アメリカ大統領選~最終章
長かったアメリカ大統領選も最終章に突入しました。本日はホントツラい1日だったけど、1月20日正午の大統領就任式までは、ホントの意味での戦いは終わってはいません。トランプ大統領本人も出来る事ならば、穏便に終わらせたかったといった一面もあったと思います。それにしても今日のやり方はえげつなかったですね。とはいえ、手持ちカードを使わずに、出来る限り多くの敵をあぶり出して、議会で認証を済ませた事で犯罪が成立した意味は大きいように思います。
表向きの記事を一応紹介しておきます。
本日の流れをざっくりと・・・。
トランプ大統領の演説。
その後ペンス副大統領はペンスカードを切らなかったわけですが、これを切ってしまうと、副大統領の一存で大統領選の結果をひっくり返すという前例を作ることを意味することから、そういった意味でもこのカードは切らなかったと思われます。恐らくペンスカードを使わないということは想定済みなのか、最初からこのカードを信用してなかったかの二択と思われます。
Mike Pence didn’t have the courage to do what should have been done to protect our Country and our Constitution,
giving States a chance to certify a corrected set of facts, not the fraudulent or inaccurate ones which they were asked to previously certify.
USA demands the truth!
マイク・ペンスは、国と憲法を守るためにやるべきことをやる勇気がなかった。
米国に、以前に証明するように求められた不正や不正確な事実ではなく、修正された事実を証明する機会を与えること。
米国は真実を要求する
https://twitter.com/realDonaldTrump/status/1346900434540240897
しかしこのツイと別のツイはTwitter社に削除され、Twitterは12時間、Facebookは24時間の凍結が行われました。1月20日までは、現職大統領なだけにこの暴挙はある意味凄いですが・・・。
Facebookは政権移行のようですwww
もう一つが以下の動画。
和訳は以下となります。
あなたの苦しみが分かる
あなたが傷ついたのを知ってる
選挙は盗まれた
大勝したと皆知っている
特に反対側もだ
しかし今は家に戻るべき
平和である必要がある
法を守り警察に敬意を示せ
誰も怪我をしてほしくない
大変な時だ
そんな事が起きて我々から盗まれた
私とあなたと国からだ
不正選挙だったが、彼らの罠に落ち入るな
我々は平和でなくてはならない
家に帰ってくれ
あなたを愛してる
あなたはとても大切だ
反対側の連中はいかに我々をひどく扱ったと知っている
私はあなたがどう感じてるか知っている
家に帰ってくれ
平和に家に帰ってくれ
https://twitter.com/TrumpTrackerJP/status/1346935941991075843
何が問題だったのか不明ですが、このメッセージが1807年反乱法の発動要件といった可能性もあったから削除された可能性もあるとのことです。
その後、トランプ支持者に偽装したAntifaによる議会侵入という偽旗作戦が行われました。
Antifaがトランプ氏支持者に変装、議会に侵入=米メディア
トランプ支持者は、6日に連邦議会の建物内に侵入したのは支持者に変装した極左暴力集団「アンティファ(antifa)」のメンバーだと主張している。米紙ワシントン・タイムズが同日伝えた。
ある退役軍人が同紙に対して、XRVision社が顔認識ソフトウェアを使用し、フィラデルフィア出身のアンティファ・メンバー2人と連邦議会に侵入した男性2人を照合した。
同情報筋は、ワシントン・タイムズ紙に照合結果を示す写真を提供した。
同報道によると、2人のうちの1人には、スターリン主義の支持者を意味するタトゥーがあった。XRVisionは、もう1人について、アンティファとの関係が不明だとし、しかし「黒人の命を大切に(BLM)」運動の抗議現場で目撃されたことがあると述べた。
XRVisionは、AI技術に基づく映像コンテンツ分析などを行う米スタートアップ企業だ。
これについては警察が招き入れた可能性が高いです。
THEY LITERALLY JUST LET THEM THROUGH pic.twitter.com/tWMuchly8w
— ujungbits ONLY❍ (@jihanbit) January 6, 2021
Staged....!!!! pic.twitter.com/n3mepd2Uxh
— Lia Papadakis (@liapapadakis_) January 6, 2021
こういった騒動で犠牲者も出ました。
6日の米議会乱入で死亡者は4人、関連容疑で52人を逮捕=警察当局 | ロイター
この件については、議場に招き入れた警察の対応含め、適切な処置が必要なように思います。警備がザルだったのも含め、爆弾の件含め気がかりですね。
