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余命ブログの四季の移ろいさまの地検返戻文書の解析シリーズは何気に興味深いです。

1679 地検返戻文書の考察① – 余命三年時事日記

1680 地検返戻文書の考察② – 余命三年時事日記

1681 地検返戻文書の考察③ – 余命三年時事日記

以前に乱暴にカテゴライズだけやったんだけど、ある程度傾向は出てますね。

地検返戻文書まとめ|ぱよぱよ日記
個人的には徳島の平成29年4月31日と、長崎の平成28年4月25日が気になるくらいですw


まずは加計学園の件から。
【加計学園問題】安倍晋三首相「時間がかかったことは率直に反省」 文部科学省の再調査について - 産経ニュース

安倍晋三首相は16日の参院予算委員会の集中審議で、学校法人「加計学園」(岡山市)の獣医学部新設計画をめぐり、「総理のご意向」などと記された内部文書が存在するとした文部科学省の再調査について「対応に時間がかかったことは率直に反省したい」と述べた。「さまざまな批判があることについて真摯(しんし)に受け止めたい」とも強調した。一方、計画そのものに関しては「関係法令に基づき適切に実施している。個別具体的に指示をしたことは一度もない。進めてきたプロセスには一点の曇りもない」と重ねて訴えた。

野党による前川喜平前文部科学事務次官の証人喚問の要求には「国会で決めてほしい。お決めいただければ従うのは当然のことだ」と述べるにとどめた。

菅義偉官房長官は、「総理のご意向」などと記された文書を「怪文書」と表現したことについて「現在の認識ではない」と答弁し、発言を事実上撤回した。

山本幸三地方創生担当相は、文科省が新たに明らかにした、萩生田光一官房副長官の指示があったとするメールの送信者に関し、「文科省からの出向者で、陰に隠れ本省にご注進したものだ」と説明した。前川氏の「行政がゆがめられた」との主張に対しては「本当にそうならば抵抗して証拠を示さなければならなかった」と反論した。

一方、民進党の山井和則国対委員長は16日、自民党の竹下亘国対委員長と会談し、萩生田氏と内閣府の藤原豊審議官の証人喚問を求めた。竹下氏は「検討して返事をする」と応じた。

過去エントリ。

加計学園の件|ぱよぱよ日記
h共謀罪可決と怪文書|ぱよぱよ日記
悪魔の証明シリーズになってるわけですが、文科省が新たに明らかにした、萩生田光一官房副長官の指示があったとするメールの送信者に関し、「文科省からの出向者で、陰に隠れ本省にご注進したものだ」ということで、文科省のマッチポンプと思われます。


「総理のご意向」の正体はこんなところですかね。
前川文書事件の真相が見えた – アゴラ

つまり、文書が作成された時点では、だいたい、獣医学部はひとつだけ認める、それは、抵抗の少ない加計学園の今治のプロジェクトが最適なのではないか。しかし、文科省は開学時期を一年ずらして慎重に対応した形を整えたかった。

そこで、内閣府の藤原審議官は、「総理はスピード感をもってと、おっしゃっているし、早くしたほうがいいんでないですか」といったことを言った。

それを文科省は忖度して「加計学園に2019年開学でやらせるのが総理のご意向だ」という趣旨にとれる文書を書いて回した。

こちらも紹介します。

朝日新聞と民進党入手の「内部文書」が、むしろ”怪文書”に|参議院議員 和田政宗オフィシャルブログ Powered by Ameba

「総理のご意向」や手続き面においては何の問題もなく、文科省が敗北した理由で「総理のご意向」というのを口実にしようとして収めようとしただけで、文科省内部の問題に過ぎないわけです。仕事する上で、メーカーの見解とかそういったのと同じ類のものと言えるので、この文書そのものに問題があるとは思わないし、これが機密事項に該当するわけでもないので、改めて考えると、守秘義務違反として取り扱うのも難しいと思います。公文書ではないので公文書偽造としても難しい部分もあります。罪に問うなら、偽計業務妨害くらいかと・・・。

森友学園と本質は同じで、事実関係はどうでもよくて政権攻撃のための道具に過ぎず、不信感を与えることが出来ればいい程度のもので、こういった類については、ないものを証明しないといけないという悪魔の証明になるので、突きつけられた側が説明責任を果たすことは、正直無理だと思います。怪文書という扱いについても、文科省の職員を守るというのと、組織を守ることを目的としたものであって、文科省もそうなんだけど、前川の退職金の件からしても温情をかけてるので、傍目理解のしにくい状況になってるわけで、そういった部分を印象操作などの工作に利用されているから始末が悪いわけです。

