引き続き平昌五輪開会式の件となります。先日の記事を紹介します。

平昌オリンピック開会式の件|ぱよぱよ日記
まずはこちらの記事から。
【平昌五輪】安倍晋三首相、自民党反対論の報告受ける - 産経ニュース

安倍晋三首相は25日、首相官邸で、自民党の「日本の名誉と信頼を回復するための特命委員会」の中曽根弘文委員長や柴山昌彦党筆頭副幹事長らと会い、24日に開かれた同委員会と党外交部会の合同会議の出席者全員が、首相の平昌五輪開会式出席に反対する意見を表明したとの報告を受けた。

中曽根氏らは「韓国や国際社会に誤ったメッセージを与えるのではないか」「北朝鮮への制裁に影響が出るのではないか」などといった懸念も伝えたという。

柴山氏によると、首相は「懸念も踏まえ、日韓合意の有効性と着実な履行を直接(韓国の)文在寅大統領に伝えたい」と述べた。

以下のツイートも紹介します。


「訪韓の反対論は韓国への牽制になるので声を上げてもらって構いません」と親しい自民党議員に言ってるくらいなので、どのような意見があるかというのを知ることになるだろうし、親韓派への圧力にもなりますので、堂々と議論を交わすに限るわけですね。元々、「事情が許せば開会式に出席したいと考えてる」としか言ってないしね。

目的としては慰安婦像の撤去というより、北朝鮮に対する「日米韓の連携」というのがホントの狙いであって、韓国や在韓邦人への事実上の最後通告ともいえます。
安倍首相が平昌出席で殴り込み「慰安婦像撤去しろ!」 ペンス米副大統領と圧力かける狙い (1/3ページ) - zakzak

安倍晋三首相が、韓国・平昌(ピョンチャン)冬季五輪の開会式(2月9日)出席のため訪韓する決意を固めた。文在寅(ムン・ジェイン)大統領と首脳会談を行い、慰安婦問題をめぐる日韓合意を反故にする「新方針」を示したことを「受け入れることはできない」と断固抗議する。加えて、「核・ミサイル開発」を強行する北朝鮮に対する「日米韓の連携」を確認する。同時期に訪韓するマイク・ペンス米副大統領とともに強い圧力をかける狙いだが、「従北・反日・反米」の文政権は目を覚ますのか。事実上の「日米殴り込み」は、韓国への最後通告ともいえそうだ。
(中略)
官邸や外務省に慎重意見が強いなか、安倍首相が苦渋の決断を下した背景には、同盟国・米国の意向もあったようだ。

同紙によると、文政権が行き過ぎた対北融和政策に走らないようクギを刺したい米ホワイトハウスから、「安倍首相に開会式に出てほしいという強い要請があった」(政府高官)という。

今回の背景としては、ホワイトハウスからの要請で、開会式というより、北朝鮮問題について、ペンス副大統領のサポートして欲しいというのが狙いだと思いますよ。だってこんな人を相手にするんだからこういった要請は致し方あるまいwww

トランプ「あいつは何を考えてるんだ?」文在寅の失態で韓国経済が大ピンチに | マネーボイス

因みに今回の要請のルートとして、ホワイトハウス→官邸ルートで、米国務省や外務省ではないところから進んでいるわけですね。とはいえ、外務省ですら慎重意見が強いということは、結構末期症状ということを意味すると思う(笑)当然の話ですが、親韓派などの開会式に出て欲しいという意向を飲まされたわけではないし、アメリカはアメリカでもお笑い人事の国務省とは関係ないからなぁwww

【米国務省】日本部長にチャン氏 | 保守速報

因みに米国務省はこんな扱い。

トランプ政権、国務省予算の37%削減を提案:時事ドットコム

米国務省「金曜日の虐殺」、幹部が続々と退職 トランプへの不満か | ワールド | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

因みにアメリカの国務省は日本の外務省みたいなもんと見ていいでしょう(笑)そんな程度の扱いの部署なので、ここのルートについては過剰反応する必要は全くないですwww


こちらの記事も紹介します。リンクのみ。

日韓首脳会談見通せず 韓国側は五輪を招待しながら消極的(1/2ページ) - 産経ニュース

韓国としては五輪を招待したいけど、首脳会談はしたくないというのは容易に予想は出来る話なわけで、こんな話をしている地点で会談を事実上拒否しているわけですね。

【韓国】ムン大統領、安倍首相の平昌訪問を歓迎「我々も以前の政府合意で慰安婦問題が解決したとみることはできないという立場を伝える」 | 保守速報

日本だけではなく、アメリカと会談しても、北朝鮮問題がメインであることから、宥和姿勢を取りたい文政権としては、五輪についてはメンツもあって何とかしたいから、五輪には招待したいけど、日米との会談はしたくないというのが本音なわけですね。だからこそ、意味不明な対応を取るわけですが、ここらへんは外交の天才じゃないと分からないような気がします(笑)要するに誰にも理解は出来ないと・・・。



誤解しているのか、意図的に履き違えてるのかは分かりかねますが、日韓合意の時も同じなんだけど、日本政府の韓国への対応の基本路線として、国としての体をなしておらず、信用に値しないという前提で動いており、性善説で動いてるわけではないので、性善説による決めつけで外交を見ると本質が見えなくなるんだよね。日韓合意のホントの意味としては、韓国政府が挺対協を抑えることは出来ないし、合意を守ってくれるだろうではなく、その場しのぎの対応しか取らないだろうということを踏まえての話でしかない。普通に考えて、守られない合意を交わす意味というのは、破棄することを前提とした合意という一面があります。特に南北朝鮮に対しては、対話が成り立つ相手ではないということは分かりきった話で、それ以外の国へ向けたメッセージを打ち出すことが目的と考えた方が一貫する部分はあります。

これについては、今回の平昌オリンピック開会式の件にも通じる話です。他の国の首脳を五輪に招待して首脳会談を準備している相手に対して、それを無下にする行為というのは、第三者の国として、どのように映るのかという目線も必要です。国連決議で全会一致で採決した内容に関する会談に応じないとなれば、南朝鮮もテロ支援国家であるという意思表明をしているに等しい行為とみていいでしょう。普通に考えるとねwww北朝鮮問題で日米韓の連携が重要というメッセージというのは、実質的に最後通牒といった意味も含まれてくると思います。

明日は弁護士会あたりがテーマかな。多分。。。