まずはこちらの話題から。
キノコ採りも「共謀罪」対象? 民進、法案の必要性問う:朝日新聞デジタル

衆院法務委員会で19日から実質審議に入る「共謀罪」法案が、17日の衆院決算行政監視委員会の主要な論戦テーマになった。安倍晋三首相がテロ対策として法案の必要性を主張したのに対し、民進党は早くも個別事例を挙げて、真っ向から必要性を問う姿勢を鮮明にした。

民進の山尾志桜里氏は、政府が277に絞り込んだとする対象犯罪に文化財保護法や種苗法違反を盛り込んだことは、「どう見てもテロ対策と言えない」と指摘。そのうえで対象犯罪とされた森林法違反の事例を挙げ、「保安林でキノコを採ることもテロの資金源となるのか」と質問した。

これに対し、金田勝年法相は「森林窃盗の対象産物には木、竹、キノコといった森林で育つ一切のものが含まれる」と説明。森林窃盗は、組織的犯罪集団が「組織の維持運営に必要な資金を得るために計画することが現実的に想定される」として、「共謀罪」の対象となるとした。

個別事例がバカバカしいのですが、こんな議論をやるだけ時間の無駄というか、民進党の存在そのものが無駄とも言えよう。

ゆんゆん電波特集。
【テロ等準備罪反対派のゆんゆん電波】 (※括弧内は発言者もしくは発表媒体)
・「保育園を増やして」母親たちの声が共謀罪となる社会 (九州大学内田博文名誉教授)
・釣り禁止の所で釣りを計画してやめても共謀罪 (東京新聞)
・マンションの反対運動が出来なくなる (東京新聞)
・恣意(しい)的な身体の拘束の幅が広がり、思想表現の自由が制約される (朝日新聞)
・同人誌が作れなくなる (buzzap)
・警察権力の監視によって思考が盗み見られている状況に陥り、精神が崩壊する (香山リカ立教大学教授)
・目配せだって共謀だ。死んでいない限り共謀罪が成立する。 (社民党福島瑞穂)
・共謀罪は私たちの表現を奪う (日本ペンクラブ)
・ラインもできない共謀罪 (民進党階猛)
・下見も危ない共謀罪 (民進党階猛)
・カレーも作れない共謀罪 (民進党階猛)

恣意的とありますが、志位的に好き勝手に解釈してると思うし、香山リカの場合は共謀罪関係なく精神崩壊してるだろww



特定秘密保護法の場合はこちらww
【特定秘密保護法反対派のゆんゆん電波】
・映画が撮れなくなる
・小説が書けなくなる
・お経をあげただけで逮捕
・パンクの社会批判の歌が歌えなくなる
・音楽、文学などの創造的な営みを損なう
・日本から芸術がなくなる
・宗教活動の妨げになる
・知る権利が侵害され勉強出来なくなる
・職業選択の自由に反する
・何でもかんでも秘密にするな
・どんな情報でもどれかに該当してしまうおそれがある
・投資家が逃げちゃう
・市場関係者に中立で客観的、正確な経済情報が届きません

普通の感覚をしていれば、こういうことで共謀罪怖いとかいうより、こんな電波を垂れ流す連中が怖いと思うけどなぁwww取り敢えず、ゆんゆん電波の新作でも期待しときます。


続いてはこちらの話題。
【北朝鮮情勢】「安倍首相、誤解を招き得る言及は自制すべきだ」 難民流入の対処策に韓国外務省 メディアは「慰安婦像の腹いせ」 - 産経ニュース

【ソウル=名村隆寛】安倍晋三首相が朝鮮半島有事の際に予想される日本への難民流入の対処策を検討していることを明らかにしたことに対し、韓国外務省報道官は18日の定例会見で「仮想の状況を前提とし、誤解を招き、平和と安定に否定的な影響を及ぼし得る言及は自制すべきだ」と不快感を示した。

韓国人記者の質問に答えたもので、韓国メディアからは「外交的に相当な問題発言だと思うが、憂慮や遺憾の表明をしたのか」といった質問も出ていた。

韓国では、北朝鮮情勢をめぐり日本が警戒していることに対し、「日本が危機をあおっている」との批判がメディアなどで相次いでいる。18日付の朝鮮日報は社説で「緊張をあおるような低水準の稚拙な言動といわざるを得ない」「慰安婦像に対する感情的な腹いせにしか聞こえない」と曲解し、日本側の危機意識を理解しようとしていない。

北朝鮮と直接軍事的に対峙(たいじ)しているはずの韓国では、なぜか現実的な危機感がほとんど感じられない。

関連記事。
【朝鮮半島有事】朝鮮半島有事には日本に難民…首相「想定内」 収容施設、ふるい分け… - 産経ニュース

安倍晋三首相は17日の衆院決算行政監視委員会で、朝鮮半島有事の際に予想される日本への難民流入の対処策を検討していることを明らかにした。「避難民の保護に続いて、上陸手続き、収容施設の設置および運営、(日本政府が)庇護(ひご)すべき者にあたるかのスクリーニング(ふるい分け)といった一連の対応を想定している」と述べた。

