五輪とコロナ以外のニュースが少なくなりましたね。クソ暑いしいまいちやる気がないのもありますが、何かと書く気力もなく、手短に済ませたいと思っております、ハイ。


外交専門誌『外交』Vol.68の発行について

外交専門誌『外交』Vol.68の発行されましたので紹介します。


外交専門誌『外交』Vol.68の発行|外務省


目次は以下となります。


Vol.68 Jul./Aug. 2021 | 外交WEB



今回のメインテーマは「経済安全保障」となります。「経済安全保障」の定義については、最近のトレンドは軍事力の行使はリスクが大きく、経済も安全保障の脅威になり得るといった感じで、情報通信、エネルギー、交通・海上物流、金融、医療の五分野あたりが分かりやすいのですが、これらのチョークポイントを崩されたら、国民の生活にも関わる問題であって、場合によっては軍事力の行使よりも脅威になるわけです。


関連記事や資料を適当に・・・。


経済安全保障特集ページ | 公安調査庁


あらゆる分野が入りますが、基本的な考え方は通常の安全保障と同じとなります。経済安全保障の一番の問題点は、経済界は安全保障とは切り離すという考えが蔓延しており、経済界に安全保障をきちんと理解している企業が多くない点ともいえます。機密情報としての価値を理解していなければ、その情報は機密ではなくなりますし、経済界にも安全保障の考え方を共有する必要があるのですが、商売人だと国家意識などはない場合が多いので、割と浸透させるには難しい部分もあったりもします。恐らく、情報セキュリティはザルではありますが取り組みはされてますが、プラスアルファで経済安全保障も企業研修項目に入れたほうがいいように思います。


横浜市長選について

記事を紹介します。

横浜市長選の件です。告示が8日のため何人出馬するかは不明ですが、場合によっては再選挙の可能性もあるといった状況となります。


横浜市長選は稀にみる大混戦に 衆院総選挙や参院選も絡んだ「神奈川政争」の行方は(大濱崎卓真) - 個人 - Yahoo!ニュース


今の所は以下の候補が出馬を予定しているようです。


太田 正孝 75 横浜市議

小此木八郎 56 前国家公安委員長

郷原 信郎 66 弁護士

田中 康夫 65 元長野県知事、元参院議員

坪倉 良和 70 水産仲卸会社社長

林 文子  75 横浜市長

福田 峰之 57 元衆院議員

藤村 晃子 48 動物愛護団体代表理事

松沢 成文 63 参院議員、前神奈川県知事

山中 竹春 48 元横浜市立大教授


有効投票の総数の1/4を得票しないといけないことから、候補者が多いことからも、再選挙の可能性も高いようです。


第九十五条 衆議院(比例代表選出)議員又は参議院(比例代表選出)議員の選挙以外の選挙においては、有効投票の最多数を得た者をもつて当選人とする。ただし、次の各号の区分による得票がなければならない。


一 〜 三 省略

四 地方公共団体の長の選挙 有効投票の総数の四分の一以上の得票


横浜市民としてはある意味地獄とも言える状況ですが、個人的には現職の林氏か、小此木氏が素直に25%を得票するのがマシというか、あとは地獄行きの予感しかないですがwwwとはいっても、再選挙を想定して、今秋の衆院選を視野に入れた売名行為を目的とした候補もいるので、ここらへんは何とも言えないです。


小此木八郎氏の事務所が7月29日付のタウン誌に出した、菅義偉首相が「全面的かつ全力で応援する」と述べたと記載された意見広告となりますが、ここは素直に小此木氏の当選がいろんな意味でまとまりそうな気がします。IR誘致については賛否両論ですが、横浜市には必要ないというのは事実でしょう。




野党統一候補についてはこんなのが出てました。

これについては怪文書の可能性もありえますので、こういった内容が出たのであれば、山中氏もきちんとした説明責任が行われるとは思います。最もここらへんが曖昧でも、野党統一候補という名目であれば、どんな疑惑があっても投票する人もいるでしょうし、自民党としても、小此木氏を本命にしても、現職の林氏にしても、大敗にはならないでしょうし、IR誘致の反対は賛同が得やすいことからも、IR反対派の票を小此木氏が取れればいいのですが、IR反対派と小此木氏の相性はよくない部分もありますので、それなりに厳しい戦いが予想されます。現職の林氏も存在感はありませんが、ここまでカオスな選挙になれば、現状よりは悪くはならないという意味では有力な候補であるのはありますし、何とかこの選挙は乗り切って欲しいところです。