今日で安倍前首相が辞任して1年となります。 1年前は安倍前首相が辞任することも予想してなかったし、トランプ大統領の再選を信じていたわけではありますが、ここまで酷くなるとは予想もしていなかったです。当然ではありますが、この2人が再びこの舞台に戻ってきて欲しいし、そこまで遠くない日にその日が来ることを信じたいとは思います。2020年が始まってからは、コロナ禍もそうですが、ここまで暗黒漂う状況というのも、それまでがよかっただけになかなか見られるものではないとは思います・・・。


今日はカブール空港周辺の自爆テロの件となります。


記事を紹介します。



アフガニスタンの首都カブール空港周辺で、イスラム国による自爆テロが起きました。ここらへんは、バイデン政権による手順を無視したアフガニスタンの撤退に起因しているのは明白のように思います。過去記事からの引用ですが、基本方針は以下のように思います。


バイデン政権はオバマ政権時代に戻すことなので、中東情勢の不安定化させて火種を撒くといった歴代のアメリカのやり方に戻すことを意味します。そういった意味では敵対勢力のイラン(革命防衛隊)や中国共産党にとって利益になることをやることを意味するわけで、この辺の情勢を見る上では、米民主党の中東への伝統的な対応(クリントン・オバマ時代を参考)あたりが参考になると思われます。


因みに、イスラム国を創設したのは、オバマ大統領とトランプ大統領が言及しております。そして、共同創設者は、ヒラリー・クリントンとも言っており、あくまでも既定路線ともいえます。

そして、アフガニスタン情勢が悪化する中、現地に残る日本人に加え大使館で働くアフガニスタン人のスタッフなどを退避させるため、23日に岸防衛大臣は自衛隊機による輸送を命令したわけですが、今回の事件の目的については、退避する関係者への妨害も目的にあるように思います。

アメリカ軍の撤退期限が8月末に迫り、アフガニスタンでの実質的な活動期間が限られるなか、防衛省、自衛隊としては速やかに退避を進めようとしているので無事に完了して欲しいとは思いますが、タリバンとの協力というのも現実的ではないでしょう。


タリバン | 国際テロリズム要覧2021 | 公安調査庁


タリバンとしては日本人の退避を望んでないのか、それとも人質外交のために必要なのかはわかりませんが、嫌な予感しかしないのは事実です。


以下の記事を紹介します。

このコメントにおいて重要なのは、「8月31日までの退避期限はあくまで軍に対するものであって、民間に対してのものではない」というのと、「アフガニスタン人の誰一人、ここから退避することも望んでいない。アフガニスタンが彼らの国なのだから、そこにいるのが一番良いはず」といった点となります。アフガニスタン難民を作ろうとしてるのは、誰なんだといったことも示唆しているようには見えるし、それについてはタリバンの主張も一理ありますが、民間人の帰国(退避)の意思があれば、それは尊重するべきでしょうし、それを妨害してたら、人質に取りたいだけと解釈するのが当然です。


こちらの記事を紹介します。長めの記事ですが、トランプ大統領がアフガニスタンとタリバンの和平を行おうとした背景が見えてくると思います。


タリバンでもいろんな勢力があるし、IS-Kとタリバンといってもいろんな関係があるでしょうね。

タリバンがここまで簡単に首都を制圧出来た理由については、一番シンプルに考えたら、アフガニスタン人からは、タリバンに対して一定の支持があったと考えるのが自然です。だからこそ、トランプ大統領はアフガニスタン政府とタリバンが、将来の統治体制づくりの議論を行い、アフガンをテロの温床にしないことを条件に、和平合意を締結しようしておりました。

ここまではよかったのですが、バイデン政権になってから、手順を無視した撤収を行うことにより、今の事態を引き起こしたとも言えます。

バイデン政権の目的が、オバマ政権時代に戻すことを目的としているのであれば、ここまでの手順についてはある意味完璧ともいえるわけではありますが、さすがにここまで露骨すぎると何かとまずいのでこういったコメントを出したようにも思えます。

バイデン大統領のコメントでは、「本日起きたことを実行するに当たって、タリバンとISIS(ISの別称)の間で共謀があったという証拠は、これまでのところ現場のどの司令官からも報告されていない」とありますが、どこまで本気なのかは分からない部分と、そして今回の事件が、バイデン政権の屋台骨を揺るがしかねない事態を引き起こすことになるということになります。世論調査でバイデン氏の不支持率は支持率を上回ったみたいですし、今後難しい対応に迫られることになると思います。全て、おカマラ大統領の布石でしょうがwww


当然のことですが、トランプ大統領や共和党議員は、バイデン大統領は辞任するか弾劾されるべきといった内容の批判をしております。実際に、トランプ政権が継続出来ていたら、一連の騒動は起きていませんし、バイデン政権になってから、急加速で進んでいったのは事実とも言えます。手っ取り早いのは、トランプ大統領の帰還かもしれませんね。

日本として重要となるのは、アフガニスタン邦人退避をどのようにして実現させるかという点に尽きます。カブール空港における安全は、アメリカ軍によって確保されているが、アメリカ軍が今月31日を撤退期限としているとしているため、自衛隊の活動についても、事実上、現地での活動は27日までになるようです。今回の事件を受けて、自衛隊は事実上動けなくなった可能性が高いのですが、アフガニスタン邦人の退避については実現して欲しいとは思います。


と思ったら、邦人退避を発表したみたいです。どうやら共同通信の通信員のようですね。ここで反応が鈍ってしまう地点で、共同通信というのが何を日頃やってるのかというのはありますがね。。。

そして現地職員の退避努力は継続する方針みたいだし、必要な対応はきちんとやってるわけで問題はなさそうですね。


現地職員の退避努力は継続する方針と政府 | 共同通信