小池劇場戦術雑感
最近選挙モードなので選挙関係が多いです。それ以外に取り上げる必要のあるニュースもないし、素直に選挙祭りとでもいっておきましょうかねww
まずは希望の党の1次公認候補についてです。
個人的にそこまで候補者そのものに重要な要素はないと思います。俯瞰してみてみると、民進党の議員や新人候補あたりが殆どで、ホントの独自候補はそこまで多くないように見受けられます。公示まで残り1週間を切っており、準備などを考えると間に合わないと思いますので、2次候補以降については当初から決めているメンバーがメインになると思われます。2次候補を公認後に準備は間に合わないし、大方選別は終わらせているものと考えます。
ここで小池サイドの戦術について考えてみます。ここで小坪市議の記事を紹介します。
【希望の弱点】小池戦術の解析と対策。メディア戦略と、その限界【時代を読む人はシェア】 | 小坪しんやのHP~行橋市議会議員
戦術面において実に分かりやすいと思います。破綻しているように見えて、戦略面においては整合性があるという認識でいます。
空中戦の浮動票と連合の組織票がメインで、ネット層は完全に切り捨てているし、保守界隈をターゲットとして除外しており、自民党の票田を荒らさないような形で票を集めること(自民党に入らない票の分断)に徹底しております。空中戦の布石としては、都知事選から始まってるのは明白で、自民都連との戦いということで、反自民ということでマスゴミを引きつけております。布石そのものはそれ以前かもね。自民都連と戦うストーリーで自民党との対立の構図を作ることが重要なポイント。基本的には対立軸を作り、空中戦でメディア出身者の目線として、仮想敵を作り出すという勧善懲悪という手法で、メディアの喜びそうな情報を断続的に作り出すことがポイントとなります。
ここらへんは空中戦の基本で、内容はとにかく注目を浴びる手法を取り続けることで、常に注目を浴びて、メディアの報道価値を高めることに意味があります。そういう意味では、中身のないものをあるように見せかけるというか、ただのゴミ集めしかしてないのに、ゴミに色付け出来るだけのものを見せることが出来るというのが、メディアに関わっていた人の持ってる武器を活かしてる部分ともいえます。
個人的に面白いと感じてる部分として、誤算としては、前バタドルジさん関係かもしれないです。党内左派の分断に小池氏を利用するという手を取ってきたことで、軌道修正が必要になったともいえます。
個人的に前バタドルジさんの発言は党内の反対勢力対策とも言えるわけで、連合としても、総評と同盟の内部闘争であって、一枚岩ではないとも言えるわけですね。そういう意味では、以下のニュースも別の意味が出てきます。
実質的に連合は分断したともいえるが、連合の目線でいえば、飲める踏み絵を踏ませてるともいえるし、一定の配慮も感じてるようにも思います。総評と同盟で考えると、一致点は少なくないかとwww
ここで当初の小池氏の想定した議席数は、公明党と同じ程度の議席を目標にしており、公明党の代わりの存在を作ろうとしていたと考える方が符号に合う部分ってあるんだよね。小池氏にとっては、公明党を切り崩して公明党と同じ議席を作ることを想定しており、しがらみの話も公明党に向けたメッセージと考えた方が自然だと思います。
小池百合子、ガチンコファイトの次の標的は公明党!? | 情報戦の裏側 | ダイヤモンド・オンライン
都議選のホントの意味はキャスティングボード争いであったわけですが、ここはクリアしたわけですね。果たしてどうなるんだかwww
まずは希望の党の1次公認候補についてです。
希望の党の1次公認候補【17衆院選】:時事ドットコム
希望の党は3日、衆院選の1次公認候補192人を発表した。内訳は選挙区191人、比例代表単独1人。候補者は次の通り。(敬称略、前=前職、元=元職、新=新人、☆は民進党からの出馬を予定していた候補で、希望の党の設立時のメンバーを除く)
個人的にそこまで候補者そのものに重要な要素はないと思います。俯瞰してみてみると、民進党の議員や新人候補あたりが殆どで、ホントの独自候補はそこまで多くないように見受けられます。公示まで残り1週間を切っており、準備などを考えると間に合わないと思いますので、2次候補以降については当初から決めているメンバーがメインになると思われます。2次候補を公認後に準備は間に合わないし、大方選別は終わらせているものと考えます。
