今日はCPACのトランプ大統領の演説がテーマとなります。


以下記事となります。


トランプ氏、24年大統領選出馬を示唆 新党結成は否定: 日本経済新聞


【ワシントン=永沢毅】トランプ前米大統領は28日、南部フロリダ州で開かれた保守系政治団体のイベントで演説し、2024年大統領選に再出馬する可能性に含みをもたせた。取り沙汰されていた新党旗揚げについては「フェイクニュースだ」と否定した。大統領を退任後、トランプ氏が公の場で演説したのは初めて。


演説は約1時間半に及んだ。トランプ氏は民主党のバイデン大統領が制した先の大統領選で「不正があった」と重ねて主張。勝利した16年、敗れた20年に続く24年大統領選を念頭に「彼らを打倒しようと決めるかもしれない。これで3回目だ」と述べた。


トランプ氏は「私たちには共和党がある。結束し、かつてなく強くなる」と述べ、新党結成はせずに党内で影響力を行使する考えを示した。共和党で自身の弾劾に賛成した上下両院議員の名前を1人ずつ列挙し、党の候補を絞り込む予備選で排除する意向を示した。「ワシントンのエスタブリッシュメント(支配層)が私たちを黙らせようとしても、私たちが勝つ」と強調した。


大統領就任から1カ月が過ぎたバイデン氏に関して「近年ではもっともひどい最初の1カ月だった」と批判。自らが進めた排外的な移民政策をバイデン政権が転換した点をあげて「これだけでも民主党が(22年秋の)中間選挙で敗北し、4年後にホワイトハウスを失う十分な理由になる」などと主張した。


イベントは保守政治活動会議(CPAC)が例年は首都ワシントンの近郊で開いてきた。今回は新型コロナウイルスの影響を踏まえ、開催地をフロリダに移した。


動画は以下となります。



演説のポイントは以下となります。



演説の翻訳のツイートを紹介します。



翻訳は以下となります。


私は新しい党は始めない


共和党内の統一を図る


そして極左民主党、フェイクメディア、キャンセルカルチャーと戦う


バイデンは史上、最悪の失策をした


アメリカファーストからアメリカラストに変わってしまった


国境の安全を破壊してしまった


子供の人身売買や麻薬組織が入ってくる


何万人もやってくる


これだけでも中間選挙で民主党は負けるだろう(会場総立ち、USA、USAの合唱)


私は3度、彼らを打倒するかもしれない(会場総立ち)


バイデンは不法入国者を捜査、逮捕するICE局を潰している


バイデンの移民政策は不道徳でアメリカ人を裏切った


学校を開催せよ、今すぐだ


それは(学校を開催を反対する)教員組合にバンデンがコントロールされているからだ


(学校閉鎖で)子供の精神状態が問題になり自殺が急増している


トランプ政権のワクチンの短期完成はミラクルだった


私が去ったとき2000万人が既にワクチンを摂取していた


しかし数日前、バイデンは「私が政権を引き継いだときワクチンは無かった」と言った


バイデン自身も既にワクチンを摂取していたが、摂取したことを忘れてしまっていたようだ


バイデンは、私の「テロリスト国からの入国禁止の大統領令」を撤廃した


そしてバイデンは難民の入国枠を10倍にした


バイデンは終わりのない戦争を続ける


19年もアフガンにいるが、バイデンはまた戦争に介入したがる


私の政権でこの1年間一人も兵士はアフガンで亡くならなかった


バイデンはWHOに戻った


WHOは中国の操り人形だ


米国はWHOに500億円相当も払い、中国は40億円相当しか払っていない


実に悲しいことだ


バイデンはパリ協定に戻った


中国は10年たたないとこれに縛られない、インドも入っていない


米国は最も綺麗な空気、水。加入する必要があるか


石油パイプ建設を止め4万2千人の雇用が失われ


石油採掘も止め


トランプ政権はエネルギー最大生産国にしたが


バイデンはエネルギー産業破壊者


バイデンは女性のスポーツで性同一性の男性(本人は女性と認識するが肉体は男性)の参加を認めたい


我々は女性スポーツを守らなければならない


将来の共和党は労働者の家族を支援し急拡大し、「愛される党」となっている。(会場総立ち、USA, USA, USAの合唱)


