今日は小ネタ集です。これくらいの広く浅くあたりの内容のほうが書いてる本人は楽ですし、資料を用意するというのも時間がかかりますので、思いつくままにというのもいいかもしれませんねw書き終えたらいつもの感じになってそうな気がしないでもないが・・・。


トランプ大統領の大統領職復帰について

謎の枕屋さんがトランプ大統領が8月までに大統領に戻るとは行ってましたが、トランプ大統領自身も同じことを語ってたのですね。アリゾナ州の監査が終わるタイミングで、トランプ大統領に対する刑事事件がでっち上げられる可能性が濃厚で、前途多難ではありますが、他のところでも行われてる監査から、大きな流れが変わることに期待したいです。


トランプ大統領が大統領に復帰出来れば、今行われてるふざけたゲームの展開も多少は変わってくるだろうし、そうなってくると、安倍前首相の再々登板の可能性も出てきます。ゲームチェンジャーとしての可能性を秘めてるのは、今のところは、安倍前首相とトランプ大統領くらいしかいないし、どっちにしても8月になればある程度の流れが見えてくるようには思います。


G7サミットの件

首相、サミットに向け安倍前首相から助言「非常に有意義だった」 - 産経ニュース


菅義偉(すが・よしひで)首相は3日、安倍晋三前首相と国会内で面会し、英国で11日から開かれる先進7カ国(G7)首脳会議(サミット)に向けて意見交換した。安倍氏は「G7では個人の認識をぶつけ合う場だ」と助言したという。


首相は面会後、記者団に「来週初めてのG7サミットの開催に出席するので、安倍前首相と意見交換してきた。非常に有意義だったと思う」と述べた。首相は4月16日にバイデン米大統領と初めて対面で会談した訪米前にも安倍氏と面会し、意見交換している。


菅首相が来週からイギリスで行われるG7サミットに向けて、安倍前首相と意見交換をしたようです。実質的には安倍&菅体制なので、全体的な動きについてはある程度一致しているので、特段問題はないとは思いますし、「G7では個人の認識をぶつけ合う場だ」の通りだとは思います。


テーマとしては対中国を意識したもので、安全保障や人権、経済などといったテーマ、あとは東京五輪などが議題に上がることが予想されます。


中国の一帯一路に対抗ということで、グリーン・イニシアチブというのがあがっておりますが、対中国という意味合いでは人権も環境も使えなくないので、その点だけは外交戦略のカードそのものとしては悪くはありませんので、国益を損ねないように上手くやっていくのがいいとは思います。



TPPの英国の加入交渉について

TPP、英国の加入交渉開始で合意 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News


【6月2日 AFP】日本など環太平洋連携協定(TPP)の参加11か国は2日、オンライン形式で行われた会議で、英国の加入に向けた交渉を開始することで合意した。欧州連合(EU)を離脱した英国は今年2月、TPP加盟を申請していた。


 TPPは、2018年に日本、カナダ、メキシコ、ベトナム、オーストラリアなど11か国が署名し発効。米国も参加する世界最大の貿易協定になるとみられていたが、米国は2017年、当時のドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領が不参加を決めた。


 議長を務めた西村康稔(Yasutoshi Nishimura)経済再生担当相は、英国の加盟により、両国関係が強化されるとの見方を示した。英国のEU離脱を受けて、日英政府は昨年10月、日本とEUの経済連携協定(EPA)をほぼ踏襲する内容のEPAに署名している。


英国のTPP加盟についてです。基本的には既存の内容になると思いますので、関連資料を紹介します。


環太平洋パートナーシップ(TPP)協定交渉|外務省


○環太平洋パートナーシップ(TPP)協定交渉概要

https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/000022863.pdf


そして最新の動きは以下となります。


TPPの動き(2021年)|TPP等政府対策本部


あとは先日の委員会の結果は以下となります。


あくまでも既存の協定の内容がベースとなりますので、イギリスがこの内容を受け入れるのであれば、スムーズに進むことが予想されます。逆を言えば、後々のことを考えた場合は、この枠組みを個別交渉で変更するといったのは避けたほうがいいように思います。TPPに中国が加盟する可能性もありますので、関税以外の基本的な設計については変更しないほうがいいでしょうね。


