甘利騒動の件の続きです。前回の内容については以下となります。

薩摩興業と共産党|ぱよぱよ日記
ここで甘利と一色武と薩摩興業と千葉・中小企業家同友会と共産党の関係について取り上げさせていただきました。一つは告発した総務担当という一色武なる人物は実名を出しているが、会社は匿名でしたが、一色武や薩摩興業にしても実態が不明なのが現状です。一色武についてはこんな感じですしね。


外国人のビザ申請で清島健一公設第一秘書に20万円渡した時、『週刊文春』の記者を同行させて、写真を撮らせていること。勘ぐれば、そのシーンを撮らせるために、わざわざ金を渡したのではと勘ぐることもできる。 その清島健一公設第一秘書というのは、元江田憲司の秘書で失踪していることから、全て仕組まれていたことと考えるのが自然です。一色武が稲川会といった情報もあるようですので、安倍首相の腹心であれば誰でもよかったのですが、偽装献金の手口に公設秘書含め引っかかるなら、誰でも良かったというのが実情と思われます。そういう意味では、江田憲司の元秘書を抱えたというのは、埋伏の毒みたいなものと思われます。


そして、罠に引っかかったことで喜んでる朝日新聞の報道・・・(笑)
自民党幹部、甘利氏見守る姿勢 「わな仕掛けられた感」

高村正彦副総裁は東京都内で記者団に、「すべては甘利さんが説明責任を果たす。その言葉を聞いて判断されることだ」と強調した。さらに「録音されていたり写真を撮られていたり、わなを仕掛けられた感がある。わなのうえに周到なストーリーが作られている」と主張。「自分は悪いことをしてないからってあいまいな記憶で言っていいものではない。記憶を正確にたどって、関係者と記憶を突き合わせるのに1週間いるというのは何の問題もない」と理解を示した。

朝日新聞としては、事情を知る当事者の一色武や清島健一が表に出ない限り、事実関係は分かりませんし、安倍批判の道具として使えるわけで、そういう意味では選挙対策という一面はあると思います。政治と金とかいう口実で、偽装献金というのは政権攻撃に都合がいいのも事実なわけですね(笑)対策としては、偽装献金をテーマとした官邸メールあたりかな??

そういう背景がある以上、センテンススプリングの取り上げたネタというのも、リスクも少なくないわけで、場合によっては、センテンススプリングへの影響も避けられないと思います。稲川会から記事のネタを仕入れてたとなるとね。。。


中小企業家同友会と共産党の関係もありますので、共産党の下部組織について取り上げます。
共産党関連組織については以前のエントリも参考に・・・。

日本国民救援会|ぱよぱよ日記
・民青同(日本民主青年同盟)15歳から25歳までの青年で組織されているジュニア共産党で、機関誌は「民主青年新聞、われら高校生、同盟活動、青年運動」です。

・全学連(全日本学生自治会総連合)全国の学生自治会の連合組織で、機関誌は「祖国と学問のために」です。

・全寮連(全日本学生寮自治会連合)大学生活に関する諸要求、教育の権力支配や学校制度改悪反対等の運動を行っており、機関誌は「緑の旗」です。

・医学連(全日本医学生自治会連合会)医学生の利益を守り、諸要求実現のため共同行動を行っており、機関誌は「医学連新聞」です。

・新婦人(新日本婦人の会)民族民主統一戦線の一翼を担う婦人部隊で、女性の立場からの諸要求、権利拡大闘争をしており、機関誌は「新婦人しんぶん」です。

・婦団連(日本婦人団体連合会)新婦人の指導下にあり、「婦人の生活と権利、子どものしあわせ、平和と独立、国際連帯」が目的の婦人団体の連合組織で、機関誌は「婦人通信」

・全日農(全日本農民組合連合会)広範な農民を統一戦線に結集するため、宅地並み課税、生産調整等の農民の身近で切実な諸問題をとらえて活動しており、機関誌は「農民運動」です。

・農村労連(農村労働組合全国連合会)自民党支持基盤となっている農村を共産党の支持基盤に変えるための組織で、機関誌は「農村労働者」です。

・全商連(全国商工団体連合会)中小零細業者に働きかけ、各地に結成した民主商工会(民商)の全国組織で、重税反対闘争を展開しており、機関誌は「全国商工新聞」です。

・中同協(中小企業家同友会全国協議会)中小企業家による全国的組織の確立を目差し、これを統一戦線の側に結集させることを目的とした団体で、機関誌は「中小企業家しんぶん」です。

・民医連(全日本民主医療機関連合会)共産党の指導により全国各地に設立されている「民主病院・民主的診療所」(民診)の全国連合会で、機関誌は「民医連新聞、民医連医、月刊民医連資料」です。

・保団連(全国保険医団体連合会)開業医の要求と全利益を守って闘う大衆組織を目差して結成された各地の保険医団体の全国連合会で、機関誌は「全国保険医新聞、月刊保団連、保険医通信」です。

