まずはこちらの話題から。

大嘗祭について

天皇陛下の即位に伴って行われる皇室行事「大嘗祭」の中心的儀式「大嘗宮の儀」が本日の明け方まで行われております。大嘗祭は以下となります。
大嘗祭 - Wikipedia

大嘗祭(だいじょうさい、おおにえまつり、おおなめまつり)は、日本の天皇が皇位継承に際して行う宮中祭祀であり、皇室行事。

新天皇が即位の後に新穀を神々に供え、自身もそれを食する。その意義は、大嘗宮において、国家、国民のために、その安寧、五穀豊穣を皇祖天照大神及び天神地祇に感謝し、また祈念することである。

時間帯は、夜間に開始される。令和天皇の大嘗祭は、2019年11月14日 18時30分より「悠紀殿供饌の儀」が行われ、0時30分より「主基殿供饌の儀」が行われる。

以下の記事も紹介します。
天皇と国民つなぐ祭祀、大嘗宮の儀 「災害はらう」古代から継承  (1/2ページ) - 産経ニュース

 14日夜に始まった大嘗祭(だいじょうさい)の中心的儀式「大嘗宮(だいじょうきゅう)の儀」は皇位継承に際し、最も重要とされる儀式で、7世紀後半以降、中断を挟みながらも歴代天皇により継承されてきた。専門家は「天皇と国民をつなぐ祭り」「現代に通じる自然災害をはらう祈り」といった意義があると分析する。

関連記事を紹介します。

知らなかったけど、皇位継承において「大嘗宮の儀」が最も重要な儀式となってるようです。写真を産経新聞のサイトから拝借します。



そして、動画は以下となります。




大嘗宮一般参観及び令和元年秋季皇居乾通りの一般公開について紹介します。

大嘗宮一般参観及び令和元年秋季皇居乾通り一般公開について - 宮内庁

1.趣旨
<大嘗宮一般参観>

大嘗宮一般参観は,本年11月14日(木)及び15日(金),天皇陛下がご即位の後,初めて新穀を皇祖・天神地祇に供えられ,自らも召し上がり,国家・国民のためにその安寧と五穀豊穣などを感謝し祈念された大嘗宮の儀が行われた大嘗宮を一般に公開するものです。

大嘗宮について(PDF形式:160KB)1ページ(別ウインドウで開きます)

<皇居乾通り一般公開>

皇居乾通り一般公開は,平成26年に,上皇陛下の傘寿を記念して,初めて春季と秋季に実施したもので,大変好評であったことにかんがみ,平成27年秋季から,毎年春季の桜の時期と秋季の紅葉の時期に実施しているものです。

皇居乾通りの概要について(PDF形式:27KB)1ページ(別ウインドウで開きます)

2.実施時期
<大嘗宮一般参観>11月21日(木)から12月8日(日)の18日間

<皇居乾通り一般公開>11月30日(土)から12月8日(日)の9日間

3.実施時間
<大嘗宮一般参観>午前9時から午後4時(入場は午後3時まで)

<皇居乾通り一般公開>午前9時から午後3時30分(入場は午後3時まで)

平成の時は皇位継承についてよく分かってなかったので、今回の即位を受けて、どのように行われているのか、日本人として知っておきたいと思います。

外為法改正案の件

外資規制の外為法改正案を衆院委で可決-投資促進策で付帯決議 - Bloomberg

政府は13日開いた衆院財務金融委員会で、国の安全保障に関わる投資への外資規制を強化する外為法改正案を付帯決議と合わせて可決した。近く衆院本会議でも可決され、参院に送られる見通し。政府は今臨時国会内での成立を目指している。

  同改正法案は、安全保障に関連する上場企業株を外国投資家が取得する際に義務付けている事前届け出の基準を、現在の発行済み株式の10%以上から1%以上に改めるなどの内容。同時に、対内直接投資を阻害しないために、経営への関与を目的とせず、安全保障上問題のない外国投資家に対しては事前届け出を免除する制度も導入する。

  欧米諸国での規制強化の流れを受けて導入された改正案には、適用免除の具体的な範囲を定めていないため、投資家の間では、どの投資が適用免除となるのか明確さを欠くなどとの批判の声が出ている。今回の改正案は財務省はこうした批判を受けて、法施行までに事前届け出対象となる企業をリスト化する方針だ。

  与野党共同で提出・可決した付帯決議では、市場関係者に事前届け出免除制度の内容・趣旨を広く周知し、必要に応じさらなる投資促進策を検討することや、制度の詳細を政令などで定める際に市場関係者から幅広く丁寧に意見を聴取しその内容を明確化することなどを盛り込んだ。

付帯決議の要旨

・対内直接投資を一層促進、国の安全関連の技術流出や事業喪失を防ぐ
・審査体制を強化、情報交換規定の活用で省庁間・外国政府と連携強化
・市場関係者に制度内容・趣旨を周知、必要に応じ一層の投資促進策検討
・中小企業などが持つ国の安全関連の技術流出や事業喪失を防ぐ
・制度の詳細を政令で定める際、市場から広く意見聴取し、内容を明確化
・安全脅かす投資の情報収集や機動的対応でさらに規定検討、必要な措置
桜を見る会騒動の間に着実に法案を通過させており、今回の重要法案の一つの国の安全保障に関わる投資への外資規制を強化する外為法改正案も衆院を通過しました。

外為法改正については過去記事を参照してください。

外為法改正について-ぱよぱよ日記

事前届出が必要なのは以下の業種となります。

実質的にこれらの事業に対しての外資規制であって、外国勢力によるライフラインビジネスに関する規制も含まれてるのが、今回の外為法改正の一面ともいえます。本丸はこんなところだと思いますし、着実に進めてるわけで、その点では野党も応じてるわけですし、日本にとって必要な法案が着実に進んでいるということも、与野党共に頑張ってるという一面もあるということは理解してほしいと思います。

そういった意味だと、今回通過した法案も、今後通過する法案も重要です。



一応野党について擁護??しておきます。野党の立場として、与党案を丸呑みすれば、存在価値が失われることからも、反対しか出来ない状況で、与党と戦う野党というのを演出する必要があるのです。建設的な提案を行ったとしても、支持層がそれを受け入れてくれないというのが、野党の置かれている現状ともいえます。そして野党が政権をとっても、それを支持層が支持して貰えないから、何でもいいから与党と戦うしか方法がないから、何でも反対の野党が生まれる原因とも言えます。

ここで野党としてのジレンマな記事を紹介します。



玉木氏や枝野氏や山尾氏も苦慮してると思います。多くの野党の議員は、本音では国民から軽蔑されるようなことはしたくないけど、マスコミに取り上げられないと存在感を出せないし、メディア向けのパフォーマンスに存在価値を見出していることが、野党の悲劇ともいえます。野党を変えるためには、建設的な提案が評価されるようにするしかないし、これが崩せなければ、安倍一強??の世界が崩せないことが、本来行うべき議論の停滞を招いてる一面と、政治は数がなければ意味がないといった要因もあって、特定の支持層を維持するしかないという構図こそが、今の政界の問題の本質とも言えます。