今回は自民都連のドンの内田茂特集でございますw

「猪瀬ントワールド」のタイトルの通り、猪瀬直樹氏が真実を語っていることを前提として書いておりますので、事実に相違があれば内容は破綻すると思いますので、その点だけはお察しくださいという内容の記事です。

引用がメインとなって長いですがご容赦いただきたい。

まずはこちら・・・。


これについては以下の記事を引用します。
猪瀬直樹が語る「東京のガン」※全文読むには登録要

──内田氏の権力の肥大化を問題視して、行動に移した人はいないのでしょうか。

実は、樺山卓司さんという都議会議員が、内田氏に反旗を翻そうとしました。樺山さんは、初代台湾総督の樺山資紀のひ孫です。私も、副知事の時代に、羽田空港国際化の第一便で台北に一緒に行ったことがあります。

しかし、樺山さんは、2011年7月1日に自殺してしまいました。

その原因は内田氏にあります。先日、樺山さんの娘さんから「父は憤死した」との連絡をもらって、樺山さんの遺書を見せてもらったのですが、そこには以下のような言葉がつづられていました。

「これは全マスコミに発表して下さい。内田を許さない!!人間性のひとかけらもない内田茂。来世では必ず報復します。御覚悟!!自民党の皆さん。旧い自民党を破壊して下さい」

ちょうど樺山さんが死んだ夜に、樺山さんは「反内田」の仲間たちと飲んでいて、23時半ごろに帰宅し、3時ごろに自殺しているのを奥さまが発見したそうです。

具体的に、内田氏に何をされたかというと、学校のいじめのようなことがあったそうです。都議会議員の集まりの中で嫌がらせ的に罵倒されたり、議長になれたのにならせてもらえなかったり、ギリギリといじめ抜かれた。きっと、内田氏としても「反内田」のグループが大きくなるのを恐れたのだと思います。

「反内田」の声を上げると粛清されてしまう──そんな世界が都議会にはあるわけです。いわば、キムジョンイル支配のような世界です。

樺山さんの「旧い自民党を破壊して下さい」という言葉は重い。すごくまっとうなことを言っている。これは樺山さんのひとつのメッセージだと思います。


キムジョンイル支配の世界については以下かな。
「北朝鮮じゃないんだから」猪瀬直樹氏も苦笑した自民都連の通告とは?【都知事選】

31日投開票の都知事選に絡んで、自民党東京都連が7月11日付で、国会議員や地方議員に配布した文書が波紋を呼んでいる。

この文書では自民党が推薦した増田寛也氏以外の候補者を応援した場合、「除名などの処分対象になる」と警告。党の推薦を得ずに出馬表明した小池百合子衆院議員を応援しないように、党内の引き締めを図っている。

各議員の親族が応援した場合でも処分対象になる可能性を示しており、元都知事の猪瀬直樹氏は「北朝鮮じゃないんだから」と苦笑交じりにツイートした。


続いては以下の記事。


・一部抜粋

内田茂自民党都連幹事長は既得権益の権化として都議会に10数年君臨してきた。区長会や自民党都議団幹事長が出馬を要請したりしているが、これは制度的にはどうでもよい組織で、都連幹事長とは違う。内田茂都連幹事長は正式に増田氏に出馬を要請していない。勝ち馬に乗るために慎重に様子を伺っているためだ。同時に増田氏を立てて小池降ろしを画策している。自民党都連会長は石原伸晃だが、会長は帽子で国会議員や都議会議員の公認権は都連幹事長の内田が握っている。
内田は石原慎太郎知事に対しても牙を剥いた。僕が副知事に就任にあたり議会承認が必要だったがラインを渡さない無任所とされた。いわば松下電器の副社長になったら副社長室しかなく事業本部がないと同じ。

副知事就任の直後に千代田区に建設が予定されていた参議院議員宿舎を潰した。千代田区基盤の内田は激昂した。そのため僕が都知事に出馬した際、ポスター2万枚が送り返されてきた。貼ってやらないというのである。そこで徳洲会に応援を頼んだが、最後は連合が貼ってくれることになり徳洲会からの借金は使わずに済んだ。ちなみに僕は自民党の「推薦」ではない。舛添氏は「推薦」の傀儡政権だった。

内田茂自民党都連幹事長には、東京で何かするにしても、誰も逆らえないだけの実権を持っていたことです。自民都連会長はお飾りでしかなく何の決定権もないということもね。

ここでどうやって権力を作ったのかというのは、以下の記事にあります。
猪瀬都知事と犬猿の仲“都議会のドン”が復活で五輪招致が大混乱

自民党本部関係者が証言する。

「都知事選の際、全国組織である自民党本部は最初から猪瀬さん支持で固まっていました。猪瀬さんは小泉政権時代、強硬に抵抗する道路関係四公団を民営化する改革の中心メンバーとして尽力してくれました。われわれの間には信頼関係があるのです。

さらに、党本部が都知事選前に行なった世論調査でも猪瀬さんの支持率は飛び抜けていた。打算で考えても自民党が猪瀬さんを支援するのは当然なのです。

しかし、自民党の地方組織である東京都連は違いました。猪瀬さんへの支持を断固拒絶し、ギリギリまで独自候補の擁立を模索していました。でも、声をかけた全員から断られ、都連は猪瀬さん支持に渋々応じたんです」

自民党都連がそこまで猪瀬氏を嫌う理由はなんなのか?

