次の選挙は自民党にとって厳しい選挙になることが予想されるので、選挙関係が増えると思われます。余命ブログの補完という余興というスタンスで、重複はしない形でテーマをチョイスしているのはあるけどね(笑)

まずは衆院解散表明について。
安倍晋三首相、25日に与党党首会談と記者会見 衆院解散を正式表明へ - 産経ニュース

自民党の二階俊博幹事長は22日午前の党総務会で、25日午後に安倍晋三首相が出席する臨時役員会や、公明党の山口那津男代表との党首会談、首相の記者会見が行われる予定であることを報告した。首相は党役員や山口氏に対し、28日の臨時国会冒頭で衆院解散に踏み切る考えを正式に伝えた上で、記者会見でその理由を説明する。

安倍首相が今回の選挙において解散理由をどのように説明するかというのが重要となります。内容次第で選挙戦術と今後の見通しが大きく変わると思います。素直に国防をテーマにするか、ぼかした形にするかという話になると思います。あとは解散ということで不逮捕特権はないわけで、反日議員の逮捕も想定した動きになるかというのはありますが、外的要因がなければこの選択肢の可能性は低いと思います。


続いては日本のこころとわかさ生活の件。
【衆院解散】日本のこころ・中山恭子代表が「小池新党」参加へ 夫の中山成彬元文科相も - 産経ニュース

日本のこころの中山恭子代表(77)=参院比例代表=が、小池百合子東京都知事の側近らが結成する国政新党に参加する意向を周辺に伝えていたことが24日、分かった。中山氏は同日午後、東京都内で小池氏と会談する。

関係者によると、中山氏の夫の中山成彬元文部科学相も新党に加わり、10月の衆院選に出馬する意思を示している。

これ結構批判が多いんだけど、現状だとあと2年で終わる政党なので、政界で生きる上ではそこまで悪い選択とまでは言えないと思います。次世代の党からなんだけど、政治的センスのなさについては何とも擁護のしようがないし、個人的には政治的には見切ってる部分もありますし、それ以上でもそれ以下の話ではないと思います。

とはいえ、和田正宗議員が正式に自民党に入党したので、それでよかったと思います。
自由民主党入党 なお一層頑張ります!|参議院議員 和田政宗オフィシャルブログ Powered by Ameba

本日、自由民主党に正式に入党が決定しました。

政権与党の一員として、東日本大震災からの復興をしっかりと成し遂げるとともに、アベノミクスを全力で支え景気回復の実現、国防の充実を図り、豊かで平和な日本を作るためにしっかりと行動してまいります。

あとは杉田水脈氏もそろそろ国政に復帰して欲しいとは思う部分もあるのですが、この人については出馬可能な政党があれば、一個人で応援はしたいとは思っています。杉田氏は国会議員では出来ないことをやってくれてるので、少し迷う部分もあったりします。


中山恭子氏の発言を紹介します。
【衆院解散】日本のこころ・中山恭子代表ぶら下がり詳報 小池百合子都知事と連携へ「消滅する党…どこかで生かしていけたら」(1/5ページ) - 産経ニュース

--新党への合流についての具体的な合流の話は

「私ども、やはり拉致問題、国が一体となって拉致被害者を救出するということをずっとやってきているので、そのあたりについてしっかりとした意見を同じ方向を向いていてほしいと、向いているのであれば動けるかと。さらには経済問題で、まだまだ所得が増加しているというほどではない段階で、環境が整うまでは消費税は上げないという方向を打ち出してきた。さらに言えば憲法も、独立国家として次の新しい日本を作っていくために、基本となる国家の基本法をしっかり見直しましょうということを行ってきたので、こういった考え方が新しい党の中でもし生かせるのであれば、進められるのだろうなということで小池知事と、そんな話をしたところだ」

言ってることは間違っていないし、この通りに進んで欲しいと思っています。ここでねずさんのトコの中山恭子氏の記事を紹介します。最も信念だけで政治は出来ませんがね。

大和心を語るねずさんのひとりごと 中山恭子先生の凄味(リニューアル版)

こちらのエントリを紹介。

偽装保守|ぱよぱよ日記

朝日新聞系のハフィントン・ポストの記事を紹介。
小池新党、保守色が濃厚に。「日本のこころ」中山恭子代表、自民党の福田峰之氏も参加へ

■福田副大臣「自民党への批判はない」

さらに自民党の福田峰之氏も24日、若狭氏と共に都内で会見を開き、自民党を離党し新党に参加すると表明した。理由について「自民党への批判はない。若狭氏と新しい社会に望まれる人材を輩出したい」と説明したという。

時事ドットコムによると福田氏は衆院当選3回で麻生派所属。前回衆院選では、神奈川8区で江田憲司・民進党前代表代行に敗れ、比例代表で復活当選した。

正しくは偽装保守色とは思いますが、自民党の福田氏は神奈川8区で江田憲司に負けて比例復活という立場で、自民党で次に選挙に出ても、同じ立場が続くことになります。そういう意味では自民党の中でも立場の危うい人物なわけですね。

どう見てもゴミ集めというか、希望の党というネーミングの地点で、離党者などの希望を訴えた党でありまして、綱領も政策も何もない状況ではありますが、公明党を振り回してる状況でもありますので、個人的には存続価値はあるとは思っております、ハイ。

