取り敢えず、今日は更新します。新型コロナだらけの状況で、特集記事を書く気にはなれませんので気が向かない場合はサボるかもです。。。

新型コロナウイルスの件

3/19の12時地点の国内状況です。

新型コロナウイルス感染症の現在の状況と厚生労働省の対応について(令和2年3月19日版)


3/20の0時地点の海外の状況です。

Coronavirus Update (Live): 229,917 Cases and 9,386 Deaths from COVID-19 Virus Outbreak - Worldometer



専門家会議の内容です。
今後の対策は地域の感染状況に応じて 政府専門家会議が提言 | NHKニュース

新型コロナウイルスの対策について話し合う政府の専門家会議が19日夜開かれ、感染が拡大している地域は自粛要請の必要性を検討し、収束に向かっている地域ではリスクの低い活動から解除を検討するなどとした提言を取りまとめました。

政府の専門家会議は19日夜、8回目の会合を開き、座長を務める国立感染症研究所の脇田隆字所長らが出席し提言を取りまとめました。

この中で現在の状況について引き続き持ちこたえているものの、感染源のわからない患者が継続的に増加する地域が全国に拡大すれば、どこかで「オーバーシュート」と呼ばれる爆発的な感染拡大を伴う大規模流行につながりかねないなどとする見解が示されました。

そのうえで今後の対策は、地域の感染状況に応じて進めていく必要があるとしています。

具体的には感染が拡大傾向にある地域は、緊急事態宣言や一律の自粛要請の必要性について適切に検討し、感染が収束に向かい始めている地域などは、リスクの低い活動から徐々に解除を検討することになるとしています。

一方、感染が確認されていない地域では、学校の活動や屋外でのスポーツ観戦、それに文化・芸術施設の利用などで、リスクの低い活動から実施してほしいとしています。

政府は専門家会議の提言を基に、イベントの自粛や学校の休校の要請に関する今後の対応を検討することにしています。
厚生労働省の専門家会議の資料です。

・「新型コロナウイルス感染症対策の状況分析・提言」
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000610566.pdf

今のところ、欧州からの帰国者の感染もあって、感染者の総数は増加の傾向は示していないが、減少の様子もなく、まだ経過観察が必要といった判断ともいえます。とはいえ、増加はしておらず、一連の対策は上手くいってると考えられます。

以下の3つの基本戦略は重要です。

①クラスター(患者集団)の早期発見・早期対応
②患者の早期診断・重症者への集中治療の充実と医療提供体制の確保
③市民の行動変容

専門家会議の資料にも、「世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は、2020 年3月13日の事務局長のステートメントにおいて、日本が「クラスター(患者集団)の早期発見・早期対応」という戦略をとって様々な取組を進めてきたことを高く評価しています」とありますし、戦略としては正しいと思います。この事務局長は批判されやすいけど、そこまで言ってることは間違ってはいないんですよ。

この推移を見れば明白でしょう。何を避けないといけないかも含めてね。



少し長めの記事ですが、専門家の対策について関心のある方は、以下の記事は参考になると思います。

現状の対策については、クラスター潰しに徹底しており、クラスターの発生要因として考えられるのが、大規模イベントや学校、あとは病院などの施設となります。そして、子どもは無症状感染者の可能性が高く、このウイルスの特性として一番厄介なのが、接触感染による同居者への感染が著しく強い傾向を持っていることに尽きます。感染源のわからない患者が継続的に増加する地域が拡大すれば、「オーバーシュート」といわれる欧州の状況になる可能性が高いです。学校は長めの春休みでいいと思います。

とにかく「換気が悪く、多くの人が密集し、間近で会話や発声をする場面が同時に重なる場をできるかぎり避ける」、とにかく手洗いを徹底することが大事です。

不安を煽るような行為には振り回されず冷静に対応すること、公的機関の情報は正確で、内容も適切でありますので、テレビやネットなどの根拠のない情報には振り回されないことと、気にするならそういった情報は見ないことも重要です。