「都連というより、巷で“都議会のドン”とも呼ばれている内田茂さん(千代田区)が猪瀬さんを敵視しているんです。彼は過去に東京都議会の議長も務めた都政の大物で、2009年の都議選では民主党の若手候補に敗れたにもかかわらず、都連の幹事長を務め続けてきた権力者です。

彼は公共事業などの予算づけから施工業者選定までを自由自在に差配できる立場にあり、その利権の“おこぼれ”を側近議員たちに与えて勢力を拡大してきました。ところが、07年に内田さんが中心となって手がけた参議院議員宿舎建設事業に対し、副知事に就任したばかりの猪瀬さんが『ムダだから中止しましょう』と石原(慎太郎)知事(当時)に進言し、土壇場でご破算になったのです。

以来、内田さんは明らかに猪瀬さんを恨んでいます。今回の都議選では内田さんも当選しましたし、自民党の議席数が大幅に増えた。おそらく内田さんは、自分に権限が与えられなければ猪瀬都政を全力で妨害すると思いますね」(前出・自民党本部関係者)

内田茂関係の記事を紹介しますが、どんな背景があるかというのは参考になると思います。
東京都のドン、内田茂氏とは

2013年1月23日配信「2月3日投票の千代田区長選で試される“自民党都連のドン”の実力と猪瀬都知事の立場」<政治>


 東京都議会議員選挙の告示前に地元選挙区内でビール券を配ったとして書類送検されていた内田茂都議(75)について、東京地検は不起訴処分としました。

自民党都連幹事長の内田都議は、おととしの都議選の告示前に選挙区内でビール券を配ったことが公職選挙法違反にあたるとして告発され、警視庁が先月、書類送検していました。東京地検は23日、ビール券は内田都議の政治団体による寄付と認定したうえで、選挙事務所を設置する際にあいさつ名目で配ったことは公選法違反にあたると判断しました。しかし、金額が少ないことなどから起訴猶予としました。一方、地元の町内会に祭りの奉納名目で配ったことについては、選挙に関連した寄付とは言えないとして嫌疑不十分としました。内田都議の事務所は「ご支援を受けた方々にはご心配をお掛けしましたことを深くおわび申し上げます」とコメントしています。

2009年の都議選では落選したが、都連の幹事長を勤め続けてたわけです。そして公選法違反であってもどうにでも出来たみたいですね。起訴猶予と彼は公共事業などの予算づけから施工業者選定までを自由自在に差配できる立場にあり、その利権の“おこぼれ”を側近議員たちに与えて勢力を拡大してきたわけで、側近議員におこぼれを与えてきたわけで、内田茂に逆らえないわけです。これと同じことが舛添にも言えると思います。

舛添都知事の続投に都議会自民党のドンからのお墨付き 国会議員以上の影響力

内容はリンク先で確認してください。ここで舛添の悪あがきの原因は、自民都議のドンの内田氏には逆らえない状況になってただけの話と思います。恐らく韓国学校絡みについても、お金に汚い舛添が汚いお金を受け取らせることで動いた可能性が高いと思いますよw恐らく、金の流れを追えば、ある程度は見えるとは思うけどね。


こちらの記事も紹介します。
森元首相今もエラい理由 総裁選の恩義で安倍首相頭上がらず

「安倍さんが総裁に返り咲いた前回の総裁選では、選挙終盤に森さんが自民党都連のドン・内田茂さんに票の取りまとめを要請に来た。森さんはもともと石原伸晃さんを推していたが、劣勢とみるや都連に『石破(茂)を当選させないために安倍に入れてくれ』といってきた。議員引退後も政府と地方のパイプ役を担っているのが、森さんのパワー」

総裁選での恩義があるから、安倍首相も森氏には頭が上がらないのだ。

力学関係からして、安倍首相が彼らに対して正面から打ち合いの出来ない事情というのも、こういったところなのでしょう。「猪瀬ントワールド」を真実という前提で考えたら、内田茂というのは、自分の手を汚すことなく、他人に負い目を感じさせて、強迫的に人を動かせるといったサイコパス要素を持った人物であるとみなしていいと思います。ここらへんについては、北九州監禁殺人事件の主犯の松永太と似たタイプの人物なのかなと思ったりもしますね。