新党「希望」、小池氏の要職起用へ調整 公明は反発  :日本経済新聞

ハッキリ言えば、政策実現能力は自民党以外の選択肢はないし、民主党政権の3年3ヶ月で反日素人政治の成果からしても、どう転んでも無能なことだけは理解出来たかと思いますwwそういう意味では、レッテル貼りが好きな維新などは外野で騒ぐ分には一定の支持はするが、投票する価値がないというのが大阪以外の有権者の判断であり、現状の維新の政党支持率につながってるわけです。維新の政党支持率は1%程度で、大阪以外では泡沫政党扱いというのが正しい評価なわけです、ハイ。

政治意識月例調査|NHK放送文化研究所

ここで希望の党(わかさ生活)について触れておきますが、あくまでゴミ集めであって、反自民のノンポリ層の受け皿をどこにするかというのが重要なポイントとなります。自民党に投票しない層に期待するのはムダだし、民進党というようなのを切り崩すためには、必要悪な存在とも言えるわけですね。普通に考えたら、同じ人が党籍だけ変えて出馬する行為は節操のない人という評価にしかなりませんし、本当に日本のことを考えるなら、外野からではなく、内野から意見を発信して軌道修正する必要があると思います。恐らく、青山繁晴議員についても、同じことを思ったからこそ、1期限定で出馬したんだと思うけどね。

今必要なのは、自民党へのロビー活動であって、不要な政策を止めて本来必要な政策を実行出来るための常識のある声だと思います。今までいろんな新党が出来ては消えていきましたが、これらを踏まえて考えても、新たな政治団体(政党)が出来たところで成果があったと言える人がどれだけいたかは疑問ですねwww正直なところ、こういった声については、泡沫政党への期待より、官邸メールの方が手っ取り早いし、効果も大きいと思いますよ!


一応堺市長選も少し。
【堺市長選】反維新の竹山氏3選 維新連敗で都構想に暗雲、衆院選にも影響か(1/2ページ) - 産経WEST

任期満了に伴う堺市長選は24日投票が行われ、無所属現職の竹山修身(おさみ)氏(67)=自民、民進、社民、日本のこころ推薦=が、大阪維新の会が公認する元大阪府議で新人の永藤英機(ひでき)氏(41)を破り、3選を果たした。投票率は44・31%(前回50・69%)。4年前の前回選挙と同様に維新対「反維新勢力」の全面対決という構図となったが、維新が連敗したことで、看板政策「大阪都構想」の議論や来月予定されている衆院選にも影響する可能性がある。

今回の選挙は、竹山氏が「都構想反対」を公約に掲げる一方、永藤氏は「堺では議論する段階ではない」として都構想を封印。論点がかみあわず、争点の見えづらい選挙となる中、自民や民進などから推薦を取り付けた竹山氏が、共産の自主的支援も受けるなど、反都構想・反維新勢力を結集させた。

選挙戦では、都構想を争点に掲げない維新に対し、「都構想隠しだ」と批判。「都構想は堺の目前に迫っている。堺は都構想で分断される危険がある」と訴える一方で、2期8年の実績をアピールし、有権者の支持を広げた。

地方選は基本的に現職有利だし、本質的な意味での争点は、大阪都構想の堺市の参加で、「堺市が参加すべきだと思う」は27・5%、58・0%は「そうは思わない」という世論調査が全てだと思います。更には選挙戦も酷かったし、その後の顛末も論外です。

一例ではありますが、、、


竹山市長について紹介します。
竹山修身 - Wikipedia

2009年堺市長選挙
同年9月27日投開票の、政令指定都市昇格後初めて実施された堺市長選挙に、当時大阪府知事だった橋下徹の全面支援を受けて無所属で立候補。なお、当時の橋下知事は「大阪維新プログラム」など、府の発展的解消と基礎自治体優先の徹底を掲げていた。
民主・自民・公明・社民4党が相乗りした現職市長の木原敬介、元大阪府立大学教授の小林宏至、堺高石青年会議所理事の井関貴史の3候補を破り、初当選を果たした。投票率は43.93%。同年10月8日、第19代堺市長に就任。

2013年堺市長選挙
2013年2月22日、堺市議会で同年9月に実施される予定の堺市長選挙に再選を目指して出馬する意向を表明した。
前回の初当選後に橋下知事は松井府議らと大阪維新の会を結党。府の機能強化と堺市などの解体を掲げる「都構想」を表明。それに対し竹山は堺市廃止論に反対し、橋下は絶縁を宣言。維新は対立候補を立てた。

元々この人は維新の支援を受けて選挙に勝った人です。堺市廃止論から袂を分かったわけですが、共産党が支援という理由だけで大阪自民も含め、共産党ガーというレッテル貼りした選挙戦術を取ってたわけで、これについて擁護は到底出来ないです。先日の日記にも書いたけど、小坪市議の記事を再掲します。

【国益烈伝】政治生命の全てを、保守に捧げた父と息子の物語【恩知らずになりたくない人は、シェア】 | 小坪しんやのHP~行橋市議会議員

大阪の事情は複雑だと思いますが、個人的に否定しているのは、維新系のレッテル貼りや、維新からの打破のために手段を選ばない大阪自民の両方にあると思います。そういう意味では、大阪自民の行動も擁護は出来ないし、どのようにして大阪自民を立て直すかということが重要だと思います。東京もそうなんだけど、地域の地盤は大事なので、その点は重視して欲しいと思います。