今日で5月が終わりです。令和元年の最初の月ということで、いろいろとあった感じですが、令和はそんな時代のような気がします。

国内で言えば、丸山議員の問題を受けて、ロシアとのお粗末な対応からも、維新が反日政党であるということが多くの人に知り渡り、実質的に改憲の道が現実的ではないということが分かったのではないでしょうか。過去記事を紹介します。

維新の終わり-ぱよぱよ日記

次の選挙で潰す対象は維新ですし、この期に及んで維新推しする輩がいれば、確実に偽装保守というレッテルを貼っても問題はないと思います。憲法は国家観そのものですし、バーターで改憲を議論するというのは論外だし、皇室関係も一緒ですが、現状では議論出来ない状態なので、まずは議論の土壌を作る事に専念した方がいいと思います。まずはマスコミを駆逐して、日本人にとっての「情報」をマスコミから取り戻す必要があると思います。どっちにしても、本丸をある程度弱体化させないと動けないのはあるかもです。

そして維新の心の拠り所でもある道州制については、自民党としてはやる気はなかったし、特区制度などに移行しておりますし、総裁直属機関としてあった道州制については廃止になっております。

自民政調改革、総裁直属5~6機関廃止へ 外交戦略や道州制 - 産経ニュース

維新関係というか、竹中工作店(パソナ)関係は記事にするほどのネタでもなかったので、ツイートを投下したので、一応紹介しときますwww
竹中氏については使い方次第ですし、武器にもなり得るのは確かでしょうねww

あと、衆参同日選の可能性についてですが、現状だと低いように思います。参院選単体でも、自民党の議席は減りますが、自公の安定多数のラインは確保出来る可能性が高いことからも、余程の飛び道具を用意しない限りは、衆参同日選を行う理由もないと思います。そもそも改憲は衆参同日選をやっても無理ですし、改憲を理由とした衆参同日選を仕掛ける理由として弱いように思います。であれば、衆参同日選の口実は消費税関係となりますが、延期を理由とした総選挙というのも微妙ともいえます。とはいえ、次の衆院選の時期と状況を見れば、日程の選択肢は実は少ないというのは確かだと思います。


今月のイベントとしてはファーウェイ関係も大きいと思います。

ファーウェイへの部品供給停止の件-ぱよぱよ日記

米中通商交渉の一環でもあり、安全保障の問題ではありますが、こことの対応で旗色が見えてくるのではないのでしょうかね。

韓国「ファーウェイ取引継続」の愚 トランプ氏に反旗…このまま「中国寄り」なら国際的孤立は必至 識者「米は韓国を見放している」 (1/3ページ) - zakzak

日本としても、動きつつあります。
外資規制、IT分野も追加=中国警戒、情報流出に歯止め-政府:時事ドットコム

 財務省と経済産業省は27日、外資による日本企業への投資に関する規制を強化すると発表した。安全保障上の理由から事前に届け出が必要な対象として、半導体や通信などIT分野の20業種を追加。外為法上の規定を改め、8月1日から適用する。
 政府が問題があると判断した投資案件について中止を命じられるようにし、重要情報の流出を防ぐ。IT分野で急速に台頭する中国への警戒を強める狙いもある。
これは投資規制ではありますが、実際に日本企業の技術が人民解放軍に渡った事実もあることからも、あらゆる規制が必要なのは言うまでもありません。

<独占報道>日本・住友電工の光ファイバー技術、ファーウェイ経由で中国軍に渡った=米国防省筋

国内のファーウェイの端末の取り扱いも減りつつありますし、今後厳しくなることは確かだと思います。来月に米中首脳会談が開かれて話が纏まる可能性は低く、膠着状態が続きそうな気がします。


欧州議会選挙とイギリスのEU離脱関係も動きが見えつつあります。欧州議会選挙については、EU凋落の予兆が見える結果に終わり、メイ首相辞任によって、イギリスの合意なき離脱の可能性が高まったように思います。

記事を紹介します。

トランプ氏、英EU離脱強硬派を称賛 ファラージ氏らは「友人」 - ロイター

あとこちらも。
アングル:英国の「合意なきEU離脱」、投資銀が確率引き上げ - ロイター

[29日 ロイター] - 英議会の姿勢が何の合意もないまま欧州連合(EU)を離脱することに断固反対を示しているため、合意なきブレグジット(英のEU離脱)の確率は絶対水準として見れば依然として低い。ただ投資銀行の間では、合意なき離脱の確率を引き上げる動きが広がりつつある。

ロイターが取材した投資銀行の半分以上は、合意なき離脱確率をこれまでに上方修正している。メイ首相が離脱協定案を巡って野党・労働党と妥協することに失敗して辞任を表明し、EU懐疑派のボリス・ジョンソン前外相が後継者レースの先頭を走っているからだ。

BNPパリバは合意なき離脱確率を40%と従来の2倍に高め、JPモルガンも15%から25%に見直した。

リスクがさらに高まるかどうかは、与党・保守党党首選の結果次第だ。一部のアナリストは、欧州議会選においてブレグジット党が躍進したことで合意なき離脱賛成派が意を強くしたとみている。

どの投資銀行が示した合意なき離脱確率も50%に届かず、大半は10─25%の範囲に集まった。INGバンクのジェームズ・スミス氏によると、英議会は合意なき離脱反対が圧倒的なため、今後内閣不信任案が提出されて総選挙が実施され、離脱期限が延長されるか、離脱撤回が議決にかけられてもおかしくない。同氏は合意なき離脱の確率を20%に設定した。

欧州議会選では親EU政党も勢力を伸ばしたことから、2回目の国民投票が行われたり、結局離脱がなくなるかもしれないとの声もある。

合意なき離脱確率を40%としているゴールドマン・サックスは「労働党指導部は、2回目の国民投票を提唱するのが選挙で有利になると決断する可能性が十分にある。あるいはEU懐疑派の次期首相が合意なき離脱を推進する意向を示した場合、議会の過半数は最後の手段として政府のEU離脱通告の取り消しを可決すると考えている」と説明した。
欧州議会選にも関係しますが、投資銀行としては離脱してほしくないことだけは分かります。誰が首相になるかは分かりませんが、現状だと時間切れによる離脱の可能性が高くなったと思いますがね。恐らく纏まらないと見ているがどうなんですかね??

今月は重要なイベントがあったけど、今後の見通しがある程度見えれば方向性が定まるようには思っています。来月もG20関係でイベントが多いし、どのように進むか注視したいと思っています。