この文書の問題点は、民進党や朝日新聞に対してどのようなルートで伝わり、改竄がどのように行われてたのかくらいだと思うんだけどね。問題といえば、こういったのを政局として利用して国会を空転させようとした連中に尽きると思います。あとは、獣医師会の玉陳献金の類は別の問題ですし、文書の問題とは別に扱うべきだと思います。



ホントは文科省特集を考えてたんだけど、文科省解体論について書くつもりだったんだけど、朝鮮学校や外国人留学生関係、次期指導要領案による聖徳太子抹殺計画、メディア関係者も含めた天下り関係、近隣諸国条項、パヨクに汚鮮された教育問題、スパイ防止関係などを考えてました。文科省を解体するのは構いませんが、日教組とは同時に対処するべきだと思います。


続いてはAIIBの件。
AIIB 慎重姿勢を崩さぬ日本政府 気がかりは米国のはしご外し - 産経ニュース

日本政府は16日から年次総会が始まったAIIBに対し、政府代表を派遣しなかった。中国の現代版シルクロード経済圏構想「一帯一路」に関する国際協力サミットフォーラムに松村祥史経済産業副大臣を派遣したり、自民党の二階俊博幹事長が出席したのとは対照的だ。AIIBが透明性を確保できておらず、「日本が得をする案件に限って、日本主導のADB(アジア開発銀行)を絡めて参加すればいい」(外務省幹部)などと冷ややかな見方が根強い。

安倍晋三首相は16日の参院予算委員会で、日本のAIIB参加について「公正なガバナンス(統治)を確立できるのか、借り入れ国の債務の持続可能性や環境、社会に対する影響への配慮が確保されているか、運用を注視していく」と述べた。安倍首相は5日の講演で、一帯一路について条件付きながら「ポテンシャルを持った構想だ」と評価したが、AIIBには慎重な姿勢をとり続けている。

麻生太郎財務相も16日の記者会見で「融資や審査の能力があるのか立証できていない」と指摘した。

麻生氏は、AIIBの理事が本部に常駐していないことにも触れ、「基本的にガバナンスはできない」と語った。

ただ、気になるのは米国の動向だ。日本政府内では米国が電撃的にAIIBに参加する可能性は低いとの見方が大勢だが、対中融和姿勢が見え隠れするトランプ米政権による「はしご外し」への懸念は消えていない。

AIIBは肉のないバーベキューで肉待ちの状況ですので放置でいいと思います。公正なガバナンスなど無理ですし、いい加減諦めて発車してくれと思う次第でございます。


最後にパナマの件。
パナマが中国と外交関係樹立、台湾と断交 | ロイター

[パナマ市 12日 ロイター] - パナマは12日、中国と正式な外交関係を結ぶとともに、台湾と断交した。

パナマのバレラ大統領は、テレビ放映された演説で、同国は中国との通商関係を強化し、世界第2のパナマ運河利用国である中国と完全な外交関係を樹立すると表明。「我が国にとって、これが正しい道と確信している」と述べた。

一方、パナマ政府は声明で、台湾は中国に属しており、中国は1つとの認識を表明。「パナマ政府はきょう、台湾との外交関係を断絶するとともに、あらゆる関係と公的な連絡を終了する」と述べた。

中国の国営テレビは、同国がパナマの決定を賞賛したと報じた。

近年、中国は中米諸国に大量の援助を提供して台湾との断交を促しており、パナマとの関係樹立は大きな収穫となった。

背景として、以下のものがあると思われます。

中国が「ニカラグア運河」いよいよ建設へ 「パナマ運河無力化」の先に見据えるもの  WEDGE Infinity(ウェッジ)

【ニカラグア運河】パナマ運河ピンチ?隣国ニカラグアが新運河建設!スエズ運河も含めて運河大競争時代へ - NAVER まとめ

パナマ文書、中国の腐敗と資本逃避の深刻さ浮き彫り 習近平氏親族、党幹部ら- 政治・社会 - ZAKZAK

台湾の断交というより、パナマ運河の乗っ取りを企んでると思います。こういった動きも注意する必要があると思います。