どうやら、福岡地検でも忖度が行われてたようですねww詳細については、近いうちに更新されると思われます。大阪地検では森友関係の告発は受理したようですが、不起訴案件の可能性が高いと思われますが、こんなもんより大阪のヘイトスッペチ関係とか春の生コン祭りあたりの方が重要な事案のように思います。

あと、余命ブログでNews U.S.さまの件について取り上げておりましたが、自分が余命ブログを知ったのは、News U.S.さま経由だったりします。確かに芸風的に好みは分かれると思いますが、全体を通してみれば、コメント欄含め有益な情報を掲載していると思います。基本的に情報に完全なものは難しいし、有益な情報が多く含まれていれば、それでいいと思うし、見る人がどのように捉えて判断するかに過ぎないと思います。


本題は半島情勢関係です。過去作はこちら。

半島情勢|ぱよぱよ日記
半島情勢2|ぱよぱよ日記
半島情勢3|ぱよぱよ日記

朝鮮半島関係については、日経ビジネスの鈴置高史氏のコラムを参考にしております。登録は必要ですが、無料で登録可能だし、このシリーズはそれだけの価値はあると思います。最新の記事は以下となります。

米中が朝鮮半島で談合する時

「米韓同盟」も「中朝」も賞味期限切れだ

ざっくりですが、中国の有力な学者が「韓国が主導する朝鮮半島の統一」とか主張しており、「韓国による統一」は上手にやれば中国の利益になるといった内容となっております。だからこそ、韓国による統一が愚策であり、日本にとって最悪な状況と見ていいです。統一するなら、北朝鮮主導による統一の方が望ましいかと・・・。

仮想敵国の位置付けとして、日本の場合は中韓、中国の場合は日米、北朝鮮の場合は中韓、米国は中露あたりになると思います。韓国は日北といったところかな。冷戦の遺物といえますが、北朝鮮は中国の潜在的な敵となる一方、韓国は中国の友人といった感じに状況は一変したわけです。外務省とか与党内でもこの構図に気付いていない人は少なくない印象を受けます。そういう意味では、北朝鮮は中国を仮想敵国としている以上、利害関係は一致しており、利用価値はあるわけで、この形が崩れるというのは都合が悪い部分もあります。

朝鮮半島の非核化は各国の利害関係の一致する構図ではありますが、北朝鮮にとって死活問題である以上、放棄するというのはあり得ないと思います。取引するのであれば、相応のリスクが必要ですが、朝鮮半島にそれだけの価値はないというのが現状と思います。米中には「朝鮮民族の内輪もめに引き込まれ、多大の人的損害を出した朝鮮戦争の失敗を2度と繰り返したくない」という共通認識があることから、朝鮮半島を非核化させて関わりを避けるのが理想であって、真空パック化というのが共通認識と思われます。

日本の抱える問題として拉致問題もありますので、拉致問題解決のために取引が必要になるということも重要なポイントとなります。北朝鮮の主敵は韓国であって米国ではなく、できれば米国や日本とは関係を改善し、国境を接する中国を牽制したいという意図はあるわけで、取引材料としてここらへんがポイントになると思います。日本の外交を考える上での前提はこういった部分と思います。

ここで米国の動きになりますが、19号を潰す範囲であれば問題はないという判断になると思われます。その上での単独行動であって、そこに韓国は存在はしないと思います。余命ブログの記載になると思います。
1604 2017/04/05アラカルト2

.....米中会談は北朝鮮への攻撃に対して中国の出方を牽制するのが目的だ。トランプは金正恩体制を崩壊させるにとどめるならば中国は容認するとよんでいるのだろう。
この攻撃は米国の脅威を取り除くという国益のためであるから、米韓同盟や日米同盟にはさわらずに、米国単独での作戦となりそうだ。北朝鮮がソウルを火の海にするような反撃ができるかどうかは時間の関係と北朝鮮軍が金正恩の命令で動くかどうか大変微妙である。
これについて安倍総理はトランプとかなり突っ込んだ話をしているようだが、韓国は完全につんぼ桟敷のようだ。米韓演習はどうも米のアリバイ作りであるらしい。
米国単独の作戦であれば日米同盟での問題はなく、中立宣言も必要がなかろう。なによりも、この件で韓国が利益を得ることだけは避けたいというのが米の本音だろう。韓国も嫌われたものだ。
ご指摘の状況は展開次第である。不確定要素が多いから予想は困難だね。


あとは6~7日に行われる米中首脳会談になりますが、破綻する可能性が高いと思います。記事を2つ紹介します。
中国の習近平国家主席、北と米の板挟み 窮地の米中首脳会談に

【ワシントン=山本秀也】北朝鮮が5日強行した弾道ミサイルの発射は、6日に迫った米中首脳会談に衝撃を与えた。限定的な軍事手段も視野に「単独解決」に傾く米国と、中国のメンツを省みない北朝鮮の強硬姿勢の間で、習近平国家主席は窮地に立たされ会談に臨む。

消息筋によると、北朝鮮の不穏な動向は米中ともに察知しており、これが首脳会談の早期実現につながった。北朝鮮では核実験施設周辺でも活発な動きが伝えられ、両首脳の初会談を迎える空気は緊迫している。

会談を前に、中国の対米安保専門家の間では、米国の「外科手術」との言葉が頻繁(ひんぱん)に交わされ始めた。中朝国境付近に多い北朝鮮の核・ミサイル関連施設に対して、米軍が精密誘導兵器によるピンポイント爆撃を加える可能性が「現実味を帯びた」との認識だ。

中国は「朝鮮半島の非核化」を掲げつつも、緩衝地帯として北朝鮮を存続させる必要から、労働党政権を追い詰めてこなかった。

米中間では、2013年6月に行われた習氏とオバマ前大統領の初会談でも北の核開発阻止を「米中の共通目標」と表明していた。4年後の現実が習氏の眼前に突きつけられている。

ところが、王毅・中国外相は、北の大量破壊兵器開発と米韓軍事演習を同列において「同時停止」を提案するなど、なおも“内科治療”での対話解決をめざしている。

中国側は「核問題の主要当事者は米朝だ」(王氏)という逃げ腰で首脳会談に臨もうとしたが、逆に米朝の強硬姿勢の板挟みで会談を迎える事態となった。

だが、会談直前を狙ったミサイル発射で、米軍の最新鋭迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」の韓国配備をめぐる中国の反発は、さらに説得力を失った形だ。

中国、米朝双方に自制促す

中国外務省の華春瑩報道官は5日の記者会見で、北朝鮮の弾道ミサイル発射について「関係各国は自制を保ち、緊張を激化させることをすべきではない」と述べ、北朝鮮だけでなく米側にも自制を求めた。6日からの米中首脳会談への影響については「必然的な関係を見いだすことはできない」とした。(北京 藤本欣也)

昨日の北朝鮮のミサイルについては、中国のメンツを潰すことを目的としており、それを受けた反応のように思います。自制するのは中国ですし、効いてる効いてるといったところになるのかなぁと思いますねww中国国内の状況として、経済状況の問題や瀋陽軍区の問題が付きまとう問題で、一枚岩ではない脆弱な状況にあると思います。

半島情勢において日本の立ち位置として考えるべきことは、国内はゴミ掃除、国外は拉致問題を重点において考えるべきだし、そのためには現実的なシナリオがどこにあるかというのを模索する必要があると思います。