「トランプイズム」とは何か


皆、私に聞いてくるが、私の造語ではない


それは


良い協定を結ぶ


低い税金


規制削減


国境の安全


街での暴動なし


銃保持権利


忘れられた人々を支援


強い軍隊


退役軍人の世話


である


民主党は社会主義でこれは共産主義につながっていく


"私たちはあなた(トランプ大統領)を愛してる"の合唱


選挙戦で56の演説集会を行い、これを聞くようになった


「私たちはあなたを愛してるの合唱」は過去の大統領史上でなかったことだ


我々はキリスト教の信仰を守る


総合的な選挙公正法案を通す


民主党による選挙ルール変更の乱用が2020年の選挙で行われた


どこから来たかわからない何十万もの票が来た


死者が投票した


選挙は不正だった、これを公正すべきだ


最高裁は勇気がなく、これを取り上げなかった


最高裁はこれについて話したくないのだ


テキサスと18州の訴訟があったが最高裁は取り上げず


州政府は選挙直前で選挙ルールを変えた


選挙は1日だけだ、45日間でない


最高裁は恥を知れ


郵便投票はすべきでない


投票IDが必要


激戦州でなにが起きたかしってるだろう


投票数が投票登録者が何十万人も多かった


ごまかし選挙をするためにコロナを利用して郵便投票にした


州政府が選挙ルールが違法に変更されたのは、明らかな事実


本来な州議員がするもの


この違憲行為を最高裁はまた取り上げなかった


共和党が真実について語れなく、検閲されるのは、民主主義でない


ビックテックは保守派を検閲したら、大きな制裁を受けるべきだ


既にフロリダはこの法律が通り、他の州も動いている


民主党は投票IDを廃止し、刑務所の囚人に投票券を与えようとする


我々はこれらを止めよ


民主党とマスコミと戦え(会場総立ち)


ワシントンのエスタブリッシュメント議員は私を攻撃するのではなく、民主党のソーシャリズムの動きを止めよ


民主党は、悪党でずる賢いが一致団結している


共和党は、団結していない


私は共和党を賢くそしてタフな党にする(USA, USA, USAに合唱)


マコーネルの支持表明で彼は上院選で勝った(ブーイング)


共和党議員を活用し選挙を公正化すべきだ


下院現職議員は一人も選挙で負けなかった


下院では20議席負ける予定だったが15議席獲得


米大統領史上で最も多くの票を得た


実に変


集計所をクローズして午前3時に何がおきた


将来、国を取り戻したいのならhttp://Donaldjtrump.com にアクセスしてくれ


こういったことは普通言わないが


(資金の)貢献をしてくれ


ビッグ・テック、極左民主党と戦う


実に苦痛な過程にいるが、我々は勝つ


前に進め


皆さんの支援の下


我々は下院を取り戻し


上院を勝ち取り


そして共和党大統領がホワイトハウスを勝ち取る


それは誰だろう?(会場総立ち拍手)


誰だろう?


我々の運動は始まった


アメリカを誇り高き自由で強い国にする


CPACありがとう


皆んさんとアメリカに神の祝福を



CPACでトランプ大統領退任後に初の演説として、事実上の一般教書演説??が行われましたwww演説は約1時間半となり、トランプ大統領が健在であるのが分かって安心しております。「現代史上、最も破滅的な最初の1カ月だった」というのも分かるくらいの破壊力ではありましたが、さすがに4年間続けるとアメリカが持たないような気もするので、2024年をホントに視野に入れてるかは不明ではあります。