関税などについては、各国の事情などもありますので、産業が崩壊しない程度のバランスも重要なので、交渉の余地がある部分については概ね関税くらいでしょうし、その点についても、日英EPAを締結してるのもあるので、そこまでハードルや高くないとは思います。


日英包括的経済連携協定(EPA)|外務省


恐らく英国のサミット開催時にもこの件は少し話が出るとは思いますので、英国の温度感みたいなものは見えてくるとは思いますが、早ければ年内にはある程度の方向性が見えてくるとは思います。


物言う株主について

米エクソン、物言う株主の取締役3人に 気候変動対応を重視 | ロイター


[2日 ロイター] - 米石油大手エクソンモービルは2日、ヘッジファンド、エンジン・ナンバーワンから提案された取締役候補の3人目を株主が選任したと明らかにした。


世界的に脱炭素に向けた動きが加速する中、「物言う株主」であるエンジン・ナンバーワンは、株主の将来価値に向けてウッズ最高経営責任者(CEO)が大きな変化を起こす必要があると主張。取締役の刷新を求め、4人の取締役候補を提案していた。


26日に開かれた同社の株主総会では、エンジン・ナンバーワンの推薦者4人中、フィンランドのエネルギー企業ネステ元幹部のカイサ・ヒエタラ氏と米マラソン・ペトロリアム元幹部のグレゴリー・ゴフ氏の2人が選出された。その後は集計作業が続いていた。


規制当局への提出資料によると、エンジン・ナンバーワンの3人目の候補者としてアレクサンダー・カーズナー氏も選出された。同氏は、グーグル親会社アルファベットのストラテジスト。


ウッズCEOは、長期的な株主価値向上と低炭素社会の実現に向け全ての取締役と働くことを楽しみにしているとコメントした。


アメリカのエクソンモービルの取締役の件ですが、ヘッジファンドの「物言う株主」からの提案で、気候変動対応を重視といった人物が推薦されたようです。石油業界で脱炭素でどのようにして株主価値が高まるのかは知りませんが、「(人類が排出する二酸化炭素による)地球温暖化」という科学的根拠の無いプロパガンダと「物言う株主」との相性は最悪ですし、この路線に偏重しすぎると業界として危ないような気がします。


最も「物言う株主」というのは、個人的には企業経営においてはいいことがほとんどなく、企業の本来の役割である利潤追求というのに足枷となる存在ではあるのと、企業が株主のためにあるという考え方には賛同はできない部分もありますので、今後は日本においても「物言う株主」と気候変動(笑)の動きに拍車がかかる可能性はありますね。その点では、物言う株主対策にも、株主対策は必要で人事権の行使については、一定の対策が必要になるとは思います。日本の場合は改正外為法の適用範囲を広げた方がよさそうですね。


2020年(令和2年)施行 外為法改正 関連資料 : 財務省




ランサムウェア攻撃について

以下の記事を紹介します。


ランサムウエア攻撃、生活必需産業が標的 被害2000社超: 日本経済新聞


ランサムウエア(身代金要求型ウイルス)によるサイバー攻撃の対象が拡大している。被害を受けた企業は世界で累計2千社を突破。これまでは製造業が中心だったが、企業が持つ個人情報や決済情報などを盗む手口が生まれたことで、小売りなどにも影響が広がる。1日のブラジルの食肉大手への攻撃では供給への世界的な影響が懸念された。消費者に被害が及ぶ生活必需産業は圧力がかけやすく標的になっている。


関連記事です。


ぱよぱよ雑談~20210602-ぱよぱよ日記


ランサムウエアによるサイバー攻撃の対象が拡大しており、対象が小売などにも広がっており、最近では食肉大手や石油パイプラインの攻撃でライフラインの機能を一部止めることに成功したことからも、生活必需産業を標的といった形で、この手口に拍車がかかりそうな流れとなります。


JBSについてはロシア関係のハッカー集団が仕掛けてるみたいですが、こういった組織の背後がどこなのかといったところはあります。恐らくオリガルヒ関係とは思いますが・・・。

最近の手口としては、石油のパイプライン、食肉関係といった感じで何故か環境テロリストの攻撃対象に向けて仕掛けられてる部分からも、こういったハッカー騒動についても、何かしらの連動があると見たほうがいいように思います。