ぱよぱよ雑談~20210316
取り上げたい話題のない時の対応に困る日々ですね。無理して更新しても仕方ないので、休みたい時は休むかもしれません。そんなわけで中身のない更新が増えてきてるような気がしてますが、取り上げるテーマがない場合は致し方ないです、ハイ。
緊急事態宣言の解除について
緊急宣言、全面解除へ調整 政府、再拡大防止に全力:時事ドットコム
政府は15日、新型コロナウイルス対策として首都圏4都県に発令中の緊急事態宣言を21日で全面解除する方向で調整に入った。感染状況を見極めた上で、専門家の意見も踏まえ菅義偉首相が最終判断し、18日にも決定する。解除した場合はリバウンド(感染再拡大)を防止するため、検査強化などの対策に万全を期す考えだ。
宣言は1月8日に始まり、2回の延長を経て今月21日に期限を迎える。首相は15日の自民党役員会で「期限まで1週間を切った。引き続き緊張感を持って対策を徹底していきたい」と述べ、解除を目指す考えを示した。
感染や医療提供体制などの状況を示す4段階の指標が2番目に深刻な「ステージ3」相当に下がるという解除の目安は満たしつつある。政府内では「このままなら解除」(関係者)との見方が大勢。宣言に基づき、飲食店の営業時間短縮を柱とする今の対策を続けても「これ以上改善しない」(同)との見方もある。
首相は15日の参院予算委員会で、首都圏の新規感染者について「やや微増という状況だが、ほぼステージ2の水準だ」と指摘。前回の宣言再延長の決め手となった病床使用率の逼迫(ひっぱく)も「徐々に改善しており、ステージ3の水準になっている」と述べた。その上で「専門家の意見も伺いながら、最終的には私が判断をさせていただく」と説明した。
緊急事態宣言については21日の期限で全面解除の方向で調整に入ったようですね。最終的には18日に決定するようですが、正直なところ飲食店の営業時間短縮を柱とする今の対策を続けても改善しないのは事実でしょうし、新規感染者は微増だが、病床使用率も改善していることから、これ以上延長することに意味はないと思います。最も、この緊急事態宣言が本当にコロナ対策で行われてるか当初から疑問は抱いてたのですが・・・。
因みに現在の指標は以下となっております。
因みに2週間前の状況。
病床使用率はある程度改善しておりますが、知事の意見は分かれてる様子・・・。
東京 小池知事「基本対策守り 医療従事者の負担減らす行動を」
埼玉 大野知事「解除要請する状況に至っていない」
千葉 森田知事「予定どおり解除できるよう対策徹底していく」
神奈川 黒岩知事「解除の方向が見えてきている」
一応足並みは揃えるようですが、変な動きがないことだけは願いたいところです。
ワクチン関係
加藤勝信官房長官は15日の記者会見で、新型コロナウイルスワクチンの接種時に取得できる休暇制度の導入を検討する考えを示した。「経済界への働きかけや国家公務員の取り扱いを含めてどういった対応が可能か検討していく」と述べた。「接種の強制にならないよう留意するのは当然だ」とも強調した。
河野太郎規制改革相が14日、ワクチンを接種したり、接種後に副作用が出たりした場合の休暇制度を検討すると表明していた。加藤氏は「国民が安心して接種する環境を整備していくことが重要だ」と話した。
ワクチンの接種は任意で強制ではないですし、自らの意志で接種が行われるのと、職場や周りの方などに接種を強制したり、接種を受けていない人に差別的な扱いはしないというのが前提となります。
接種を受ける際の費用
全額公費で接種を行うため、無料で接種できます。
接種を受ける際の同意
新型コロナワクチンの接種は、国民の皆さまに受けていただくようお勧めしていますが、接種を受けることは強制ではありません。しっかり情報提供を行ったうえで、接種を受ける方の同意がある場合に限り接種が行われます。
予防接種を受ける方には、予防接種による感染症予防の効果と副反応のリスクの双方について理解した上で、自らの意志で接種を受けていただいています。受ける方の同意なく、接種が行われることはありません。
職場や周りの方などに接種を強制したり、接種を受けていない人に差別的な扱いをすることのないようお願いいたします。
自らの意志で行うのに休暇制度というのも変な話ですし、かといって、有給だったり休日の接種をわざわざやりたい人がどの程度いるかも疑問ですので、こういった制度があれば、接種する人も増えてくる可能性はあります。
最もワクチンに関するエビデンスは不明ですが、少なくとも以下の点については留意する必要があります。
ワクチンの効果の持続期間については明らかになっていないため、早めの接種が必ずしもいいとは限らないといった点となります。
Q3-1 新型コロナワクチンの効果(発症予防、持続期間)はどうなりますか。
現在、国内外で新型コロナワクチンの開発が進められ、新型コロナワクチンの効果や安全性等については確認されているところです。
また、ファイザー社、モデルナ社、アストラゼネカ社は、開発中のワクチンを投与した人の方が、投与していない人よりも、新型コロナウイルス感染症に発症した人が少ないとの結果又は中間結果が得られたと発表しています。
臨床試験や接種が始まってから時間があまり経過していないことから、効果の持続期間については明らかになっていません。今後の情報が明らかになるのを待つ必要があります。
ワクチン接種を受けた者が他人に感染させるリスクは、まだはっきりしていないという点も重要となります。
ワクチンを打てばCOVID-19対策は不要? - Consumer Health News | HealthDay
専門家によると、これらのワクチンの安全性と有効性を検証した臨床試験では、主にCOVID-19の重症化や死亡を防ぐことができるかどうかに焦点が当てられているという。よって、ワクチン接種を受けた人が感染した場合は無症状で経過することが多いと考えられるものの、その人から周囲の人にウイルスが伝播してしまう可能性の有無は、まだ分かっていない。
米ヴァンダービルト大学医療センターのWilliam Schaffner氏は、「ワクチンを接種していても感染する可能性があり、かつ他者に感染させる可能性もある。COVID-19のワクチン接種後にそのようなことが起きた事例はまだ確認されていないが、それが起きないと否定できる根拠もない」と述べている。
あとは変異株に関する現行ワクチンの有効性についても、まだ確立はされていないのが現状かと思います。
現段階では「発症を予防する」「重症化を予防する」の効果は見込まれてるけど、「他人に感染させることを予防する」といった点については、まだ判明していないといった点となります。一定の期間が過ぎないと不明ではありますが、ワクチンの有無問わず、基本的な感染症対策は必須ですし、ワクチンの接種が免罪符になるとは限らないという点です。
そして冬の寒い時期に感染者が増える傾向があることから、どっちみち基本的な感染症対策は必要なわけですし、ワクチンを打ったから大丈夫といって感染リスクの高い行動を取ったら、状況は尚更悪化する可能性も出てくると思われます。ワクチン休暇の制度はあってもいいのですが、現行のワクチンが万能ではなく、基本的な感染症対策は必須であるという点は重要になると思います。