ここで小池サイドの戦術について考えてみます。ここで小坪市議の記事を紹介します。
【希望の弱点】小池戦術の解析と対策。メディア戦略と、その限界【時代を読む人はシェア】 | 小坪しんやのHP~行橋市議会議員
戦術面において実に分かりやすいと思います。破綻しているように見えて、戦略面においては整合性があるという認識でいます。
空中戦の浮動票と連合の組織票がメインで、ネット層は完全に切り捨てているし、保守界隈をターゲットとして除外しており、自民党の票田を荒らさないような形で票を集めること(自民党に入らない票の分断)に徹底しております。空中戦の布石としては、都知事選から始まってるのは明白で、自民都連との戦いということで、反自民ということでマスゴミを引きつけております。布石そのものはそれ以前かもね。自民都連と戦うストーリーで自民党との対立の構図を作ることが重要なポイント。基本的には対立軸を作り、空中戦でメディア出身者の目線として、仮想敵を作り出すという勧善懲悪という手法で、メディアの喜びそうな情報を断続的に作り出すことがポイントとなります。
ここらへんは空中戦の基本で、内容はとにかく注目を浴びる手法を取り続けることで、常に注目を浴びて、メディアの報道価値を高めることに意味があります。そういう意味では、中身のないものをあるように見せかけるというか、ただのゴミ集めしかしてないのに、ゴミに色付け出来るだけのものを見せることが出来るというのが、メディアに関わっていた人の持ってる武器を活かしてる部分ともいえます。
個人的に面白いと感じてる部分として、誤算としては、前バタドルジさん関係かもしれないです。党内左派の分断に小池氏を利用するという手を取ってきたことで、軌道修正が必要になったともいえます。
前原氏、民進分裂は「全て想定内」 :日本経済新聞
民進党の前原誠司代表は3日、同党が希望の党と立憲民主党に分裂したことに関し「全てが想定内だ。政権交代可能な状況をつくらないといけない。自分の判断は正しかった」と述べた。党本部で記者団に語った。
前原氏はこれに先立ち、藤井裕久元財務相や輿石東元参院副議長ら民進党のOB・OG会メンバーを集め、党が3分裂した経緯を説明。出席者によると、前原氏は安倍政権の打倒に向け「とにかく結果を出す」と強調し「それぞれ民進党出身の候補者を応援してもらって構わない」と語った。
藤井氏は「それぞれ安倍政権打倒の目標は同じだ。みんな応援する」と前原氏に伝えた。「参院のドン」と呼ばれ旧民主党政権時代は党内融和に腐心した輿石氏は「もう終わったことだ」とぼやきながら会場を後にした。
個人的に前バタドルジさんの発言は党内の反対勢力対策とも言えるわけで、連合としても、総評と同盟の内部闘争であって、一枚岩ではないとも言えるわけですね。そういう意味では、以下のニュースも別の意味が出てきます。
連合、希望を支援せず 政党本位の支持見送り :日本経済新聞
民進党最大の支持団体である連合は、衆院選で特定の政党とは政策協定は結ばず、民進党出身者を個別に支援する方針だ。新党「希望の党」は政党としては支持しないが、民進党からの合流組を中心に支援する。細野豪志元環境相ら民進党を飛び出し、希望に加わった前議員への支援は見送る。無所属で出馬する民進党出身者は支援する。
民進党前議員は希望への合流組と、リベラル系中心の新党「立憲民主党」、野田佳彦前首相ら無所属出馬組に分かれた。こうした状況を踏まえ、政党本位ではなく候補者ごとの支援という異例の判断となった。
実質的に連合は分断したともいえるが、連合の目線でいえば、飲める踏み絵を踏ませてるともいえるし、一定の配慮も感じてるようにも思います。総評と同盟で考えると、一致点は少なくないかとwww
ここで当初の小池氏の想定した議席数は、公明党と同じ程度の議席を目標にしており、公明党の代わりの存在を作ろうとしていたと考える方が符号に合う部分ってあるんだよね。小池氏にとっては、公明党を切り崩して公明党と同じ議席を作ることを想定しており、しがらみの話も公明党に向けたメッセージと考えた方が自然だと思います。
小池百合子、ガチンコファイトの次の標的は公明党!? | 情報戦の裏側 | ダイヤモンド・オンライン
都議選のホントの意味はキャスティングボード争いであったわけですが、ここはクリアしたわけですね。果たしてどうなるんだかwww