されているようなあの頭のおかしい右傾化だけでなく、体罰なども伴う教育方針にシフトしていく、あの息子が一時家を離れたのもこの時期。そして小学校設立の妄執にとらわれて、盛んに政治ロビイングをこの夫婦はするようになると。

【森友前提話7】森友学園は先代が名士で、保守系の政治家やお役所とのつながりが深いので、当然のように政治家との付き合いは沢山あったわけだけど、このあたりから森友学園からの要求の内容がおかしくなっていることに、近くでこの夫婦の振る舞いを見聞きする普通の頭している政治家は気付くわけです

【森友前提話8】森友は先代の頃は立派だったけど、いまの代はやばい、あそこは金も票もくれるけど近づいたらダメ、あそこから金はもらうなみたいな話は、どうもかなり前から大阪の保守系の政治家では、自民党でも民主党でも周知の事実だった模様。北側イッセイとか柳本卓治はその前の時代の話っぽい。

【森友前提話9】大阪の保守系の政治家が話を聞いてくれない、金ももらってくれなくなった。という風になりあの夫婦はどうしたか、大阪以外の政治家のところに行くようになると、兵庫の鴻池、東京の松原仁あたりの名前が出てくるのはそういうこと、あと大阪でも渡嘉敷みたいな地元にいない落下傘議員。

【森友前提話10】地元の保守系議員なら入ってくるやばい噂も地元にいない議員や、他の地方の人にはわからないから、そういう人に話を持っていくようになった横で、こういう危ない人達の話も聞きます、金ももらいますという保守系を標榜する政治団体が大阪で立ち上がるわけです、大阪維新の会ですね。

【森友前提話11】大阪維新の会は元々は自民党の大阪府議団の中の勉強会の一つだったけど、勉強会と言えば聞こえはいいが、実態は議員のゴルフ・麻雀・飲み会サークルで、参加者は能力・人側・素行に問題ありとされ、議会や自民党の要職を与えられてなかった、冷や飯食いの二世議員のたまり場だった。

【森友前提話12】そんな完全に日陰、窓際で、松井一郎がもって来る同和利権を廻し合うぐらいの連中に、突然降って湧いた来たのが橋下徹から差し伸べられた手だったわけです。これに松井以下、大阪維新の会の連中は見事に抱きついて、現在の栄華の道を歩むことになる。

【森友前提話13】橋下徹は当時大阪府知事として、肝入り政策だった大阪府のスリム化案が総務省にも議会にも否定され、自民党と民主党を天秤にかけたことで支持を失い、平松市長との折り合いも悪くなっていて、支持率も下がっていた中で、なんとか府庁内に自分の味方が欲しかった時期。

【森友前提話14】で、その橋下さんが目に付けたのが、大阪自民党内のゴロツキ集団・松井率いる「大阪維新の会」だったというわけです。利権屋の方向性とか、エセ保守っぽい政治家としてのキャラ立て方とか共通点も多かった中で、彼らは完全に同志化していくのに時間はかからなかったと。

【森友前提話15】最初はどうも橋下・松井は大阪維新の会を大阪府連内の最大派閥化することで、大阪の自民党を乗っ取る方向で動いていたけど失敗、結果的に大阪維新の会に参加した人達は自民党を出ていくことになる。この時の多数派工作の為に彼らがフル活用した人脈が党内のJC(青年会議所)人脈。

【森友前提話16】そして大阪維新の会という、元自民党の不良議員、青年会議所系の地方議員、政治塾系のネオリベ若手議員、そして同和利権絡みの地域名士系の人たちという人たちを中心に、大阪で勢力を拡大するわけです。そして一応保守系を謳ってるからネトウヨ仕草が好みな人たちも集まってくる。

【森友前提話17】地元の保守系政治家がちっとも話ししてくれなくなった中で、籠池夫妻にとって維新の会の出現は、維新の会の人たちにとっての橋下徹さんのように、突然舞い降りた救いの神ぐらいのもんだったかもしれない。とにかく維新の議員の多くが「森友学園の教育方針は素晴らしい」と始める。

【森友前提話18】一番最初に森友学園のアピールを維新内部や、官邸への働きかけも含めてやったのは、遠藤敬だったとも、東徹だったともいわれてるけど、この辺はよくわからない。まあただ普通なら警戒する森友学園の金と票を何も考えずに掴みに行く連中が突然大阪に現れたわけです。

【森友前提話19】籠池夫妻は嬉しかったと思う、自分たちの話を聞いてくれる、幼稚園に来て授業内容を見て絶賛してくれる、宣伝もしてくれる、官邸・総理夫人まで紹介してくれた、お金ももらってくれる。だから勘違いした「松井一郎知事は善意と好意で学園を応援してくれている」と。

【森友前提話20】維新には頭の悪いネトウヨみたいなやつもいるから、おそらく森友の教育方針に本気で感銘して応援した人もいると思う(さっきあげた遠藤敬とか)、そういう人達を見て籠池夫妻はおそらく勘違いした大阪維新の会の人たちが、真心から自分たちの学園の理念に感銘して応援してくれてると

森友寛氏は日本を代表する名士であったようです。塚本幼稚園の歴史を見ても分かると思います。籠池氏も名士から認められて、理事長への基盤を築いていったところからみても、元はエリートともいえる家系ではあったようです。

籠池泰典 お坊ちゃんから零落…「小3で実家倒産」の原点過去 | 女性自身

経歴としては、77年に関西大学を卒業し奈良県庁へ入庁。79年に森友学園創立者の娘である諄子氏(60)と結婚。現在の学園理事長への基盤を築いていったという。しかし彼の生い立ちについては、これまであまり触れられていない。