その後、米連邦議会は7日に、民主党のバイデン氏を次期大統領に正式に認定しました。
米議会がバイデン氏勝利認定、大統領「秩序ある政権移行」確約 | ロイター
[ワシントン 7日 ロイター] - 米連邦議会は7日、民主党のバイデン氏を次期大統領に正式に認定した。上下両院合同会議で上院議長を兼務するペンス副大統領が、選挙人獲得数を確認し、バイデン氏とハリス氏が1月20日に正副大統領に就任すると宣言した。
認定直後にホワイトハウスはトランプ米大統領の声明を発表。バイデン氏が大統領に就任する1月20日に「秩序ある政権移行」を約束した。
ただし敗北は認めていない。「選挙結果に全く同意しておらず、事実が私(の主張を)裏付けるだろう。それでも1月20日には秩序ある政権移行が行われることになる」と述べた。
上下両院合同会議は6日に各州の選挙結果を認定する手続きを開始したが、議事堂周辺に集まったトランプ大統領支持者の一部が建物内に侵入したため中断、議事堂の治安を確保した上で再開した。
トランプ大統領を支持する共和党議員からは、一部州のバイデン氏勝利の結果に異議が出されたが、上下両院は否決。ペンシルベニア州の結果への異議を、上院は92対7で否決、下院は282対138で否決した。アリゾナ州からの異議も下院が303対121で、上院は93対6で否決した。
ダンスカビーノWHソーシャルメディア担当部長によるトランプ大統領の表明は以下となります。
...fight to ensure that only legal votes were counted. While this represents the end of the greatest first term in presidential history, it’s only the beginning of our fight to Make America Great Again!”
— Dan Scavino🇺🇸🦅 (@DanScavino) January 7, 2021
選挙人団に関するドナルド・J・トランプ大統領の声明:
「私は選挙の結果に完全に同意せず、事実が私を裏付けていますが、それにもかかわらず、1月20日に秩序ある移行があります。 私はいつも、合法的な投票だけが数えられるようにするために戦いを続けると言ってきました。 これは大統領史上最大の最初の任期の終わりを表していますが、それはアメリカを再び偉大にするための私たちの戦いの始まりにすぎません!」
1月20日に秩序ある移行とありますが、ここには「バイデン」、「政権」といった言葉がないですし、あくまで1月20日にトランプ大統領の最初の人気の終わりといった内容であって、二期目を示唆しているようには思います。ポンペオ国務長官のこの表現と似ており、まだ変わっていないようには思います。
そしてリンウッド氏のコメント。
休憩の時間。 私は、史上最大の盗難未遂の結論を見守るために立ち上がっていなければなりませんでした。 今では完全な犯罪です。
多くの裏切り者は、今後数日間で逮捕され、投獄されます。
ドナルド・J・トランプ大統領はあと4年務めます!!!
どうやらトランプ大統領はがテキサス州アビリーンの国防司令部にいるようです。
— Ron (@CodeMonkeyZ) January 7, 2021
そして、日本時間の明日の午前10時にトランプ演説が行われるようです。
緊急!!
— 🗽JOSTARジョウスターproducer制作系YouTuberプロコンサルタント (@JOSTAR_PRODUCER) January 7, 2021
今夜、トランプ大統領は東部標準時午後9時に国民に演説する予定です!
これは集会のスピーチではありません..
これは彼が証拠を提出して提示する国民への演説であり、聞いたことのない人や真実から隠された人は 詐欺や汚職について聞くようになります。
日本時間、8日 am10:00 pic.twitter.com/hEclOfyJGB
そんなわけで、最終章開幕といったところになるでしょうか。明日トランプ大統領が何を語るかが重要となります。
こういった爆弾も今後出てくる可能性もあります。
ここから先については、未知の世界となります。少なくとも今回の両院総会でトランプ大統領を罷免に持っていかなかった事が全てです。ペンス副大統領の青ネクタイのメッセージの意味が気になるしね。
ここで重要になってくるのは、米議会が犯罪を認証したという事実は残るわけですが、ターゲットをどこにするのかというのが重要となります。ここで鍵となるのが、例の大統領令です。このカードを切るタイミングを待っていたように思います。対象を確定させるために、ギリギリまで切らなかったカードがあります。例の大統領令ですね。
ここまで来ると徹底的にやらないとやられるのが事実で、今回の犯罪(国家反逆罪か反乱法??)の完遂の進行役もいると思いますので、その正体も見えてくると思われます。最もバイデン政権の移行の可能性も否定は出来ないのも事実ですし、DSに持っていかれないように、各国がコントロールしてリスク軽減に向けて動かないといけないことも視野に入れないといけません。そして、タイミングよくロックダウンの状態(日本は軽めですが)にあるというのも、何かの意味があるのかもしれません。