衆院選まで残り1週間。そして最初で最後の週末ということで、天気の悪い中、激しい選挙戦が繰り広げられております。来週の日曜には全てが分かるかと思いますので、出来る限り、日本国民にとっていい結果になることを願っております。今回はフリートーク気味www

まずは朝日新聞の情勢調査の件から。
自公、300議席うかがう勢い 朝日新聞情勢調査 - 2017衆議院選挙(衆院選):朝日新聞デジタル

22日投開票の衆院選について、朝日新聞社が実施していた電話調査が13日終わり、全国約8万8千人の有権者からの回答に全国の取材網の情報を加え、選挙戦序盤の情勢について全容を分析した。現時点では①自民党と公明党を合わせた与党で300議席をうかがう勢い②希望の党は、東京で候補者を立てた23すべての選挙区で先行を許す――などの情勢になっている。


自民党を油断させる結果ともいえるし、ここまで自民党が圧勝するなら、投票しなくていいやという感じで、有権者を投票所から遠ざけようとしているように思います。

ここで安倍首相と2F氏のお言葉。



開票結果が出るまでは決して油断は大敵ですし、どんな報道がされたとしても、最後の1秒まで必死に闘うべきです。同じ自民党から出馬した仲間のためにも、落選者が1人も出ないように心がけるのは当然の話だと思います。一票は大事だし、自民党を応援する人にとっても、自民党が勝ちすぎるから他の党とか比例は別の党にという層を如何に減らすかも重要になると思います。

自民党が緩んでるとかいう声って??一番メディアの目が厳しく、ちょっとした問題でも容赦なく叩かれる状況で緩んでるとかふざけたことを言ってるようであれば、こういった人たちこそが選挙を真っ先に棄権すべきだと思うんだけどねwww自民党にお灸据えるのはいいとしても、代わりに犯罪者とか国益にそぐわない連中、無能な連中に投票する行為など、ハッキリいって政治を冒涜しているとしか思えないんだけどなぁwwwこういった輩がいるから、政治が育たずに劣化していく根本的な原因であることに気付いて欲しいです。

そういう意味でも、安倍首相のコトバも2F氏の通達も選挙を戦う上で当然のことだと思うし、2F氏の優秀さは改めてよく分かるし、自民党の左派の立ち位置の人でも、2F氏や谷垣氏はかなり優秀な議員だと思います。河野太郎氏も同じですかね。パフォーマンスや批判のための批判をすることが自民党のためになるとは全く思いませんし、寧ろ害悪でしかないといえます。


前提として、政治家を育てるのは有権者であって、有権者が正しい判断をして初めて、政治家は評価されることになります。政治家が劣化していると嘆くのであれば、どのようにして有権者が動くべきか??これは選挙だけではなく、日常の陳情でも意見でも官邸メールでも何でもいいので、有権者としての意見を何らかの方法で発信することだと思います。

三権分立において、日本では、国家の立法権は国会、行政権は内閣、司法権は裁判所がそれぞれ行使しております。選挙に関わる部分は国会・内閣、司法権は最高裁裁判官の国民審査という方法になりますが、これだけでは全ては機能しません。投票の意思は当然として、それ以外でも出来ることはあるので、意見を発信することが重要ともいえます。立法や行政については、選挙を通じて一定の効果はありますが、司法については野放しになってるのも現状です。司法関係者として弁護士・検事・裁判官がいますが、司法のチェックは機能しておらず、現実的に取れる方法が少ないというのが実情ともいえます。弁護士への意思表示は、巷間で騒がれてる懲戒請求、検事は法務大臣の判断となりますが、裁判官については、憲法の78条の記載の通りですが、身分について一定の保障がされております。
日本国憲法第78条 - Wikipedia

第七十八条
裁判官は、裁判により、心身の故障のために職務を執ることができないと決定された場合を除いては、公の弾劾によらなければ罷免されない。裁判官の懲戒処分は、行政機関がこれを行ふことはできない。

裁判官は「クビ」にならない!? 女性に無理矢理キスしても「戒告」で済む理由とは? - 弁護士ドットコム

裁判官は法の番人であるからこそ、特別の身分保障が与えられているのが現状ですので、弁護士会への懲戒請求による弁護士法改正の実現も重要ですが、裁判官についても、裁判所法改正の必要はあると思います。最高裁は一定のレベルでは機能はしておりますが、国民審査が機能していない現状からしても、裁判所法についての議論も避けられないと思います。有権者が感情ではなく、ホントの意味での民意を伝える場所は大事だと思います。政治のバランスにおいて、三権分立の本来あるべき姿というのは、多くの人がマトモな意思を伝えて、それが汲み取れるようになることが、将来に繋がるものだと思います。


当然のことですが、現状としてはメディアとして正しく機能はしていないと大半の人が思ってると思います。正しい情報が入らないから誤った判断を下す。あとは感情任せで冷静に物事を見れずに謝った判断を下す。ここらへんは民主主義の弱点でもあり、ここをどのように補完するべきかというのも重要なポイントとなります。

基本的にはトランキーロということで、出来るだけ「確度の高い情報から冷静に判断する」ということが重要になるのではないのでしょうかね??冷静に判断する上で、出来る限り客観視して、不安な情報などに鮮動されないということが重要ですし、物事の本質を見る力も必要になると思います。難しい部分ではありますが、巷間で溢れてる情報の大半がノイズに過ぎず、必要な情報の精査は結構難しいと思うし、情報戦も重要な要素となります。行動の意味と成果を見極める必要があるし、情報の取捨選択についてはそれが全てなわけですね。普通に考えてあり得ない行動を前提に判断すると、トンデモ判断に繋がるともいえます。ここらへんは、所謂保守界隈でも、今回の衆院選でも言える話で、失笑レベルのネタも提供してくれたし、相手の本質を見誤ると、別の物語が描かれてくるものです。


結論としては、有権者の意識レベル以上の政治家は出てこないです。くだらないことを判断材料にしている限り、政治家は育つような環境にはならない。このような状況で公募して集まる人材というのは、基本的に質の低い人間が多くなるのは必然の話ともいえます。だからこそ、パフォーマンスが優先されるともいえます。こういった状況だと、民間だろうが民団だろうが質の確保は出来ないだろうねwww選挙も有権者が真っ当な判断を下すことが大事だし、自民が勝ちすぎるから、他の政党に投票とかいうふざけたことをやってる限りは、妙なバランスにしかならないような気がしますwww