戦後の清算についてです。今回も短めです。

以前にも書いたことがあるんだけど、歴史の時間軸で考えた場合、第二次世界大戦の戦後という概念がまやかしに過ぎず、ここを一つの区切りとすることが一番のミスリードなわけです。第二次世界大戦をどのような戦争であったかといえば、社会主義と共産主義の教条主義戦争といった一面があったわけです。

共産主義の戦争責任を問う

そういう意味では、第二次世界大戦は共産主義の勝利に終わったともいえます。戦争の勝利条件というのは、目的を果たしたか否かですよ。そういう意味では、第二次世界大戦の勝者はソ連と中共なわけです。その中に朝鮮戦争も入ったりもするけどね。ここらへんは倉山満氏の見解が合ってるように思います。このシリーズは必見です。

第二次世界大戦の勝者は誰だったのか?(1)―中華民国の場合 | 倉山満公式サイト

第二次世界大戦の勝者は誰だったのか?(2)―大日本帝国の場合 | 倉山満公式サイト

第二次世界大戦の勝者は誰だったのか?(3)―ドイツの場合 | 倉山満公式サイト

第二次世界大戦の勝者は誰だったのか?(4)―フランスの場合 | 倉山満公式サイト

第二次世界大戦の勝者は誰だったのか?(5)―大英帝国の場合 | 倉山満公式サイト

第二次世界大戦の勝者は誰だったのか?(6)―アメリカの場合 | 倉山満公式サイト

第二次世界大戦の勝者は誰だったのか?(7)―ソ連の場合 | 倉山満公式サイト

第二次世界大戦の勝者は誰だったのか?(完)―中華人民共和国の場合 | 倉山満公式サイト

これらを踏まえて考えて、誰が勝者であったかというのは見えてくると思います。これを軸で考えた場合、第二次世界大戦の清算は終わっておらず、この区切りはまだついていないというのが現在の状況とも言えます。本質を見ないで物事を解決しようとしても、新たなミスリードを招くわけで、ホントの意味での戦後の清算というのを考える必要があります。第二次世界大戦当時の日米の状況は共産主義が浸透してたともいえます。


日本の話になりますが、1945年は玉音放送の日という一つの区切りであって、第二次世界大戦の終わりではないわけです。それを踏まえて、8月15日を思い出して欲しいです。

過去記事を紹介します。
8月15日

感情の赴くままに問題を起こしたり、仲間同士で排斥したり、時局を混乱させたりして、道を外し、世界からの信用を失うことは、私が最も戒めたいことだ。

国がひとつとなって家族のように団結し、日本の不滅を信じ、責任は重く、道は遠いことを心に留め、総力を将来の建設のために傾け、道義を大切にし、固くその考えを守り、国体の本質を奮い立たせ、世界の流れから遅れないようにしなさい。

あなた方臣民は、これらが私の意志だと思い、実現してほしい。

ここらへんは特に噛みしめるべきです。未来に託した思いはここにあると思います。現在の状況からして、口語訳の玉音放送の本質を理解しているのでしょうか??国体の本質って、志位的解釈の憲法9条なのでしょうかね(棒)「感情の赴くままに問題を起こしたり、仲間同士で排斥したり、時局を混乱させたりして、道を外し、世界からの信用を失うことは、私が最も戒めたいこと」と言ってます。この意味を理解して欲しいです。。。

書いてもキリがないのでいいとして、玉音放送は日本にとっての再スタートであって、新たな戦いの布石なわけです。そしてソ連の崩壊による冷戦の終了というのも、ミッシングリンクとも言えるのですが、共産主義の観点でいえば、ソ連の崩壊→中共の台頭という感じで共産主義の物語としては継続してるわけです。

アメリカ陰謀論の類も上等ですが、現在のアメリカの状況を考えて、特亜に侵食されている状況からして、これもアメリカの陰謀とでも言いたいのでしょうかwww第二次世界大戦の一つの結果として、大東亜帝国の役割をアメリカに求められてる(日本国憲法のペナルティ込み)わけで、これがアメリカの国益になってるかと言われたら、そうではないということは、アメリカも十分理解しており、アメリカとしての戦後の精算というのにも関わってきます。第二次世界大戦のアメリカの負債も小さくなく、それを踏まえてのトランプ大統領なわけです。


ここでアメリカの共産主義について触れる必要が出てきます。

第三章 ルーズベルト、近衛文麿そしてヒトラーの社会主義

ルーズベルトの罪状

適当に探ればいろいろ出てきますが、アメリカにとっての国内事情としても、日本と同様、共産主義との戦いともいえます。ルーズベルトが共産主義者というのは言うまでもないとして、アカ狩りが行われた後に出たのが、リベラル?とかいう新自由主義とかいう共産主義の亜種とも言えるわけで、形を変えた共産主義的思想とも言えるわけです。クリントン夫妻も親中反日の立ち位置ともいえるし、そもそもアメリカ民主党の立ち位置がここにあります。戦前戦後問わずにね。争いの種をばらくのは民主党政権時代が多いです。これは日本も近いけどwww


纏まりがないのですが、戦後の精算というのは、共産主義勢力との兼ね合いになるわけで、戦いの軸を整流化する必要があると思います。