それにしても全く書きたいことがないですね。。。そんなわけで短めの記事となります。


まずは菅首相の会見から。

官邸のプレスリリースは以下となります。

緊急事態宣言は以下になります。ここまでくれば全国でやってもいいようには思える状況になりました。




正直なところ、ここんところ会見が多いのですし、特に取り上げることはないと思います。記事の見出しを見れば、テーマは見えてくると思います。


○医療提供体制

○“一時的な療養施設を増やす”

○自宅療養者への対策

○妊婦への医療

○子どもの感染対策

○抗体カクテル療法

○業種別ガイドライン

○予備費1兆4000億円支出へ 飲食店への協力金も

○“社会経済活動の回復も検討”

○“ワクチン接種進める”

○ワクチン“3回目接種の態勢 整えている”

○「総理のことば」について

○これまでの新型コロナ対策は

○全国一律での緊急事態宣言は

○尾見会長 “宣言の解除は医療の状況を見て判断”

○尾見会長 “納得してもらえる対策を”

○菅首相 25日の二階幹事長との会談について

○“衆院解散はコロナ対策を最優先で判断”

○アフガニスタン情勢について


抗体カクテル療法ですが、すでに1400の医療機関で1万人に投与され『重症化を防ぐ極めて高い効果が出ている』という声が現場から寄せられており、これまで対象は入院患者のみとされてきたが、外来で使うことも可能とするようです。抗体カクテル療法は重症化を防ぐための効果があるので、ワクチン接種をしながら、重症化のリスクの高い50代以上の人や基礎疾患がある人を対象として集中的に使用するみたいです。そして、50代のワクチン接種状況は、これまででおよそ5割が1回の接種を行い2回の接種を終えた人は3割となっているみたいです。緊急事態宣言の予定の9/12までには、5割以上は2回の接種は終わると思われます。


菅首相は現実味のないことは言うタイプの人間ではない(こういったところが世間受けの悪い部分でもあるw)のですが、こういう人が「明かりは見え始めている」という表現を使ったということは、一定の目処が出来つつあると言ってるわけですね。

軽症者向けについては将来的には治療薬あたりが鍵になりそうです。これは軽症者向けの飲み薬で、感染初期に服用することで重症化を防ぎ、発熱などの症状を改善する効果が期待されているようで、時間が経てば、治療もできるものになり、そうなるといろんな制約も落ち着いてくると思われます。

社会経済活動については来月の12日頃というか緊急事態宣言後に向けて、「ワクチン接種証明書の積極的な活用の方法を含め、飲食店の利用、旅行、イベントなど日常生活や社会経済活動の回復もしっかり検討する」とあります。ワクチン接種証明書について首相から名言したので、何らかの指針が出されると思われます。恐らく参考になるのは、こういったイベントになると思います。絶対に役所にこういった対応を求めてはいけません。


【9/2~9/5】公式戦チケット販売情報|福岡ソフトバンクホークス


観戦日までに観戦者全員が下記の条件を満たしている必要があります。

■新型コロナウイルスワクチン接種2回を完了

または

■観戦日1週間以内のPCR検査結果が陰性

チケット引換の際に窓⼝にて「ワクチン接種証明書(☆)」または「観戦⽇ 1 週間以内の PCR 検査陰性判定結果」がわかるものをご提示ください。

☆:ワクチン接種証明書または2回の接種終了が分かる接種券や記録書、接種済証等


基本的に「2回の接種終了が分かる接種券や記録書、接種済証」をベースに動かすのがいいでしょう。国として動かすためには、ある程度の接種率を高めないといけない(早くても11月ごろが目安)し、GoTo事業の条件にするとするのは悪くはないでしょう。どっちにしても、感染症対策は必要ですし、完全ノーガードはまだ早いでしょうね。


これまでの新型コロナ対策については、「それは、ほかの国と比較して、死者の数とか、そうしたことを比べてみると明らかになってくるのではないか」というのが全てです。基本的な対応については、重症者や死者数を減らすための対策を重視しておりますし、新規患者については感染症対策を多くの人が協力する以外の方法はないです。


あとは緊急事態宣言については、出せばなんとかなるわけではないし、尾身会長の言う通り、「人々の協力がなかなか得られなくなっているという現実を受け止めることが重要で、単に宣言を出すだけで無条件に問題が解決するとは思わない方がいい。一般の人にも納得してもらう合理的な対策がますます重要になってきている」といったところが重要です。正直なところ、合理的な対策というのが簡単に出てくるなら苦労はしませんし、意図的に協力しない人に対しては何も出来ませんし、罰則付きとかいう対策以外は出てこないでしょうね。


「これからやるべきことはワクチンや検査、それに科学技術をフルに活用して人々に納得して協力してもらえるようにすること」とありますが、現実的に可能なのはワクチンと科学技術ともなりますが、比較的緩めの対策で対策可能な科学技術というのも鍵になりそうです。どっちにしても、当面は感染症対策は必要でしょうし、娯楽を求めてるならば、一人で出来る娯楽を見つけたほうがよほど建設的ですし、ここらへんは性格もあるからね。


自民党総裁選関係です。

総裁選はフルスペックで「9月17日告示、29日投開票」、そして衆院選はそれ以降となりますので、10/21の任期満了までに終わらせるなら10/17の一択ですが、ここらへんはなんとも言えないです。総裁選に菅さんが出るかもわかりませんが、ここで切れるカードもないですし、ある種の希望的観測では、トランプ大統領が戻ってくることには期待したい部分はあります。

その場合でしたら、安倍前首相の再々登板も一つの手ですし、これ以外の理由で菅首相を交代させる理由はないですしね。やはりこの2人がいないとつまらないです。。。


一応G7について触れておきます。


令和3年8月25日 G7首脳テレビ会議についての会見 | 令和3年 | 総理の演説・記者会見など | ニュース | 首相官邸ホームページ


(G7首脳テレビ会議について)


 重要な局面を迎えている、このアフガニスタン情勢について、G7の首脳同士で忌憚(きたん)のない意見交換を行いました。G7として、まず3点を確認しました。まず1点は、人道危機を回避するための貢献を行い、女性などの権利を守ることを求める。そしてテロ対策などについても緊密に連携していくことをG7として確認し、また私からは、邦人や大使館の現地職員などの退避のために自衛隊機を現地に派遣する、このことを説明しました。

 引き続きG7を始めとする関係国と連携し、邦人の安全の確保を最優先に、現在しっかり対応しているところであります。まずは自衛隊機をできるだけ早く現地入りさせて、安全な出国を実現していきたいと考えています。


(バイデン大統領が表明した8月31日までの米軍の撤退期限の議論について)


 いろんな議論はしました。


内容を見る限り、「邦人や大使館の現地職員などの退避のために自衛隊機を現地に派遣」は重要ではありますが、それ以外については、特にどうでもよさそうな印象を受けた首脳テレビ会議でしたし、バイデンの表明した8月末までの米軍の撤退期限の議論についても、事務的と言うか、特に重要な議題ではないような感じなのでしょうね。