五輪の終わり
今週は夏季休暇モードに入っており、日記の方も更新も内容も少なめとなりますwこういったときはのんびりとゲームもしたいし、書き物についても、取り扱う必要のありそうなニュースも少なめですし、無理はしないのがポリシーですねwww
まだパラリンピックは残されておりますが、東京五輪も大きな混乱もなく無事に閉会することが出来ました。大会中も五輪関係者のコロナもある程度抑えることが出来たし、今となれば、五輪関係者を守るためにも、無観客にしたということについては、英断だったとは思います。恐らく、観客を入れた場合は、観客以外の人流(公安監視対象者からテロリストも含む)も増えたのもあるので、コロナを含めた警備の負荷も厳しかったので、無観客だったのは残念だったけど、これでよかったとは思っております。
こういった反応を見ても、ホント素晴らしかったと思います。
安倍前首相のツイートです。
東京オリンピックが閉幕いたしました。感動を与えてくれたアスリート達に、そして大会のためにご協力いただいたボランティアはじめ全ての皆様に感謝申し上げます。
— 安倍晋三 (@AbeShinzo) August 8, 2021
感動をありがとう。 https://t.co/S18ND9zKGV
ホントに開催してよかったと思うし、世論調査についても、五輪開催について肯定的評価が多数なのが全てともいえます。
五輪のメダルの最終結果は以下となります。
開催国というのもあって、多くのメダルを期待されておりましたが、歴代でも最多メダルの獲得を更新出来たみたいで、ホントによかったと思います。
東京オリンピック・パラリンピックのガイドを紹介します。パラリンピックの日程については、2021年8月24日(火)~9月5日(日)となりますので、こちらも無事に日程が消化し、成功に終わらせることが、開催国としての役割になると思います。
閉会式の様子。
閉会式については特に印象に残ってない人が多いかもしれません。こんな記事も出てました。
重要な部分は、以下の箇所になります。
閉会式のコンセプトは「Worlds we share」(一人ひとりの持つ異なる世界を共有しあって生きていること)だとされており、ダイバーシティ(多様性)とインクルージョン(包摂または調和)が重視されていた。そのこと自体は良い。
開会式の聖火リレーの最終ランナーが大坂なおみだったのもありますが、開会式も閉会式も国としてのイベントではなく、政治色の強いグローバルイベントと言った様子といった形で、商業五輪の原点とされた1984年のロサンゼルス五輪からの転換が行われたかもしれません。これはいい意味でも悪い意味でもね・・・。
あとはトランスジェンダーの五輪参加についても、多様性といったメッセージもあるように思います。
最後の「東京音頭」についても、「紹介されたのは、北海道のアイヌ古式踊り▽沖縄県の琉球エイサー▽秋田県の西馬音内(にしもない)盆踊り▽岐阜県の郡上(ぐじょう)おどり――の四つ」とありますが、この辺もある種の政治的というか、アムネスティを意識してそうな感じもしなくもないね。
この件についても、五輪に政治的メッセージが含まれたものとなっており、境界線というのが曖昧になってきた大会にはなっていたかもしれません。
ここでオリンピック憲章について紹介します。
61.宣伝と広告
1- オリンピック・エリアにおいては、いかなる種類のデモンストレーションも、いかなる種類の政治的、宗教的もしくは人種的な宣伝活動は認められない。オリンピック施設の1部であると考えられるスタジアム、およびその他の競技エリア内、およびその上空ではいかなるかたちの広告も許可されない。
スタジアム内あるいはその他の競技グラウンド内では、商業目的の装置や広告用の看板などの設置は許可されない。
今回の開会式も閉会式もそして競技などを通じて、これらの内容が希薄になってきてるのもあり、東京五輪というのが、五輪が政治的メッセージを打ち出すためのグローバルイベントといった趣旨に変わったという意味も含まれており、2022年の北京五輪についても、政治的な思惑による動きもありそうな動きもありそうです。
今後の流れはどうなるかは分かりませんが、今回の東京五輪が商業性から政治性への転換になったイベントであったことを考えると、ある意味、東京五輪は五輪の終わりの始まりになったかもしれませんね。これを招いたのが電通とはなりますが、電通を考える上で、この図は忘れてはいけないです。
開会式直前に登場したSWCなどを含めて、五輪の背後にいるものと、コロナ禍の中の開催となり、商業五輪が破綻したことで下りてきた政治色のメッセージと、日本に主導権はなく、グローバルの政治イベントと化した所謂電通五輪の姿というのをみて、コロナ禍の中で先進国では日本でしか開催出来なかった五輪のもう一つの姿というのも、忘れてはいけないと思います。