在韓邦人の保護に関しても「さまざまな状況を想定し、必要な準備、検討を行っている」と強調した。「拉致被害者の安全がおびやかされるような事態に至った場合に、安全確保のための協力を米国に依頼している」とも語った。

今月5日に続き、北朝鮮が16日に弾道ミサイルを発射したことについては「北朝鮮は軍事力を誇示しているが、外交努力を通じて平和を守ることが重要だ」と指摘。その上で「同時に、『対話のための対話』では意味がない。トランプ米政権はこれまでの『戦略的忍耐』という考え方はとらないことを明らかにしている。全ての選択肢がテーブルの上にあるという考え方に立って問題に対処しようとしていることは、わが国として評価している」との認識を示した。さらに「中国に対し、一層大きな役割を果たすよう働きかけていく」とも述べ、中国による圧力に期待を示した。

朝鮮有事において、難民流入に関する対処策について、避難民保護に続いて、収容施設の設置やスクリーニング(ふるい分け)の対応を想定していることについて、韓国政府が不快感を示したようです。要するに効いてる効いてると言ってるのかなと思いますww第一次朝鮮戦争時に密入国と騙り強制連行とかいうエア難民なんだかよく分からない状況が発生したわけで、こういった対策の検討は当然の話です。個人的には、今回のスクリーニングの処置については、年齢、性別に条件がない。老若男女すべてが対象の国防動員法がある以上、韓国籍(帰化についても国籍離脱手続きの不備により二重国籍状態となる)は、全て便衣兵なわけで、スクリーニングを行う必要があります。

「仮想の状況を前提とし、誤解を招き、平和と安定に否定的な影響を及ぼし得る言及は自制すべきだ」とあるんだけど、リスク管理において、ある程度の想定は必要だと思うよ。上記のゆんゆん電波については検討する必要性は皆無ですが、第二次朝鮮戦争については、可能性がゼロではないしね。

慰安婦像の腹いせという表現も不快ですが、真偽はさておき、「日本人については移動禁止、抵抗する者は拘束あるいは射殺許可という極秘通達が出された」と言われても、何の違和感を抱かない状況を作り出してるのは、おまエラの方だと思うけどなぁwww

あと「中国に対し、一層大きな役割を果たすよう働きかけていく」とあるけど、中国の構図を理解していれば、何を目的とした発言かというのは分かるかもですが、北朝鮮問題について、中国の大きな役割のホントの意味って、半島情勢は代理戦争の構図ではあるんだけど、代理戦争というのは米中ではなく、内戦の構図の代理戦争なわけですね。全ての選択肢がテーブルの上にあるという考え方というのは、米軍の先制攻撃というのも、一つのトリガーと考えていいと思います。そして中国は逃亡したいようです。
「北」問題「中国はキープレーヤーではない」

北朝鮮問題に十分対応していないとの指摘に反論した。
17日、中国外務省の陸慷報道官は「中国は、半島核問題の火つけ役でもないし、問題発生に関わるキープレーヤーでもない」と述べた。
韓国を訪問しているアメリカのペンス副大統領が、北朝鮮問題について、中国に対処を求めたのに対し、中国外務省の陸報道官は「中国はキープレーヤーではない」と述べ、全ての関係各国が対話を通じて解決を目指すべきだとの考えを示した。
また陸報道官は、北朝鮮のミサイル実験について、「全ての関係国がお互いを刺激し、火に油を注ぐような行動を避けるべきだ」と述べ、自制を促した。

中国に残された選択肢は、北朝鮮への経済制裁と瀋陽軍区への対処ということになるわけです。キープレイヤーではないと逃げてるけど、対話の通じない国??に対して、解決を図るなど無理な話だと思います。


最後にこちら。
中国、GDP加速はバブル退治への備えか 年後半の減速を覚悟  :日本経済新聞

【NQN香港=森安圭一郎】中国国家統計局が17日発表した1~3月期の実質国内総生産(GDP)は前年同期比6.9%増と1年半ぶりの高い伸びになったが、これで今年の成長率が政府目標の「6.5%前後」より上ぶれすると考えるのは早計だ。習近平指導部はむしろ年後半の景気減速に備えるために、年初にアクセルを吹かした可能性が高い。ここまでの中国経済を支えてきた不動産市場にはバブル退治の難路が待っている。

実際のところ、中国のGDPが早期に出る地点で違和感を感じますが、ここらへんは糞喰決算みたいな感じだと思います。目標の実現には数字をいじくる必要があるわけで、政府目標を下回ると命に関わる問題と思いますので、数字の操作(アクセル)こそが目標になってるわけです。経済成長の幻想を止めれば、政権の正当性にも関わる話で、ごかましながら共産党大会に備えないといけないわけです。経済的に中国のバブル退治=国家の崩壊を意味しますので、年後半の減速を覚悟というより、国家崩壊の覚悟に迫られてるわけです。