そこで本誌は彼のルーツを追うべく、出生地の香川県高松市へ向かった。駅からもほど近い海岸沿いに建つ大きなビル。そこにかつて籠池氏の実家があったという。当時の彼を知る近所の住人はこう語る。

「籠池さんのご実家は、大きな海運会社を経営していました。海運業と陸運業を同時に営んでいて、ものすごく繁盛していました。従業員もたくさんいて、とてもにぎやかでした。みんな、籠池さんの会社の船が出発する突堤周辺のことを “カゴイケ”と地名のように呼んでいました。それくらい、地元の名士でした」

いわゆる“良家のお坊ちゃん”だったという籠池氏。また一家はお金だけでなく、名声も得ていたようだ。

「籠池さんのおじい様は市会議員をされていて、親戚にも弁護士さんがいるようなエリート家系だったと聞いています。家にはお手伝いさんもいてね。ご両親はいつも高級そうな服を着ていましたし、とても紳士的で立派なご一家でした」(前出・近所の住人)

だが、そんな籠池氏の人生に転機が訪れたのは小学校3年生のときだった。

「実家の海運業が行き詰まり、倒産してしまったんです。みんな『なんで?』と口をそろえるほど突然で、一家は逃げるように兵庫県尼崎市へと引っ越して行きました。裕福な家庭から一転して零落した。小3の少年にとっては、大きな心の傷になったのではないでしょうか」(別の近所の住人)
籠池氏は理事長の地盤を築いて、上手くいってたと思いますが、バランスが崩れた原因が、阪神大震災で妻の心のバランスが崩れ、生長の家にハマっていったようです。

生長の家 - Wikipedia

きな臭いところではありますが、森友学園は先代が名士で、保守系の政治家やお役所とのつながりが深いので、当然のように政治家との付き合いは沢山あったわけだけど、このあたりから森友学園からの要求の内容がおかしくなっていることに、近くでこの夫婦の振る舞いを見聞きする普通の頭している政治家は気付くわけですね。森友は先代の頃は立派だったけど、今の代は違うということで距離を置かれてしまうわけです。

そこで、事情を知らない他の地の政治家や、大阪自民の冷や飯食いの二世議員が発祥の「大阪維新の会」といった連中にたどり着いたようです。ここに目をつけたのが、肝入り政策を否定され、支持率も下がり、味方もいないところで目につけたのが、大阪自民党内のゴロツキ集団・松井率いる「大阪維新の会」で、そこに松井の持っていた同和利権といった感じじゃないんですかねwww

自分たちの話を聞いてくれて、森友の教育方針に本気で感銘して応援してくれる「大阪維新の会」の存在が嬉しくて、そういう人達を見て籠池夫妻はおそらく勘違いした大阪維新の会の人たちが、、真心から自分たちの学園の理念に感銘して応援してくれてるといった感じに過度に期待しちゃったわけですね。だからこそ、籠池の証人喚問の以下の発言に繋がるわけですが・・・。

証人喚問関係は過去記事を紹介します。リンクのみ。

森友案件証人喚問~産経新聞記事-ぱよぱよ日記

土地について

土地の経緯について触れておきます。地歴については以下のまとめを紹介。


国有地の経緯についてWikipediaから。
森友学園問題 - Wikipedia

国有地の経緯

当該土地は1974年、伊丹空港周辺の騒音対策区域に指定され、住民から土地を順次買収、大阪航空局の行政財産となった。1989年、区域解除され、1993年、普通財産化。2009年度の大阪航空局の試掘調査でごみが見つかり、2012年までに砒素・鉛の土壌汚染、コンクリートガラが見つかった。2011年、別の学校法人大阪音楽大学が約7億円で売買交渉したが、入札価格が鑑定価格約9億円に満たず、近畿財務局と折り合わなかったとされている。
決裁文書に「本件の特殊性に鑑み」というのがありましたが、過去記事を紹介。

特殊性の意味-ぱよぱよ日記

森友学園との契約では、瑕疵があった場合は、免除特約があるので何かあったら買い主が対応することを盛り込んだ契約となります。野田中央公園の場合は、国庫補助金や交付金を14億円で瑕疵担保条項で売り主側が対応しただけの話です。森友学園に対しては瑕疵担保免除特約をつけて、8.2億安くしたわけですが、埋設物撤去費用としては、本来は14億くらいかかる可能性があることから、実質的には二束三文の土地を1.3億で契約したというのが実態とみていいと思います。

売れない曰く付きの土地であるのは明白だしね。

効いてる、効いてる的な感じなもの・・・。

てなわけで、小学校用地がほしい森友学園、さっさと手放したいややこしい土地をもっている財務省、これだけでも利害は完全に一致しているわけです。しかし土地には大量の廃棄物がある、維新の会は廃棄物処理業者の利権がっつりといったところなのでしょう。

部落産業についてはWikipediaを紹介。
部落産業 - Wikipedia

部落産業(ぶらくさんぎょう) とは、被差別部落の生業を起源とする産業や被差別部落出身者が多く従事している(と、世間一般でみなされている)産業の事で、食肉業、皮革業、葬儀業、廃棄物処理業、太鼓製造業などの産業をいう。全体的に見て、動物や人間の遺体に関連する産業が多い。しかし、今日では部落出身者全体の中ではこれらの産業に従事している人々は一握りに過ぎない。近年、これらの産業に関して、行き過ぎた優遇措置や、えせ同和行為が問題となっている。
あとはえせ同和行為も紹介。

えせ同和行為 - Wikipedia

解同となれば、関西生コンの関係もありますね。

辻元関係は以下の通り。

辻元案件整理-ぱよぱよ日記

騒動の原点は、関西の暗部そのものであって、関電もそうだけど、関西の特殊性を見落とすと、本質が見えなくなるかもしれませんね。。。