祝賀御列の儀は無事に終わり何よりです。今日は他の記事も紹介します。

祝賀御列の儀について

即位祝賀パレード「祝賀御列の儀」 | NHKニュース

天皇陛下が皇后さまとともに広く国民に即位を披露し祝福を受けられるパレード「祝賀御列(しゅくがおんれつ)の儀」が10日午後、東京の都心部で行われました。

天皇皇后両陛下は午後3時前、皇居 宮殿の「南車寄」に姿を見せられました。

天皇陛下はえんび服に最高位の勲章、皇后さまはロングドレスにティアラという姿で、君が代の演奏のあと、オープンカーに乗り込まれました。

そして天皇陛下の即位を祝って作られた行進曲「令和」が演奏される中、宮殿を出発されました。

車列には秋篠宮ご夫妻や安倍総理大臣の車など18台の自動車と、白バイやサイドカー、合わせて46台が連なり、都心部のおよそ4.6キロのルートを時速10キロほどでゆっくりと進みました。

沿道にはおよそ11万9000人の人たちが詰めかけ、車列の通過に合わせて、両陛下の結婚を祝って作られた「新・祝典行進曲」が演奏されました。

沿道の人たちは歓声を上げたり小旗を振ったりして両陛下を祝福し、両陛下はにこやかな表情で休むことなく手を振ってこたえられていました。

両陛下は午後3時半すぎ、赤坂御所に到着され、儀式は30分余りで終了しました。

10日の「祝賀御列の儀」でことし5月から国事行為として行われてきた「即位の礼」は5つの儀式すべてが終わりました。

天皇陛下は今後も一世に一度の伝統儀式「大嘗祭(だいじょうさい)」に臨むなど、来月4日まで即位に伴い皇室の行事として行われる一連の儀式に臨まれます。
祝賀御列の儀の様子は以下となります。



平成の祝賀御列の儀は以下となります。



写真はこちら。




平成の時はまだよく分かってないだけに、こういった瞬間に立ち会えたことは、ホント幸せだと思います。こういったお祝い事に余計なコメントは必要ありません。

女性宮家について

「女性宮家」、政府に容認論 「女性・女系」は先送り:時事ドットコム

 安定的な皇位継承の確保策をめぐり、政府内で「女性・女系天皇」の議論を先送りする一方、女性皇族が結婚後も皇籍に残る「女性宮家」を容認する案が浮上している。早ければ14、15両日の大嘗祭後に検討を始める方針だ。

 2017年に成立した退位特例法の付帯決議は、政府に「安定的な皇位継承を確保するための諸課題」を検討し、国会へ報告するよう要求。政府は一連の式典終了後、まずは有識者から個別に意見聴取する方向で調整している。
 最大の焦点は、小泉内閣の有識者会議が05年に提言した女性・女系天皇に道を開くかどうかだ。伝統を重視する保守派は、男系男子による皇位継承の維持を主張し、強硬に反対。安倍晋三首相もかつて異論を唱えたことがある。
 現在は秋篠宮さま(53)、悠仁さま(13)、常陸宮さま(83)と皇位継承資格者が3人いるため、政府内でも「30~40年後に決めればいい」(高官)との慎重論が強い。
 一方、一般男性と結婚した女性皇族について、皇室典範は「皇族の身分を離れる」と定めている。現在は女性皇族が大半を占めるため、将来的に皇族数の激減が想定され、皇位の断絶を危ぶむ声も出ている。
 こうした現状を踏まえ、政府内では女性皇族が結婚後も皇室にとどまれるようにすべきだとの意見が出ている。政府関係者は「女性宮家は女性・女系天皇とは違う。選択肢として残していい」と語った。
 ただ、保守派の間では、女性宮家についても抵抗感が根強い。このため、政府は旧皇族の皇籍復帰などとも併せ、検討を進める見通しだ。
女性宮家の件ですが、女性宮家と皇位継承は別の話ですし、皇位継承と結び付けなければ、個人的に問題はないと思います。ここで女性天皇と女系天皇について、一応書いておきます。
女性天皇 - Wikipedia

日本では過去に8人10代の女性天皇が存在した。彼女ら全員が男系祖先に天皇を持つ男系女性天皇である。そのうちの6人8代は6世紀末から8世紀後半に集中している。また、全員独身(寡婦か未婚)で即位し、譲位以後も独身を通した。

女系天皇(架空の概念)は以下となります。
女系天皇 - Wikipedia

女系天皇(じょけいてんのう)は、日本の皇室において、母のみが皇統(天皇の血統)に属する天皇を仮に想定する際に使用される呼称である。その天皇自身の性別とは関係ない。母系天皇と称されることもある。日本では有史以来、男系皇位継承が保持されてきたので、男系で辿ると必ず神武天皇、天照大御神、須佐之男命、月読命、そして前者の三柱の父神である伊邪那岐命に辿り着くとされている。対して女系天皇は架空の概念であるため、女系で辿りつく先祖、皇祖が何者であるかの明確な定義はない。女系天皇は初代の神武天皇の男系とは異なる系統であるため、女系天皇が容認されると王朝交代である易姓革命が起こり、それ以前の皇室とは全く異なった存在になるとする主張もある。

女性天皇は歴史上でも存在するし、伝統として止めないといけないのは女系天皇であって、架空の概念である以上、これを一緒に考えてはいけないです。

最も、皇位継承者は3人いるので、「30~40年後に決めればいい」という意見は賛成で、早急な議論をする必要はないと思います。皇位継承順位を歪める連中は逆賊でしかないので、この手の意見は無視していいです、ハイ。

皇族と皇位継承は別の話ですし、女性宮家と旧皇族の皇籍復帰も合わせて、検討を進めることについては一つの考えとしてありだと思います。

GSOMIA破棄関係

GSOMIA破棄「原因は日本側に」 韓国高官が言及  :日本経済新聞

【ソウル=細川幸太郎】韓国大統領府の鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長は10日、日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄について「根本的な原因は日本側にある」と話し、日本に輸出管理の厳格化を撤回するように求めた。鄭氏は「韓日関係が正常化すればGSOMIA延長を再検討する用意がある」と従来の主張を繰り返した。

文在寅(ムン・ジェイン)政権が5年間の任期の折り返しを迎えたことで大統領府(青瓦台)の秘書室長、安保室長、政策室長の主要3幹部が記者会見した。

鄭氏は記者団の質問に答え、11月22日にGSOMIAが失効したとしても「軍事情報が完全に遮断されるわけではなく、安保に与える影響も限定的だ」との見解を示した。また「延長できなくても国民は理解してくれると思う」とも話した。

GSOMIA破棄を巡っては、日本政府が見直しを再三要請しているほか、6日にはスティルウェル米国務次官補が来韓し康京和(カン・ギョンファ)外相らに翻意を促した。さらに15日にはエスパー国防長官が鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)国防相らと会談して韓国側に再考を催促する見通しだ。
この報道を見る限り、GSOMIA破棄が22日に失効することは決定しそうですね。気になるのは「軍事情報が完全に遮断されるわけではなく、安保に与える影響も限定的だ」という部分ですかね。ご都合主義と取るか、GSOMIA破棄について茶番と取るかですかね。

基本的に日本への輸出管理の厳格化については、アメリカとの共同作業であることからも、これを撤廃というのはないと思います。

であれば、GSOMIA破棄については既定路線で、その意味がどこにあるかといった話になると思います。