ぱよぱよ雑談～20210513
冒頭はコロナ関係を少しだけ。
新型コロナのワクチンですが、ファイザー製のワクチンは2回接種すれば、9割以上の変異株にも効果があることが判明したみたいですね。
変異ウイルスにワクチンは効くの？ | 新型コロナ ワクチン（日本国内） | NHKニュース
但し、他の企業のワクチンが変異株に対して同様の効果があるとは限らないし、どの程度効き目が続くか、新たな変異株も出てくるので、ワクチンを打てば絶対に安全とは限らないわけで、期間なども含め、様子を見る必要がある(基本的な感染症対策は必須)なのは言うまでもないです。
変異株については、若年層でも重症化する可能性もあることからも、今まで以上に気をつける必要があるように思います。
神戸市 新型コロナ 20代女性と30代男性死亡 30代以下は初めて | 新型コロナ 国内感染者数 | NHKニュース
新型コロナ 自宅療養中の20代男性死亡 基礎疾患なし 京都 | 新型コロナウイルス | NHKニュース
神戸市の件については、いずれも糖尿病などの基礎疾患があったということですが、京都の件は基礎疾患なしの報告(詳細が必要)なのですが、子どもでも重症化の可能性が出てくることからも、こういった事例があるということは知っておく必要があるように思います。
トランプ大統領の動きについて
トランプ大統領の発信が強化されてきましたね。発信内容については、以下のサイトから確認するのがいいと思います。
不正選挙の方については証拠もあがってきてるみたいだし、どのような判断になるかは分かりませんが、謎の枕屋さんのトランプ大統領が8月に戻ってくるというのを願いたいし、今後の動向については注目したいと思います。
あとはイスラエルの件ですが、「イスラエルに敵対する者たちは、米国が断固としてイスラエルとともにあったために、イスラエルを攻撃すれば即座に報いを受けると分かっていた」と延べ、イスラエルを後押しすることが中東の安定につながるといったところについては、一理あるのではないかと思います。テロ組織を牽制するためには、テロの中央銀行のイランを牽制するのが効果的で、バイデン政権は爆弾魔のオバマ路線を踏襲しており、意図的にやってるわけで、弱腰が原因ではないとは思います。
Salesforceの障害について
新型コロナ: ワクチン予約、自治体で停止相次ぐ 原因は米社の障害: 日本経済新聞
新型コロナウイルスワクチンの接種をめぐり、全国の複数の自治体で予約受け付けができないトラブルが12日、相次いだ。データ処理を担う顧客情報管理の米セールスフォース・ドットコムで生じた障害が原因だった。
東京都目黒区や金沢市、三重県鈴鹿市などで同日午前、新規予約の受け付けや確認が一時に利用できなくなった。厚生労働省が運用するワクチンの配送管理システム「V-SYS（ブイシス）」にも影響が出た。
同社はシステムの修正作業の影響で通信経路を設定するソフトに不具合が起きたことが原因と説明した。同社は約5時間で復旧したとしている。
同社は顧客情報管理の業務ソフトのクラウドの世界最大手。日本でも自治体や楽天グループなど多数の企業が利用する。
同社のクラウドは最近トラブルが続出。20年末から21年初にかけ、楽天やスマートフォン決済のペイペイ（東京・千代田）、イオン、自治体などが設定不備で情報流出の恐れがあることを相次いで公表し、内閣サイバーセキュリティセンターが注意を呼びかけていた。
加藤勝信官房長官は12日の記者会見で、同社のシステムトラブルについて、復旧は完了したとの報告を受けたと説明した。「厚労省のワクチン接種システムにも大きな問題は生じていない」と語った。
新型コロナウイルスワクチンの接種をめぐり、全国の複数の自治体で予約受け付けができないトラブルが相次いだようです。原因はシステムで利用してたSalesforceの障害だったみたいです。Salesforceのプレスリリースは以下となります。
セールスフォース・ドットコムからのお知らせ | セールスフォース・ドットコム
本日午前6時8分（日本時間）、当社が提供する複数のサービスが利用できない事象が発生しましたが、午前11時20分（日本時間）、全てのシステムは正常に復旧しております。
当社担当チームは本事象の根本原因が緊急修正の実装に関連しており、ソフトウェアの問題を誘発しDNSネットワークの障害に至ったと判断しました。問題解決を図るため、担当チームは正常なサービスレベルに復旧するまで、手動でデータセンターごとに DNS サービスを復旧しました。
お客様への影響と致しましては、Core アプリケーション（Sales Cloud、ServiceCloudなど）、Marketing Cloud、Commerce Cloud、Heroku、Experience Cloud (fka Communities) を利用することができませんでした。引き続き、当社では安定したサービス提供ができるように努めてまいります。
当社サービスをご利用のお客様へは、多大なるご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。
原因としては、DNSネットワークの障害で内部アクセスの紐付けが出来ない状態だったと思われます。DNSについては、名前とIPアドレス(住所みたいなもの)を紐付けているもので、名前を解決出来なければ、インターネットは基本的に使えなくなるので、DNS障害の影響はかなり大きくなります。
DNSの説明については、以下を紹介します
先月の話ですが、MicrosoftのCloudサービスでも、DNSによる障害が起きていました。
DNS絡みの障害はそれなりにありますが、仕組み上事故は起きる可能性はあるのと、システムに絶対はありませんので、そういった特性を持ったシステムというのを理解して運用するしかないとは思います。
脱線してしまいましたが、Salesforceは顧客情報管理の業務ソフトのクラウドの世界最大手となっており、利用している企業や自治体なども少なくないため、いろんなところに影響が出たものと思われます。
この障害で新型コロナワクチンの在庫管理や配送状況を確認する「ワクチン接種円滑化システム」（V-SYS）に一時ログインできない状態で、あとは自治体のワクチン予約システムにも影響を及ぼしたみたいで、ワクチンに関する内容が大きくなったみたいです。ある意味、日本のシステムなどで、Salesforceが多く利用されてることを周知させることになったと思われます。
因みに昨年末の設定不備の件については、以下の記事がわかりやすいと思います。
余談だが、この日はOutlookでも障害が発生してたみたいで、いろいろと騒動が多かった一日だったかもしれませんね。
これはクラウドは関係ないのですが、こういった事例もあったというか、みずほ関係の障害が多いような気がするのは気の所為ではないような気がします。
以下の記事を紹介します。
ネットワーク経由でさまざまなソフトウエアやデータを利用できるクラウドサービスは、設備投資のコストを抑制しつつ、高度なデータ処理や業務管理を行うことができる。ただし障害が起きた場合の影響が大きくなるリスクも抱えているわけですが、かといって、オンプレはオンプレでリスクはあるし、システムの特性を理解して構築して割り切ることは割り切るといったところが必要になると思われます。