コメントの返信は基本的にしないようには考えてましたが、これはこれで何か申し訳ない感じもしてきたので、運用を変えるつもりです。長文は返信はしないのと、読後感の悪いものも許可&返信は行わないのを基本線となりますが、少し検討させてください。

今日は令和初の天皇誕生日ですね。60歳のお誕生日おめでとうございます。
平成が12/23で、令和が2/23というのも、不思議な縁もありますね。記事紹介がメインなので、個別のコメントは少ないです。

記事の紹介。
「象徴の責務果たす」 天皇陛下、60歳に―即位後初の記者会見:時事ドットコム

 天皇陛下は23日、60歳の誕生日を迎えられた。これに先立ち、お住まいの赤坂御所(東京都港区)で即位後初の記者会見に臨み、「常に国民を思い、国民に寄り添いながら、象徴としての責務を果たすべくなお一層努めてまいりたい」と決意を述べた。
 昨年5月1日の即位当日の「剣璽等承継の儀」と「即位後朝見の儀」の際は「我が身が担う重責に思いを致し、身の引き締まる思いがし、厳粛な気持ちになりました」と振り返り、約10カ月を経て「天皇の一つ一つの公務の重みと、それらを行うことの大切さを感じております」と心境を語った。

 憲法に対する思いを問われると、「憲法を順守し、象徴としての務めを誠実に果たしてまいりたい」と話した。
 人工知能(AI)やスマートフォンの普及、気候変動などを例に挙げ、「社会の変化や時代の移り変わりに応じた形でそれに対応した務めを考え、行動していくことは大切」と新たな時代の皇室の役割に言及。ライフワークの水問題を切り口に、貧困や防災などの諸問題に考えを巡らせることができるとして、「『水』問題への取り組みで得られる知見も大切に生かしていきたい」と述べた。(以下略)
宮内庁のHPを紹介します。

天皇陛下お誕生日に際し(令和2年) - 宮内庁


動画は以下となります。



今年は諸般の事情で一般参賀が中止になって残念ですが、今回は事情的に致し方ないのはありますね。。。

重要なのは、人工知能(AI)やスマートフォンの普及、気候変動などを例に挙げ、「社会の変化や時代の移り変わりに応じた形でそれに対応した務めを考え、行動していくことは大切」と新たな時代の皇室の役割に言及した部分で、新たな時代の皇室の役割に相応しい形であることが大事です。憲法は国家の基本となる部分であるのと、憲法で象徴と定められてるし、それだけの話で、護憲や改憲というスタンスはないと思います。

せっかくなので、天皇陛下について紹介します。歴史学(主に交通史、流通史)の専門のようですね。

徳仁 - Wikipedia

以下の記事を紹介します。




皇太子時代の講演を紹介します。

皇太子殿下のご講演(当時) - 宮内庁

書籍の紹介。
水運史から世界の水へ (日本語) 単行本(ソフトカバー) – 2019/4/4

内容紹介
天皇陛下 皇太子時代のご講演の記録
中世・瀬戸内海の水運史や、17~18世紀のイギリス・テムズ川の水上交通史の研究を経て、関心はやがて世界の水問題へ。史料に真っ直ぐに向き合い、各地の水利用の現場を歩き、水災害の被災地への訪問を重ねてこられた殿下のまなざしは、「水と私たち」の未来に向けられてゆく。昭和62年(1987年)の初講演から平成30年(2018年)の世界水フォーラムの基調講演まで、全9篇を収載。

〈内容構成〉
はじめに
第1章 平和と繁栄、そして幸福のための水
第2章 京都と地方を結ぶ水の道 ―古代・中世の琵琶湖・淀川水運を中心として
第3章 中世における瀬戸内海水運について ―兵庫の港を中心に
第4章 オックスフォードにおける私の研究
第5章 17~18世紀におけるテムズ川の水上交通について
第6章 江戸と水運
第7章 水災害とその歴史 ―日本における地震による津波災害をふりかえって
第8章 世界の水問題の現状と課題 ―UNSGABでの活動を終えて
参考収録 Quest for Better Relations between People and Water


―本書「はじめに」より―
本書には、昭和62年(1987)に私が生まれて初めて行った、テムズ川の水上交通の歴史に関する講演から、平成30年(2018)3月にブラジリアで行った第8回世界水フォーラムにおける基調講演にいたるまでの、水上交通史や水災害を含む水問題についての講演の記録を収載しています。(中略)水問題は、あたかも水がどこにでも流れていくように、世界の紛争、貧困、環境、農業、エネルギー、教育、ジェンダーなどさまざまな分野に縦横無尽に関わってきます。(中略)水を通してこれらの問題に関心を持つことができたことは私にとりとても有意義であり、私の視野を大きく広げてくれた「水」に感謝しています。
書評を紹介します。

水問題はかなり重要ですし、水という資源は重要な資源の一つで、いろいろと思惑があったりもしますので、これについてはある程度知っておいた方がいいかもしれませんね。こういった分野についても、今の天皇陛下を知る上で重要な部分だと思います。水問題については、今後のテーマの一つになると思いますので、気が向いた時に取り上げていきたいと思います。