経済的な問題については、今はとにかく凌ぐことが重要であって、一次資料のない報道については振り回されないことも大事ですし、この時期に不安を煽るような連中は、国賊と決めつけていいです。現状は限りなく有事に近い状態ですし、こういうときに結束出来ないのであれば、日本を取り戻すホントの戦いには勝てないと思います。その点では、今回の新型コロナウイルスとの戦いは、今後において重要な鍵となってきます。

令和元年度海外対日世論調査について

外務省の海外対日世論調査についてです。

令和元年度海外対日世論調査|外務省

概要を紹介します。

1 米国
対日関係については、一般で良好が63%、有識者で67%、良くないと答えたのは数%程度で、信頼関係も極めて高いといった感じで、いい関係にあると思います。元々悪いとは思ってませんが、2015年の米議会演説は結構大きかったと思います。

平成27年4月29日 米国連邦議会上下両院合同会議における安倍内閣総理大臣演説 | 首相官邸ホームページ

アジアにおけるパートナーというのが興味深いところではありますが、一般も有識者も中国や韓国が高い位置にあるということです。

地域における日本の役割においては、アジア太平洋地域の平和と安全のために緊密に協力すべきというのが殆どで、より積極的な役割を果たしていくべきという内容が、殆どの意見であるというのがポイントです。これはアメリカだけではないけど、日本が憲法改正して、ホントの意味での積極的平和主義に取り組んでほしいのが本音ともいえます。

日米経済関係をより深化させるために,日本が特に進めるべきと考える政策は、「貿易・投資分野での協力の促進」との回答が最も多く97%,その次に「クリーンエネルギーや高速鉄道などの技術協力などの促進」が90%,さらに「シェールガス等の資源開発での協力」が61%の結果からも、日本からの積極的な投資、協力を求めてることが分かると思います。

2 ASEAN

対日関係、信頼関係は93%とかなり高い水準です。戦後70年の日本の平和国家としての歩みについても評価されており、日本の役割や支援についても、高い評価を受けていることは分かると思います。G20諸国の中で,今後重要なパートナーとなる国においても、日本がトップといったところで、中国もそうだけど、韓国も高い水準にあることが重要です。

3 モンゴル

モンゴルにおいても、対日関係と信頼関係は高い水準にあるともいえます。相撲などの交流もあるし、関係自体はいいとは思います。白鵬の相撲はさておきwww

平和国家の取り組みも一定の評価を得ており、留学先についてもそうだし、日本の支援は役立ってるという評価で、重要なパートナーにおいても、ロシアの次ということで、日本の取組みは評価されてると思います。

4 豪州
対日関係、信頼関係、平和国家の取り組みも評価されております。日本の経済における役割については、オーストラリアは62%と比較的低めの数字となっております。物足りなさについてはあるのかなと思う数字ですね。国際社会の平和と安定に積極的に貢献については高い数字があることからも、もっと積極的に動いて欲しいようにも思います。重要なパートナーも4位だし、この数字も納得って感じです。個人的に・・・。

5 インド
対日関係、信頼関係、平和国家としての取り組みについては、かなり高い水準にあるし、日本の役割や支援についても極めて高い水準です。今後の重要なパートナーを見ても、日本が1位ですし、インドの日本に対する評価は素晴らしいと思います。

だからこそ、自由で開かれたインド太平洋を進めて欲しいし、今後においても、インドは重要な国になってくると思います。

6 アフリカ3か国(ケニア,コートジボワール,南アフリカ)
アフリカ3カ国も基本的に同様の傾向を示しております。TICADについては周知されていないいところが残念な部分でもあります。TICADについて簡単に・・・。

アフリカ開発会議(TICAD)|外務省

第7回アフリカ開発会議(TICAD7) | 外務省

ここらへんは、機会があれば調べておきます。アフリカ関係は調べきれてないしね(汗)