報ステの件です。
「誤爆犠牲者から見れば、有志連合空爆もテロだ」  報ステ・古舘氏の問題提起に異論も噴出
「誤爆の犠牲になった人たちから見れば、有志連合による空爆もテロに当たる」。テレ朝系「報道ステーション」の古舘伊知郎キャスター(60)がこう問題提起したことが、ネット上で議論を呼んでいる。
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ダライラマ、パリ同時多発テロでコメント「神に祈っても問題は解決しない」
先週末、フランスのパリで発生した同時多発テロは、各方面に大きな衝撃を与える状況となっているが、仏教の宗教指導者となるダライ・ラマ(Dalai Lama)がこの問題に対して、非常に現実的なコメントを行ったことが関心を集めている。
この発言は、ドイツ国営放送局のDeutsche Welleのインタビューに応じたものとなる。
一部を要約するとこうなる。
人々は平和を欲しているが、テロリストは近視眼的であり、それ故に彼らは自爆テロを行う。我々は、祈るだけではこの問題は解決できない。私は仏教徒であり、信仰を信じている。
問題を作り出したのは人間なのにも関わらず、問題の解決を神に委ねることは論理的なこととは言えない。
神ならばこういうかもしれない「問題を作り出したのは人間なのだから、自分たちで解決しなさい」と。

空爆の誤爆がテロに当たるというのは間違ってはいないとは思いますが、ISILを野放しにしていいのかといったら別の問題で、安全圏で空虚な言葉を並べたところで何の解決もしませんし、この内容が議論を呼んでいるというのも無責任な話だと思います。ダライ・ラマ氏の発言の方が的を得ているし、古館氏の発言の薄っぺらさがよく分かります(笑)
報復の空爆によってISILとかいうただのテロリストが片付いて解決とかいうほど生易しい問題ではありませんし、ISILを潰したところで次のISILが生まれるだけの話ですので、解決することが無理といった可能性を踏まえた対応も必要だと思います。難民問題にしても、難民を受け入れればいいわけではなく、難民の発生する根源を取り除かない限りは、難民問題は解決しませんし、難民問題の原因は欧米が作ったわけですし、そもそものISILが出来た原因についても同じなわけで、それを踏まえた対応が必要になるでしょう。

ここで報ステというか日本のメディア全体にいえるのですが、未だに「イスラム国」とかいう表現を使ってることが問題で、国でもなければイスラムを騙るテロ組織でしかなく、イスラム教への偏見を煽ってるだけだと思います。ISILに加担するような報道姿勢など、ISILの思う壺であって実態より過剰に大きい組織のように思わせるわけで、こういったメディアの姿勢もテロリストに加担しているわけで、更に言えば、何でも安倍首相のせいにしたがる連中がいるなど、そういう危険性もあるでしょう。なんでも官邸団が暴れまわっていましたし、テロ予備軍であれば、日本国内にも30万人以上はいるわけですがね(笑)

国内だけでいえば、イスラム過激派と称されるテロリストの被害の可能性は低いと思いますが、日本でやらかす可能性が高いのは、「オウム真理教」「極左暴力集団」「日本共産党」「在日韓国朝鮮人」「中国共産党関係者ならびに人民解放軍関連」に尽きるけどねw

こっちの対策は粛々とするとして、ISILの件で憎しみを増幅させ世界が報復への道へと導くのか、憎悪の応酬に終止符を打つかという重要な局面だと思います。