ぱよぱよ雑談~20201225
明日から冬休みですが、最近は書き物が不調モードなので、気合いが入るかは疑問ですね。。。
安倍前首相の件
記事を紹介します。
「桜を見る会」前夜祭を巡る収支が安倍氏の関連政治団体の政治資金収支報告書に記載されていない問題については、公設秘書を略式起訴して、安倍前首相と「晋和会」の会計責任者も不起訴処分となったようです。政治資金収支報告書に記載されていない点については、責任が問われて致し方ない話ではあるけど、去年までの5年間の費用の総額がおよそ2300万円に上り、このうち少なくとも800万円以上を安倍氏側が負担していた程度のショボい案件です、ハイ。3000万の不記載も、収入と支出を加えた金額というどっかのドミニオン方式のような気がしないでもないし、安倍前首相でなければ、ここまでの捜査はされないような案件であったことだけは確かでしょう。
主な政治資金規正法違反事件の内容です。今回の件がどれだけショボいものであって、何のメリットもないということは分かると思います。
特捜部のコメントとしても、「会計処理はもっぱら地元事務所が行っており、安倍氏が不記載を把握していたり、共謀していたりする証拠は得られなかった」、公職選挙法違反の疑いについても、「参加者に寄付を受けた認識があったとする証拠はなかった」といった形で、そもそもこの程度の事案で共謀するメリットは安倍前首相にはないですし、その通りだとは思います。
普通に考えて、安倍前首相は古くからの秘書ですし、全面的に信頼してたでしょうし、秘書も報告するほどの内容ではないというか、政治資金規正法の問題上、会計上処理が出来ない項目が発生したというのが問題の本質のように思います。その結果として、報告内容を答弁したら、結果として反するものが出てしまっただけで、何度も事実に反する答弁とありますが、同じことを野党がしつこく聞いたというだけの話で、法律そのものの問題であったというのが今回の件の本質であって、会見を開いた理由も、批判の矛先を安倍元首相に向けるためのものだったと思います。ここらへんは、安倍元首相とトランプ大統領の共通点だけど、批判の矛先を自分に向けるためにやってると考えるのが自然だと思います。
実際問題、安倍前首相によっぽどの恨みがある人以外はどうでもいい話ではありますが、印象操作としては十分なので、ぱよ側はしつこく喚くだろうし、検察審査会という方法を使って賞味期限を伸ばすことは大いに考えられます。そういう意味では、安倍前首相の再登板は数年は難しいといったのはありますが、本人も再登板についてはそこまで関心はないでしょうし、暫くはまだ休養モードでよさそうな気がします。
アメリカ大統領選関係
どうやらペンスカードは切らなかった可能性が高いです。トランプ大統領はライクリン弁護士のツイートをRTしており、トランプ陣営はこのカードを認識していることから、実際には切ってる可能性もありますが、今のところは詳細は不明です。
そしてトランプ大統領本人は1月初めまで南部フロリダ州の別荘マールアラーゴ入りと、冬休み入りしました。
と何故か余裕のあるようなスケジュールではありますが、こんなニュースもあっただけに、のんびりと冬休みに何もしないということはないでしょうね。
一応今後のスケジュールを再度紹介します。
■予定(日米の時差は半日)
12/24(木) 銃殺刑とガス室解禁だっけ?
12/25(金) 24,25がDデイ
12/29(火) 予算案が通過しない場合は政府閉鎖
12/31(木) 英:ハードブレグジット期限
1/2(土) ラトクリフ、クリスマス休暇から戻る
1/5(火) ジョージア州上院議員決戦投票(12/17~期日前投票開始)
1/6(水) 開票(上下院議員拒否権とペンス拒否権)。上院議員の選挙
1/6(水) ペンス、開票後に出張(イスラエル、バーレーン、ポーランド)
1/20(水) 大統領就任式
ペンスカードの選択肢を排除するとは思わないけど、トランプ陣営のホントの狙いを考えると、敢えて使わなかった可能性も検討に入れる必要があります。もしくは油断させるために、使っていないようなフリをしてる可能性も考えられます。
トランプ大統領のこの動画を見ても、総勢で戦っており決してやめることはないと思います。それはペンス副大統領の先日の演説でも名言しております。
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) December 24, 2020
トランプ陣営の最終目標が単純に再選だけを目的としているのであれば、もう少し楽に勝てる方法はあったのですが、それを敢えて行わなかったわけで、おとり捜査などを駆使して、DS界隈の本丸を潰しにかかってるのがホントの目的ともいえます。ここらへんについては、リンウッド氏やパウエル氏あたりの動きを見れば明白ですしね。恐らく、ラトクリフ氏がクリスマス休暇から戻るのが、執行猶予みたいなものであって、主目的がDS潰しである以上、大統領令のカードを使わないという選択肢は殆どないとは思います。それに仕込み自体は恐らく終わっている可能性は高く、トリガーを引くタイミングを待ってるというのが、現在の状況のような気がします。
イギリスとEUの合意?について
英EU合意内容、ジョンソン首相は国内向け売り込み開始-分析文書 - Bloomberg
英国と欧州連合(EU)の通商合意はまだ発表されていないが、英ジョンソン政権は既に、英国側の勝利を強調する国内向けの売り込み作戦を開始した。
ニュースサイトのグイド・フォークスが最初に報じた英国内部分析文書は、合意内容について英国の「勝利」が28、EUは11、双方が妥協した分野が26だとしている。ただ、英国の「勝利」とされている幾つかは双方の当初の立場を正確に比較してはいない。文書について英当局者が確認した。
ジョンソン氏にとって、合意は政治的勝利でもあり問題でもある。合意は議会の承認を得る必要があるからだ。首相は昨年の総選挙で過半数を得ているものの、離脱派の保守党議員は英国の将来の行動を制限しかねない妥協を警戒している。
分析文書は、英国がEU司法裁判所の法管轄を免れることになったと指摘。これは保守党の離脱派にとって最も重要な要求の一つだ。そのほか貿易の是正措置や技術的な貿易障壁、税関手続きの簡易化などで英国が勝利したとしている。争点の漁業権は「妥協」に分類されている。
関連記事となります。
どうやらイギリスとEUが纏まったようですね。この表情が全てでしょうww
The deal is done. pic.twitter.com/zzhvxOSeWz
— Boris Johnson (@BorisJohnson) December 24, 2020
正式に決定しているかについては不明なので、次の報道を待つ必要があるかと思います。この内容を見る限りでは、EU側が譲歩したように見受けられるような内容になっております。元々の漁業権については飲める話ではあったので、主目的の「英国がEU司法裁判所の法管轄を免れること」が出来れば十分とは思いますし、避けたいのはハードブレグジットによる混乱でしたので、それだけを避けることが出来れば、今回の交渉において重要なポイントだったと思われます。
議会は通す時間はなく、通せる内容であるかについては不明ですが、細かい手続きについては、年明けでもいいといった感じになるのでしょうかね。恐らく、時間切れによって欧州が表向きで譲歩したといったところではあるし、泥仕合は暫く続きそうな気配ですね。