北朝鮮の核実験の件です。

北朝鮮 水爆の実験実施を発表
北朝鮮は6日、日本時間の午前10時半に水爆の実験を行い、成功したと発表しました。北朝鮮が核実験を実施したのはおよそ3年ぶり4回目ですが、水爆の実験を行ったと明らかにしたのは初めてで、友好国の中国を含め国際社会からの強い非難は避けられないものと見られます。
北朝鮮国営の朝鮮中央テレビは、日本時間の6日午後0時半から「特別重大報道」として臨時ニュースを放送し、日本時間の午前10時半、初めての水爆の実験を行い、「完全に成功した。水爆の技術が正確だということを証明し、小型化された水爆の威力を科学的に解明した」と伝えました。

北朝鮮が「特別重大報道」とする放送を行うのは金正恩政権で初めてだそうです。北朝鮮はこれまで「特別重大放送」として2000年4月、韓国のキム・デジュン(金大中)大統領とキム・ジョンイル(金正日)総書記との南北首脳会談の開催を伝えたことがあります。

「特別重大報道」というのがどのような価値があるのかは分かりかねますが、金正恩政権で初めてというのを考えると、無慈悲シリーズやチャーハンとして捉えるのも少し危険なので、あらゆる観点で考える必要があると思います。

まずは本当に水爆であったのか??水曜にやったから水爆というオチも考えられます(笑)今後の調査次第とは思いますが、こういった説もあります。


「水爆」に疑問 「威力は広島型原爆の半分程度で失敗」との指摘も 波形は過去3回と同規模

北朝鮮が強行した核実験について、気象庁は6日、観測されたのはマグニチュード(M)5・0相当とし、過去3回の核実験で観測した地震波形と比較した結果、「規模は同程度」と推測した。データは北朝鮮が主張する「水素爆弾」ほどの威力がなかったことを示しており、有識者からは「威力は広島型原爆の半分程度で実験は失敗した」との声も上がっている。

北朝鮮は平成18年10月、21年5月、25年2月の計3回、核実験を行っている。今回、気象庁が観測した地震波形は過去3回と同様、通常の地震なら観測される2段階の形状が不明瞭な上、震源地もほぼ同じだ。

一方、今回の規模はM5・0相当だが、最大だった21年のM5・3より0・3小さかった。一般的にマグニチュードが0・2大きくなると地震のエネルギーは2倍になる。単純計算すれば今回の爆発エネルギーは21年の半分以下だが、気象庁は「(震源地の距離などから)誤差もある」として、爆発の規模は過去3回の実験と同程度との見方を示す。

前回と同じ核実験と同程度の内容であることから、実際は水爆ではなく、強化した原子爆弾ではないかという説もあるわけで、水曜にやったから水爆説の裏付けとなりますwwとはいえ、同程度の実験を行って「特別重大報道」というのも腑に落ちないのも事実で、どの程度の開発力を持っているのかというのは重要だと思います。特に、日本は北朝鮮の核兵器開発に警察も含めて多大な協力をしてるわけしなぁwww


どうでもいいが、志位の11月7日のニュース。
共産・志位委員長「中国、北朝鮮にリアルな危険ない」

共産党の志位和夫委員長は7日のテレビ東京番組で、核・ミサイル開発を進める北朝鮮と南シナ海で軍事的挑発を続ける中国について「北朝鮮、中国にリアルの危険があるのではなく、実際の危険は中東・アフリカにまで自衛隊が出て行き一緒に戦争をやることだ」と述べた。

どうやら志位にとって、北朝鮮や中国にリアルな危険はないという認識のようですwそして2ヶ月後の志位のコメント。

今年に入って志位はブレブレですねww

【バカッター】サヨク「水爆は安倍の陰謀 北朝鮮は安倍とグル」

一部では安倍首相の陰謀で北朝鮮とグル説(ここでは尊師の意味w)というのもありますし、よく分かりませんが、パヨクやマスゴミが北朝鮮を批判するという意味というのは、決して北朝鮮を道理的な観点で批判ではなく、別の目的があるからです。そういう意味では、中国や韓国に都合が悪いから北朝鮮を批判しているという構図もあるわけですね(笑)

適当に考えたらこんなところでしょうwてなわけで、ここからが本題・・・。

北朝鮮が何の目的でこのタイミングで核実験を行ったのか??この視点を見落とすと、そこから見える光景が違ってきますのでこの点は重要です。正直なところ、北朝鮮の真意は掴めないが、核開発については北朝鮮として死活問題なわけで放棄はありえないし、朝鮮半島の非核化の実現は無理と考えていいです。朝鮮半島の非核化がベストと思いますが、それが実現出来ないと考えた場合、どのようなシナリオが被害が少ないかという視点を求められるわけです。

最悪なシナリオが何かというのは言うまでもありません(笑)それを避ける選択肢を取るのがベストなわけです。そういう意味では、北朝鮮の仮想敵国がどこなのかというのが重要なわけで、北朝鮮問題を語る上で、瀋陽軍区の存在は必要不可欠なわけで、北朝鮮と中国の図式は、「金正恩、瀋陽軍区vs張成沢、中国」になってたわけで、張成沢は処刑されたわけですが、標的は北京と考えるのが自然です。

前提は以下の通り。

149 ぼかしとカット⑧北朝鮮問題 – 余命三年時事日記
115 中国軍事委員会記事検証座談会 – 余命三年時事日記
 
北朝鮮の事情からして既定路線の話でしかなく、それ以上でもそれ以下でもないと思います。日米の韓国切り捨ての条件が揃ったわけで、反日が国是の韓国への最後通牒である慰安婦仮合意も考慮すれば、別の景色が見えてきます。そういう意味では、3月の日米韓の会談というのが決着点だと思います。2016年は清算・決着の年なわけで、その上の動きだと思いますね。どのシナリオにしても、選択権は委ねている以上、最悪のシナリオ回避の観点では機能していると思いますし、そこらへんを踏まえて動いていると思います。まぁ、正論を言っても通じるわけもないし、正論を振りかざして混乱を招くというお花畑思想よりは、現状のほうがマシとは思いますね(笑)正論も手段でしかないわけで、綺麗事など言ってるほど甘くないというのが置かれてる状況なんだと思います。