今日からお盆休みのところが多いかと思いますが、毎回思う分としては、この時期の遠出はダメージが大きく、こういう時期って動きたくないんだよね(苦笑)今年は帰省する必要があったので一週間前に終わらせときました。夏季休暇も早めに取ったし、ブログも今週休んだので、寝落ちしなければ更新すると思われますwww

今回は自民党総裁選関係です。
【自民党総裁選】石破茂氏の戦略と誤算 「反安倍」票狙い「冷や飯」批判逆効果、支持伸び悩み(1/3ページ) - 産経ニュース

 9月の自民党総裁選への立候補を正式に表明した石破茂元幹事長は10日の記者会見で、安倍晋三首相(党総裁)への対決姿勢を強めた。「反安倍」勢力を取り込み、劣勢の国会議員票と党員票を集める戦略からだ。「首相と対峙(たいじ)すれば冷や飯」との警告に対する批判もアピールし、同情を期待する向きもある。しかし、石破氏は内閣改造で首相の入閣要請を断るなど、政権や党運営に積極的に関与してこなかった。これが支持伸び悩みの「誤算」となった面は否めない。

 「石破を支持したら『冷や飯』だとか『冷遇』だとか報道される中で、決然と参院の平成研究会が石破支持を表明していただいたのは本当にありがたい」
 石破氏は記者会見でこう首相側を当てこすると同時に、竹下派(平成研究会、55人)の参院側(21人)の支持に謝意を述べた。

(中略)

 吉田博美参院幹事長ら参院竹下派は、引退後も強い影響力を持つ青木幹雄元参院議員会長の意向を受け、石破氏支持を決めた。しかし、首相の信頼が厚い吉田氏は、心情的には首相支持だ。石破氏が首相批判を強めれば、貴重な支持層の信頼を失うことになる。
復習として、過去記事の紹介をしときます。

石破茂(笑) | ぱよぱよ日記

そして、Twitterのあおじそさんのこのイラストが気に入ったりwww



イラスト関係だと、ベタにパンパカ工務店さんもいいですね。

メディアツイート: パンパカ工務店(@kitanihonganba)さん | Twitter

石破氏の場合、過去記事に適当にまとめておきましたが、政治的実績も殆どなく、人望もないし、味方専門のスナイパーということもあって、一部以外では単純に嫌われてるだけなんだよねwww反主流派として、批判することについてはいいのですが、こいつの場合、メディアの報道の裏取りもしないので、ただの誹謗中傷であることが多く、メディアからまともに批判されることは殆どないので、やりたい放題な部分はあるわけですね。これは野田氏も同様なわけで、国民から支持されるなら、実績を残して地道に国民からの信頼を構築するしかないと思います。野田氏に関しては、こちらも参考に・・・。

野田総務相とGACKTコイン | ぱよぱよ日記

冷や飯の件ですが、総裁選というのは冷や飯食うことを覚悟で戦うもので、その覚悟がないなら、最初から出馬しなければいいし、冷や飯食わされるとかいう類の泣き言的対応が一番嫌われると思います。実際に冷や飯って誰が言ったのでしょうかね??

自民総裁選は竹下派分裂へ 衆院=安倍、参院=石破 - 社会 : 日刊スポーツ

 首相支持の派閥が増える理由の1つは、首相が3選なら、不支持だった派閥が秋の人事で報復を受け、「冷や飯生活」を余儀なくされるとの恐怖だ。竹下氏は会見で「総裁選で多少の過熱はあっていいが、人事をどうするとかそんなばかげた話はない」と、くぎを刺した。石破氏も視察先の長野県内で「そんなばかなことがあるか」と指摘した。

 一方、首相は役員会で「報復人事」について「一切ない」と否定。地方票を意識し、この日も地方議員らと面会した。
ここで竹下派の動向ですが、青木幹雄元参院議員会長の意向で石破氏支持に向いたが、結局纏まらないので、自主投票になるようです。

【自民党総裁選】竹下派の佐藤正久外務副大臣、首相支持へ 同派参院は石破氏支持、別行動 - 産経ニュース

青木氏の石破支持の背景と竹下氏の関係はこんなところです。青木幹雄氏と息子の青木一彦氏の照会。

青木幹雄 - Wikipedia

青木一彦 - Wikipedia

青木幹雄氏は故竹下登氏の秘書を務めており、竹下亘氏は竹下登の異母兄弟という関係で同郷の島根というのもあって、一定の義理はあると思います。青木一彦氏についても同様ともいえます。ここで石破氏との関係ですが、石破氏は鳥取なので、一見直接的な関係はないと思いますが、世襲で石破氏に恩になっているのと、参議院については、島根と鳥取は合区ということもあって、石破氏は鳥取で一定の影響力があることから、青木一彦氏は2022年の選挙ではありますが、候補調整において、石破氏に恩を売っておきたいといったところだと思われます。

ここで竹下派の平成研究会について触れておきます。

平成研究会 - Wikipedia

最も親特亜的保守?みたいなところですが、額賀派の方がまだまとまりはあったのですが、大して力もないような連中がトップを下ろしたところで何かあるかと言われたら、何もないわけですし、竹下派という派閥が今回の総裁選で草刈場になることは濃厚と思います。青木氏の意向で派閥を潰したくないので、自主投票で体裁を取り繕ったつもりですが、そもそも竹下派としても、石破氏を支持はしたくはないし、冷や飯も食いたくもないし、派閥的に人事的に有利な要素がなければ、別に所属する理由はありませんので、派閥政治の終わりか、平成研究会の崩壊を意味することになりそうです。最も、石破派とされる水月会としても例外ではないと思います。


最も今回の騒動は、自民党の昔ながらの悪い伝統ともいえるし、こういった部分が自民党の不信感だったり、民主党政権が出来た理由の一つともいえるわけです。ここらへんを調整して自民党を崩さずに纏めたのは谷垣総裁で、今までにない自民党支持層の開拓といった地盤を作ったのは、谷垣総裁の功績とも言えます。安倍首相が再登板出来たのは、ホントに運がよかったと思うし、ここまでこれたのも薄氷を踏むような感じの綱渡りが続いてただけと言ったところだと思います。2012年の総裁選時の状況からすれば、谷垣氏が総裁選に出れなかったから、安倍首相に賭けたいというのが本音だったと思います。

安倍一強とかいって特定メディアで批判されてますが、この地盤を作ったのは谷垣氏であって、その延長線上に今があると思います。谷垣氏も批判は少なくなかった印象ですし、政治信念的に合わない部分はあったかもですが、それでも一番苦しい時に汗を流して地盤を作ったことからしても、信念が違えど支持したいと思えるのが谷垣氏であったと思います。

何が言いたいかと言えば、石破氏が嫌われる理由として、苦しい時期に逃げて安全圏で誹謗中傷を繰り返すという行為に尽きるわけです、ハイ。ていうか、自分の性格と思いますが、谷垣氏は当然として、二階氏や小池氏や翁長氏あたりも、強く否定するような論調で書いてないけど、石破氏は何一つ評価する要素はなく、こんな論調で書けるような稀な資質を持っている人間ということだけは確かだと思いますwww