統一地方選前半戦雑感

2019年4月8日月曜日

時事関係

まずは統一地方選関係から。
維新、大阪ダブル選勝利=北海道知事に与党系新人-自民、分裂の福岡で敗北・統一選:時事ドットコム

 第19回統一地方選の前半戦となる11道府県知事選、6政令市長選、41道府県議選、17政令市議選は7日、投開票された。「大阪都構想」の是非を争点に地域政党「大阪維新の会」と自民党など「反維新」陣営が激突した府知事・大阪市長ダブル選は、いずれも維新公認候補が自民推薦候補を破った。与野党全面対決の北海道は、自民、公明両党推薦の新人が、野党系候補を破り初当選。一方、自民支持層の分裂選挙となった島根と福岡では、党本部推薦の候補が敗北を喫した。

 各党は「亥(い)年選挙」で12年に1度重なる夏の参院選の前哨戦と位置付け、選挙戦を展開。大阪での敗北や、複数の知事選が保守分裂選挙となったことで、安倍政権は衆院2補選(9日告示、21日投開票)や参院選に不安を残した。北海道知事選で自公に大敗した野党陣営は、参院選での共闘態勢構築が課題となる。

 大阪ダブル選は、知事選で前大阪市長の吉村洋文氏(43)、市長選で前知事の松井一郎氏(55)が初当選。北海道は、前夕張市長の鈴木直道氏(38)が、立憲民主など野党5党が推薦する元衆院議員の石川知裕氏(45)を抑えた。鈴木氏は、現職知事で最年少となる。

概ね妥当な結果とも言えますし、北海道知事選についても特にコメントしてなかったのは、ここは落とす心配はしてなかったし、前科者を掲げた地点でお察しください的感じでしたね。ただ鈴木氏の資質は分からないですし、注意する必要はあるように思います。前の高橋知事はボロは少ない悪い意味で堅実な人だったので、鈴木氏が前の知事より北海道の立て直しが出来るか注目したいと思っています。


地方選挙は失点がなければ現職が有利ですし、大阪についても実質的に現職が勝っただけの話であって、それ以上でもそれ以下でもないです。大阪の選挙についても、勝敗については崩すのは実質的に厳しかったのはあるので、別の目的もあったように思います。

自公で組んで維新と戦えるかというのを見極める目的もあったように思います。要するに公明党との選挙協力がどの程度あるのかという意味ね。沖縄知事選も同じ目的がありましたが、自公で取り組む選挙で負けたことで、公明党の影響低下というのが可視化されることになったとも言えます。公明党としては、どう転んでも大丈夫なように保険はかけてるのもあるけど、自公連立の価値を見る上でも必要な過程ともいえます。

あとは自民党の選対を参院選前に見ておきたかったのもあると思います。
自民党は慢心を戒めよ 政治部与党キャップ・長嶋雅子(1/2ページ) - 産経ニュース

 「安倍1強」が続き、自民党に慢心が広がっているのではないか。7日投開票の統一地方選前半戦で最も注目された大阪府知事・大阪市長のダブル選で、自民党推薦の候補はいずれも日本維新の会系候補に完敗することが確定した。

 前大阪府知事の松井一郎氏と前大阪市長の吉村洋文氏が任期を8カ月残して辞任し、入れ替わってダブル選を打つという奇策に、当初は疑問の声が多かった。

 自民党推薦候補は、公明党府本部が推薦、国民民主党府連も支持、立憲民主党府連と共産党も自主支援を打ち出した。参院選などの各党の得票を見れば、負けるわけがない。「維新包囲網」は完璧に見えた。

 これに対して、維新は、与野党相乗りの構図を「理念なき野合だ」と猛批判した。特に理念も政策も相反する自民、共産両党の「自共共闘」をやり玉に挙げた。

 慌てた自民党府連は「共産党とは一切の関係はありません」とホームページ(HP)で釈明したが、共産党は機関紙「しんぶん赤旗」1面に自民党推薦候補の写真を掲載して「非維新」共闘を呼びかけているだけに説得力に欠ける。

 自民党府連は、安倍晋三首相(党総裁)の顔写真をあしらい、「自共共闘? 維共共闘の間違いでしょ!」と呼びかけるネット用ポスターを無断作成し、官邸を激怒させた。すでにHPから削除したが、お粗末としか言いようがない。
あのポスターは論外でしたし、あんなのを自民党として出せば、自民党支持者も敬遠して当然ともいえるし、選挙戦術そのものの失策もあったし、選挙前に決着がついてたのも、自民党としての準備不足は明確でした。組織票を固めたら何とかなるとかいって、有権者と向き合わなかった事が全ての敗因ですし、「維新包囲網」とかいうのが、地方政治においては通用しないというのも、よく分かったのではないかと思います。組織票で戦うならそれを徹底する必要があるし、中途半端だったのも一つの要因かもしれません。

出口調査の様子・・・。


これをどう取るかですが、自民党の自滅だったと見てもいいように思いますがね。

大阪を取り戻すためには、今までのやり方はだめで、自民党として有権者に何を訴えることが出来るのか、維新に対して不満を抱いてる層に対して、どのように政策を掲げることが出来るか、その点も踏まえて、有権者と向き合う必要があると思います。維新は「目的に正当性があれば、嘘やデマを撒き散らし誹謗中傷も躊躇しない連中 」ですし、このような政党を有権者が投票しているという現状について、危機感を抱いた方がいいと思うし、「選挙は一番クソな連中を落とすためのものである」という本質があるともいえます。

この選挙についてはもう一つ重要なテーマがあって、「自民党分断を図る所謂保守系といわれる存在」を可視化することもありました。寧ろこっちが重要なわけですがねwwそういう意味では、今回の選挙で自民党に対して誹謗中傷をした連中に注目ですよww参院選は重要ですし、自民党が政権を失うことになったのは、2007年の「亥年選挙」の参院選の過半数割れが原因ともいえます。安倍首相として似の轍を踏むのは避けたいし、参院選にかける想いは、かなり大きいと思いますし、足元はきちんと見てると思いますよ。自民党内においては、菅さんの影響力を増す結果になったともいえます。二階さんは予防線を張ってるようにも・・・。


衆参同日選に関しては、参院選が厳しいと判断した場合は、選択せざるを得ないかもです。消費税政局なども含めることが出来ればいいし、それが出来ずに衆参同日選に追い込まれるのであれば、厳しい状況とみてよさそうです。


意味深なツイート。。。
日本国紀をどのように受け取るかは難しいが、DHCだったり、チャンネル桜などの所謂保守系メディアというのが、反自民というスタンスは明白で、自民党支持者の分断工作を行っており、その影響なども無視は出来ない状況に立たされてるともいえます。安倍首相の政策の阻害要因になっており、参院選に向けた工作が行われてると見ていいです。グローバリズムと戦わないといけないのに、過激なナショナリズムを掲げることで、左右共通の過激派という非現実主義者で過半数を示させることを目的としており、こういった連中って、イデオロギーがなければビジネスは出来ないという共通点があります。ビジネス保守の限界というのがこういった部分にあるわけで、膠着状態を作ることでこういったビジネスを保守したいというのが、所謂保守派のホントの目的のように思います(笑)

今後はこういったものもテーマになると思いますし、令和の時代を迎える上で、この手の話に乗らないで冷静に物事を見極めて欲しいと思います。こういった布石になれるのであれば、今回の選挙に意味があったものだと思っております。大阪の選挙で言えるのは、都構想だけ潰せばいいし、それ以外の分野で大阪が潤うように与野党で取り組んで欲しいと思います。

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