ぱよぱよ雑談~20210827
それにしてもクソ暑いですね。。。ある意味、暑中見舞い?状態ではありますが、くれぐれも体調管理などに気をつけてください。今日も特に大きなニュースはないと思います。そんなわけで、そこまで長くない更新が続くと思われます。
モデルナ製のワクチンについてです。記事を紹介します。
モデルナ製の新型コロナウイルスワクチンに異物が混入した問題ですが、東京・埼玉・茨城・愛知・岐阜の5都県8カ所の接種会場で、対象のロットは「3004667」「3004734」「3004956」となります。接種済証については、以下を見れば確認出来ます。
記事によると、東京・大手町の大規模接種センターでは該当するロット番号のワクチンは使われていなかったが、同じ自衛隊の大阪大規模接種センターでは8月6日~20日の間に使用されていたことが確認されたようです。既に接種した該当者については何らかの連絡が来るとは思いますが、対象地域で該当期間くらいでモデルナの接種を受けた人はなどは、接種済証を一応見ておいた方がいいかもしれません。
モデルナの異物混入については、スペインの製薬会社の受託会社で、混入は日本向けのワクチンの一部だけとのことですが、こういうのをみると、ビル・ゲイツクオリティな気がしないでもないです、ハイ。
続いては自民党総裁選関係です。
9月17日告示で29日に投開票となります。総裁選の仕組みは以下の通り。
今回の総裁選ですが、今のところは岸田氏が出馬表明をしております。菅さんは場合によっては出馬しない可能性もありますが、出馬の目安は17日が告示のため、9月12日あたりが目安になると思われます。
脱線しましたが、岸田氏の会見の要旨は以下となります。
自民総裁選 岸田氏の会見要旨 党役員「連続3年まで」: 日本経済新聞
【出馬理由】
国民政党であったはずの自民党に声が届いていないと国民が感じている。政治の根幹である国民の信頼が崩れている。日本の民主主義が危機にひんしている。
自民党が幅広い選択肢を示せる政党であると示し、日本の民主主義を守るために立候補する。私にはやるべきことがある。新型コロナウイルス対策で菅義偉首相を全面的に支え協力しつつ、この総裁選で国民の信頼を取り戻したい。
【党改革】
多様性、包容力をもつ国民政党であり続けられるよう、党役員に中堅・若手を大胆に登用する。衆院選の比例代表候補に適用する「73歳定年制」は堅持する。総裁を除く党役員の任期を1期1年、連続3期までとし権力の集中と惰性を防ぐ。
【新型コロナ対策】
新型コロナ対策のプロセスをみずから丁寧に説明する。国民の納得感を得るため事業者、政府の方針で不利益を受ける人にできる限り公平な経済対策を実施する。
常に最悪の事態を頭に置き徹底した人流抑制、病床・医療人材の確保、経済対策、ワクチン接種の促進、治療薬の開発・普及といった課題に取り組む。
【経済政策】
成長と分配の好循環による新しい日本型の資本主義を構築する時だ。中間層の拡大に向け所得を引き上げる「令和版所得倍増」を目指す。
【外交・安全保障】
台湾海峡などの課題に米国、オーストラリア、欧州、インド、台湾など基本的価値を共有する国・地域とともに毅然と対応する。海上保安庁の能力強化や自衛隊との連携強化、国家安全保障戦略の改定などに取り組む。
岸田氏の狙いは分かりやすいのですが、どちらかといえば自民党内の牽制や今後の党の方針を示唆しているように思います。重要なのは、「新型コロナウイルス対策で菅義偉首相を全面的に支え協力しつつ、この総裁選で国民の信頼を取り戻したい」といった内容で、あくまでも今回の総裁選を行う理由は、選挙のために看板を変えるためのものではなく、総裁選で訴えることで、自民党内の今後の方向性について、メディアを通じて広報することになります。自民党への信頼を取り戻すためには、今までの取り組みの総括、そして未来の自民党の姿を打ち出す必要があります。
そして自民党内の状況です。
竹下派「政権支える方針変わらず」意見集約は先送り - 産経ニュース
二階派は既に菅首相を支持を打ち出しておりますが、総裁選で重要なのは、細田派と麻生派となります。麻生派については一部で混乱はあるみたいですが、麻生氏と安倍氏ととも、菅首相支持を示唆しておりますし、このタイミングでくだらない選挙目的といった理由で、首相は絶対に変えないほうがいいです。河野氏もこのタイミングでは出ないというか、現実的ではないように思います。
何度も言いますが、菅首相は成果は十分出してるし、毎年首相が変わった2007~2012年の6年については、海外の首脳からの信頼が得られないといった状況を招いてました。これを安倍前首相の長期政権と姿勢によって、海外の首脳からの信頼を得ていった結果、日本の外交の発信力が強化されたわけです。ころころ首脳が変わってたら、首脳が変わって方針が変わる可能性もありますので、そのような相手に対して時間を費やすほど、海外の首脳も暇ではないと思いますがね。ここらへんは理解してない人がいそうで怖いのですが・・・。
高市氏と下村氏の出馬についてコメントしておきます。
因みに総裁選出馬を目指すことを安倍晋三前首相に伝えた際の話として「止められもしなかったし、勧められもしなかった」と明らかにしたようです。
高市氏については大前提として推薦人の20人が集まるかは不明だし確保するつもりもなさそうです。下村氏については今は政調会長にいる立場で次期総裁選というのも現実的ではないので、共通して言えることは、無投票再選の阻止というか、別の狙いがあると見るのが自然です。当然、報じられることで総裁候補としては名前を売ることは出来ますし、後は辞退するとか何とでも言えるわけですね。
岸田氏については、どっちにしても次期総裁候補としては最有力な候補の一人ですし、自民党内のイメージを変えるためとしても、期待したい人物ではあると思います。恐らくですが、今回の総裁選を通じて言えることは、二階幹事長の交代の可能性が出てきたということくらいになると思います。岸田氏も「総裁を除く党役員の任期を1期1年、連続3期までとし権力の集中と惰性を防ぐ」とコメントしてるしね。菅首相が続投する場合、次期幹事長の筆頭候補にはなりそうな気がします。