今日も個人的に重要そうなニュースもないので、短めの内容になります。緊急事態宣言解除の基準見直しですが、これは妥当ですし、新規感染者数を基準にする意味も分からないですし、医療体制が重要なのは言うまでもないでしょう。

タリバンについては、いろいろと情報が交錯しておりますが、参考になりそうな記事を紹介します。

「世代交代してネットを駆使してくる」というのがポイントになりそうですが、今のところは穏健路線な感じに動いております。内部にはいろんな勢力がいそうなので、見極めが難しいところではあります。麻薬の製造をやめるとかありますが、これが薬草になるかは疑問ですね。どっちにしても、茶番としか思えないくらい容易に政権を奪ったわけですし、重要なのは情勢の安定と、人道的措置とかいって難民を受け入れないことが重要です。政情の安定している近隣国なら分かりますが、何故遠方に難民が行けるのかも謎ですしね。


イランののウラン濃縮についてです。

基本的にオバマ政権前に戻す動きになってることからも、核合意再建を目指した動きになる可能性が高いように思います。タイミングもありますが、バイデン政権のことなので、そんなに遠くないうちに再開に移す可能性も高いかもです。イランへの制裁も恐らく再開すれば解除しそうな流れですね。


ラムダ株について

政府、変異株「ラムダ株」公表の在り方を見直しへ - 産経ニュース


加藤勝信官房長官は18日の記者会見で、新型コロナウイルスの変異株で南米ペルー由来とされる「ラムダ株」に関し、初確認から公表までに時間を要したことを受け、公表の在り方を見直す考えを示した。「国民の不安解消につながる形で公表されるようにしたい」と述べた。


世界保健機関(WHO)はラムダ株を「注目すべき変異株」と分類しており、ワクチンが効きにくい可能性が指摘される。日本では7月20日にペルー滞在歴のある女性から入国時の空港検疫で検出された。ただ、厚生労働省は「外部からの問い合わせを受け、個別に情報を公表」(加藤氏)する対応としたため、今月、一部で報道されるまで明るみに出なかった。


南米ペルー由来とされる「ラムダ株」についてです。WHOの分類では、「注目すべき変異株」となりますが、現段階では「デルタ株」以上の脅威はなさそうです。


厚労省 ラムダ株への感染 濃厚接触者の調査リスト送付せず | 新型コロナウイルス | NHKニュース


国立感染症研究所は、従来より感染力が高かったり、ワクチンの効果を弱めたりと、性質が変化した可能性がある変異ウイルスを「懸念される変異株=VOC」に、同様の影響を与える可能性が示唆される変異ウイルスを「注目すべき変異株=VOI」に分類して監視を強化していますが、ラムダ株はどちらにも位置づけていません。


脇田隆字所長は、ラムダ株について「世界的には減少傾向にある」としたうえで「デルタ株を超える感染力があるとは考えておらず、日本に持ち込まれるリスクは限定的で、現時点で国内で感染が拡大するリスクは低い」としています。


これを見ても、「デルタ株を超える感染力があるとは考えておらず、日本に持ち込まれるリスクは限定的で、現時点で国内で感染が拡大するリスクは低い」という評価で問題なさそうで、記事ではワクチンが効かないとありますが、ペルーはシノファーム製のワクチン接種も少なくなさそうなので、そういった影響も大きいかもです。


煽り記事ではありますが、この記事で重要なのは、「日本はファイザーやモデルナのワクチンを使用しているが、ペルーは大半は中国のシノバック社製を使用しているため一概には比べられない」というのが全てでしょう。

あとはこちらの記事を紹介します。

デルタ株を置き換える状態であれば注意は必要かもしれませんが、そういった状況ではなさそうなので、ラムダ株よりメディアなどの煽りの方が脅威なのは確かだと思われます。少なくともワクチン2回接種で感染率は激減しており、どっちにしてもワクチン接種を進めること以外の本質的な対処方法はありません。


総裁選と衆院選

まずはこちらの記事を紹介します。

このコメントが出るというのは、ワクチン接種が進む前というか、出来るだけ早く衆院選をやって欲しいという本音が出ております。現状だとデルタ株が蔓延しておりますので、ある程度落ち着くまでは選挙は出来ないのですが、ワクチン接種が進むと困るのでしょう。このコメントは枝野が言ってるわけではないのですがねwww



自民党総裁選については、いろいろと牽制した動きのようですね。


総裁選については総選挙前に行われる可能性が高くなりました。総選挙については、緊急事態宣言の解除とワクチン接種がある程度進むというのが前提となりますが、今の状況を考えても、9月中に解散は難しく、現段階では10月解散で衆院選は11月最初らへんが濃厚のように思います。

10月になればワクチンの2回目の接種率は6割は超える可能性が高いので、選挙の制約も減りますし、ワクチン接種が進み、コロナがある程度落ち着いていれば、内閣支持率もある程度は持ち直す可能性が高いです。デルタ株の蔓延で今の状況になってなければ、10月10日か17日が本命でしたが、衆院選が先送りになることからも、総裁選が行われる可能性は高いように思います。

細田派と麻生派の動きがなければ、菅さんの無投票再選の可能性が高いですし、衆院選前に総裁を変えるとしても、選挙向けの総裁は安倍前首相の再々登板くらいしか効果はないでしょうし、こんな状況でそんなリスクを取る必要はないと思います。下村氏や高市氏といった軽量級の人物が総裁選に名前が上がってる地点で、菅さんの再選は既定路線でしょうね。