まずは自民都連関係の件です。
自民都連、「財布」取られ…知事との対決姿勢が鮮明

自民党の東京都連は、知事選で小池知事を応援した7人の区議会議員を除名処分にしました。厳しい態度に出る一方で、自民党内には小池知事が今回の処分を逆手に取って来年の都議会選挙に向けて新党を立ち上げ、全面対決に臨むのではないかという危機感も漂っています。

(政治部・中丸徹記者報告)
小池知事の人気を横目につかず離れずの距離感を保ってきた自民党ですが、だんだんと小池知事との対決姿勢が浮き彫りになってきました。
自民党東京都連所属・萩生田官房副長官:「丁寧に手続きを進めてきたにもかかわらず、7区議会議員側がそうした配慮を聞く耳を持たずにこのような結論に至った」
処分の背景には、オリンピックの会場問題で望んだ成果を出せなかった小池知事が、今度は東京都の「政党復活予算の廃止」を打ち出したことにありました。毎年、約200億円、都議会議員の要望をかなえるために用意されていた予算の使い道を“知事主導”で決めていくことにしました。いわば“財布”を取り上げられた東京都連はもう我慢できないということで、7人の区議の除名処分に踏み切ることになりました。来年の都議会議員選挙をにらんで、小池新党の立ち上げも含めて知事側に大義名分を与えてしまった格好ですが、もはやお互いに都議選での対決も織り込み済みで、後戻りできない状況になってきました。

自民都連が知事選で小池知事を応援した7人の区議会議員を除名処分したとのことです。個人的にはどっちもどっちという印象しかないですね。政治というのは利権で動く部分もあるので、東京都の「政党復活予算の廃止」というのは死活問題というのもあったのでしょう。オリンピックの会場問題については、議論をすることで会場問題をクリアにすることが目的であって、妥当な内容であるかというのが論点であるわけで、結果はそこまで重要ではありません。これは豊洲市場の件も同じだと思います。それだけ説明不足もあるし、それだけの疑惑もあったのも事実で、その点について検証が必要な状況であっただけの話だと思います。

小池新党関係については、以前のエントリを紹介します。
衆院補欠選挙と小池新党と高江

一応、小池新党についても取り上げておきます。基本的には小池都知事に関する動きについては、地方議会のお掃除というのが目的でしょう。福岡の衆院の補欠選挙の構図も、県連とそれ以外であって、都知事選挙と近い部分はあるかと・・・。小池氏も自民都連と戦ったわけで、官邸と連動していると見ていいと思います。そういった状況で新党を作る必要性もないし、実際に新党を作っても、来年の都議選まで時間的に間に合わないと思います。数人候補を当選させたところで、議会においては議席の数が重要であって、議席のない政党の主張の内容など、そこまでの価値はありません。正しい主張をすればいいという考えというのも、ただの現実逃避に過ぎないのでwwあとは、小池新党を作って都議選を戦って結果が出せなければ、小池都知事がレームダックに陥る可能性は高いわけで、政治的センスがあれば、こういった選択は行わないと思います。あくまで小池氏の政治生命は自身の選択次第と思います。別件での外患罪カードもある状況ですので、都民ファーストに徹してほしいと思います。

7人の侍かは知りませんが、世論として自民都連に対して支持する人たちは限られたマニアの方々くらいで、自民都連を正攻法で軌道修正するというのが、自民党としてベストの方法だと思います。このままだと、共産党と協力した大阪自民党と同じ轍を踏むことにもなりかねないわけで、内田茂を切らないと後の禍にしかならないと思います。

7人の侍にしても、自民都連も同じレベルでしかなく、互いに少しでも譲歩していれば、こういった馬鹿げた事態は避けられたと思います。因みに小池新党を作ったところで、都議会でキャスティング・ボートを握るだけの議席が獲得出来るかも微妙なレベルと思われます。議会は大義名分ではなく、議席にあるわけですなwwそして、都議会を実質握ってるのは創価学会にあるという構図も重要になります。選挙は基本的に組織票に尽きるわけで、地方議員選は投票率が低くなりますので、組織票の役割が限りなく大きくなります。元々は、7人の侍という人たちは、当選のボーダーラインの議員なわけで、来年に都議選という状況において、自民都連にとって、切り捨てやすい状況にあったからこそ、小池新党という幻想に乗っかりたかったといったという部分もあったとは思います。小池新党というのが時間的に間に合わない状況で、小池新党の立ち上げというのが賢い選択なのかとは思いますがね。実質、小池塾は炎上して不評なようですのでww日韓ヒュンダイの記事を紹介しときますww


現状を見る限り、小池氏の力量や人を見る目のなさが見えてる状況もあって、そういった部分も、今回の除名処分の背景にあると思います。こんな状況だしね。


小池氏の政治生命は自身の選択次第ではあるのですが、今の状況は少し危険な部分もあって、何かもどかしさを感じる部分もありますね。。。


続いてはリンク紹介のコーナー。



R4の即時ブーメランww

【安倍晋三首相vs蓮舫代表(1)】首相「IR法案の提案者には蓮舫氏の側近も参加」 蓮舫氏「議連最高顧問は安倍総理だった」

【安倍晋三首相VS蓮舫代表(2)】 「総理のその答えない力、逃げる力、ごまかす力、まさに神っています」