・全生連(全国生活と健康を守る会連合会)生活保護者等の最底辺部を統一戦線に結集するために造られた各地の「生活を守る会」「健康を守る会」等生活擁護団体の全国連合組織で、機関誌は「生活と健康を守る新聞、生活と健康」です。

・日患連(日本患者同盟)全国の病院、診療所に入院中の結核患者を中心とした患者主体の市民団体で、機関誌は「健康新聞、かんじゃと医療」です。

・全借連(全国借地借家人組合連合会)借地・借家・間借人の「生活と権利を守る」をスローガンに組織している「借地借家人組合」の全国連合会で、機関誌は「全借連新聞」です。

・公団自治協(全国公団住宅自治会協議会)「公団家賃値上げ反対」、「団地の環境改善・住宅管理の民主化」、「生活防衛」等を目的に発足した全国の公団自治会の連合組織で、機関誌は「全国自治協、団地のひろば」です。

・日本生協連(日本生活協同組合連合会)勤労市民層を統一戦線に結集するため「よりよい商品をより安く」のスローガンのもとに設立された各種の「生活協同組合」(生協)の連合組織で、機関誌は「日本生協連会報、生協運動、消費者運動、生協運営資料」です。

・税経新人会(税経新人会全国協議会)共産党系税理士、公認会計士など職業会計人の全国連合組織で、機関誌は「税経新報」です。

・消団連(全国消費者団体連合会)公共料金や諸物価値上げに反対し、要請行動や集会・デモ、宣伝活動を行っている団体で、機関誌は「消費者運動」です。

・日科・JSA(日本科学者会議)学者、文化人が、世論形成と大衆運動の理論的武装にはたす役割を高く評価されて結成された団体で、機関誌は「日本の科学者、日本科学者つうしん、JSAニュース」です。

・憲法会議(憲法改悪阻止各界連絡会議)共産党系の学者・文化人を結集したもので、憲法の「平和的・民主的条項の完全実施」と「反動的なもの」の阻止・排除を目的とした組織で、機関誌は「憲法しんぶん」です。

・自由法曹団・・「共産党の法律顧問」とか「共産党の法曹戦線勢力」といわれている弁護士の団体で、公安・労働事件の弁護活動や権利擁護闘争を展開しており、機関誌は「団報、人権のために、自由法曹団通信、法律ハンドブック」です。

・青法協(青年法律家協会)司法行政の「民主化」党争や、「治安立法の強化」に反対する党争を展開している弁護士、裁判官、司法修習生、法学者等による青年法曹人の集まりで、機関誌は「青年法曹家、青法協ニュース、青法協会員ニュース」です。

・日民協(日本民主法律家協会)左翼法律家を結集した団体で、法廷活動よりも、政治的色彩の濃厚な大衆運動を行っており、機関誌は「法と民主主義、日民協通信」です。

・JCA(日本ジャーナリスト会議)共産党系のジャーナリストを結集して、反体制運動を目差す団体で、機関誌は「ジャーナリスト」です。

・文団連(文化団体連絡会議)共産党系の文化団体の恒常的な統一組織体で、文化運動のほとんどあらゆるジャンルの専門団体・創造集団及び大衆運動団体の結集を図っており、主な加盟団体は「日本民主主義文学同盟(民文同)・詩人会議・日本リアリズム写真団(JRP)・東京労演連絡会議・新俳句人連盟(俳句人)・新日本歌人協会(新歌人)・日本のうたごえ全国協議会(うたごえ協議会)・日本美術会(日美)等」です。

・労教協(労働者教育協会)労働組合や共産党系大衆団体の教育文化活動と労働者の学習活動を育成、指導し、その連携を強めていく大衆教育機関で、機関誌は「学習の友」です。

・日本機関誌協会・・「機関紙と宣伝」及びその他の出版物を通じて労組・大衆団体機関紙の編集者等に情報を提供し、共産党路線の宣伝、浸透を図っている組織で、機関誌は「機関紙と宣伝、宣伝資料」です。

・労音(全国労働者音楽協議会連絡会議)「音楽は政治を変える」の政治スローガンのもとに、共産党路線に沿った政治闘争を行ってきた音楽鑑賞団体で、機関誌は「月刊音楽」です。

・安保破棄中央実行委(安保破棄・諸要求貫徹中央実行委員会)共産党系の労組・大衆団体の共闘組織で、安保反対、反戦平和、生活防衛、民主主義擁護などの諸要求を掲げた大衆闘争の推進母体で、機関誌は「中央実行委ニュース」です。

・日平(日本平和委員会)「平和運動」を表看板にして、「反基地・反安保・反戦」などで、共産党の手足となって活動している全国組織で、機関誌は「平和運動、平和新聞」です。

・原水協(原水爆禁止日本協議会)原水爆禁止運動における共産党の出店であり、裏では共産国の核実験を指示している。

・全解連(全国部落解放運動連合会)部落解放運動分野における統一戦線結集の主軸として党勢浸透、共産党の支持基盤拡大を目差している外郭団体で、機関誌は「解放の道」です。