トランプ大統領というか、共和党が2024年にホワイトハウスに戻るためには、2022年の中間選挙で上院・下院で共和党を過半数にするのと、その勢いを次の大統領選まで維持する必要があるわけです。当然のことですが、大統領選については、特に激戦区で行われた一連の疑惑の究明は必要となるでしょう。元々、赤い州と青い州で傾向が出るため、スイングステートとされている州を取れば勝てるわけです。逆を言えば、スイングステートで数字をいじくれば必ず勝てるゲームともいえます。今回の選挙について、今の所は連邦最高裁が明らかに違憲なものも取り合わないといった形で、司法も死んでる状況ともいえます。本来であれば、大統領選や連邦議会選挙が州ごとに制度が違うのも変な話ですし、「合法の票は数え、違法の票は数えない」という原則が守られていないというのが現状です。有権者管理も行われてるとは思えない状況ですし、連邦議会だけではなく、各州の共和党も一丸となって、この問題に取り組まないとかなり厳しいし、今回の大統領選については、共和党内の危機管理の薄さが招いた一面もあると思います。


もう一つ重要なのが、フェイクメディアもそうですが、大統領や最高裁判事以上の権力を持っているビッグ・テックによる検閲の問題ともいえます。通信品位法230条の撤廃(※改正の場合は検閲の強制化を盛り込まれる可能性があり)は必須でしょう。ビック・テックの検閲の方向性は、極左に寄っており保守派の言論弾圧の口実として使われたり、また極左の検閲込みのSNSが引き金となるキャンセルカルチャーも問題となっております。


キャンセルカルチャーは以下となります。


コールアウト・カルチャー - Wikipedia


コールアウト・カルチャー(英語: call-out culture)または アウトレイジ・カルチャー(英語: outrage culture)とは、晒の形式のひとつである。あるコミュニティの成員が犯した悪事を特定し、その人物を公的に呼び出して、恥じ入らせたり罰したりする行為を指す。


この用語の変種であるキャンセル・カルチャー(英語: cancel culture)は、ボイコットの形式のひとつである。公的に呼び出された人物が社会的な仲間集団や職業的な仲間集団から追放されることを指す。彼または彼女は「キャンセルされた」と言われる。この事象はソーシャル・メディアと現実世界の両方で確認されている。


キャンセル・カルチャーに関して使用される場合の「キャンセリング」(英語: cancelling)という表現は、2015年以降に使用されており、2018年からは広範に使用されている。


あとはこちらも紹介します。


キャンセルカルチャーとは 意味/解説 - シマウマ用語集


最もSNSのキャンセルカルチャーもそうだけど、これがフェイクメディアの憶測などが引き金となっており、本人のキャリアどころか最悪では生活にも大きな影響が出ることから、この流れについては絶対に止めないといけないというか、本来なら犯罪行為にも値するわけですが、当人にとっては犯罪意識がなく正しいことと思い込んでるというのが、ホントの狂気であって、こういった暴走を止めないといけないのもあるでしょう。


考えられる正攻法はここらげんになりますが、正直言ってかなり厳しい状況であるというのが分かると思います。更にいえば、民主党がこのまま黙っているとは思えないし、メディアやビックテックなどを駆使して、保守派を弾圧するでしょうし、選挙制度が機能していないので、これ以上の不正が行われる可能性も高いです。どっちみち弾圧してしまえば大丈夫という実績もあるわけで、グレートリセットにも関わってきます。

グレートリセットは「全体主義的な高度管理社会」なわけで、高度管理社会というのがビック・テックが関わる部分なのでしょう。中国共産党をイメージするのが分かりやすいと思います。検閲は金盾みたいなものですし、これを応用したものがグレートリセットの実態と思われます。この流れを止めることが出来なければ、共和党も民主党などの党派もなく、支配するものと支配されるものの二極化で固定されることになると思われます。


逆を言えばやることは見えてきているわけで、アメリカも党派関係なく、トランプ大統領の描いた路線に転換出来ないのであれば、正攻法で崩すことは難しくなると思います。恐らく、局所的なハードランディングは必須とは思いますがね。日本としても、アメリカの動向も踏まえて、被害に巻き込まれないように当面は動くしかないと思います。