今年の年末はかなりカオスで後味の悪い感じがしますね。終わりよければ全てよしとはいっても、世界情勢としてはかなり嫌な感じで動いております。最終局面に近い状態ですし、戦後構造?の清算というのを考えると、やはり敵の物量が巨大なだけに、切り崩すのは難しいというのが現状ともいえます。最も長く続いた特権階級というのもあって、テンプレ対応で今までやってこれたのもあって、想定外の事が起きた場合に対処するだけの知識がないということが、ある程度アメリカ大統領選で見えてきたとは思いますw


アメリカ大統領選関係

アメリカ大統領選は嵐の前の静けさといった感じでしょうか。12/23が一つの山場となりますが、ペンス副大統領が選挙結果の証明書を受領出来るのかといった問題があります。州側としては、選挙結果を認証はした以上、合法であるといった証明が必要となりますが、最低限ではナバロ・レポートに記載されている疑義を晴らさないといけないような気がします。


○「無原罪の欺瞞:選挙の不規則性の6つの重要な側面」

https://bannonswarroom.com/wp-content/uploads/2020/12/The-Immaculate-Deception-12.15.20-1.pdf


図は以下のサイトからお借りしました。


和訳は以下となります。

あとは、サイバーセキュリティー責任者で解雇されたクリス・クレブス氏が、水曜日に米国上院国土安全保障委員会に、いくつかのドミニオン投票機がインターネットに接続されていると語ったようですね。

ホワイトハウスの中にも法務顧問にも紛れ込んでたみたいですね。最早誰が味方で誰が敵なのかが分からない状態ではありますが、見極めながら進めていくしかないし、自分の周辺が敵だらけというのは、どこも共通なのでしょう。敵と対峙する際に、味方の中に敵が紛れ込んでるのが脅威ですし、ある程度可視化しておく必要があるのは言うまでもないです。


菅首相のコメントについて

記事を紹介します。

新型コロナ: 衆院解散「感染拡大時にできず」 首相、早期見送り表明: 日本経済新聞


菅義偉首相は21日のTBS番組の収録で、衆院解散の時期について新型コロナウイルスの感染拡大が収まらないと難しいと表明した。「一番大事なのはコロナだ。完全に拡大防止できていないとやるべきではない」と述べた。


英国で急増する感染力の高い変異種について「厚生労働省と国立感染症研究所ですぐ対応した結果、現時点において同じようなウイルスはないとの報告を受けている」と説明した。入国規制の強化に関し、現状の対応で問題ないとしたうえで「さらに厳しくする方向は英国との間で交渉している」とも語った。


米製薬大手ファイザーが厚労省に承認を申請した新型コロナワクチンに関しては「安全性・有効性の確認が大事だ」と指摘した。「確認ができたら一気にスタートできるよう首相官邸に対策チームをつくっている」と明らかにした。厚労省や国土交通省、総務省などで構成し、ワクチンの輸送や自治体間との調整にあたる。


国内の感染防止対策の強化を巡っては、飲食店などへの営業時間の短縮要請が有効だとの考えを示した。東京都などが午後10時までとしている時短要請を午後8時まで強化する案について問われ「大いに考えていきたい」と答えた。


首相は自身の夜の会食について感染防止対策上、疑問だとの批判を受けた。「大いに反省している」と強調したうえで「今回のことをきっかけに慎重に色々考えながらやっていきたい」と話した。


衆院の解散時期ですが、定石を考えると、臨時国会の冒頭解散の10月選挙の一択といった状況でした。総理就任時は支持率は高いのと、来年の総裁選を考えると、菅首相で衆院選を戦った方が無難でしたし、政党支持率は硬直化しているので、選挙を戦っても、2017年くらいの議席は維持は出来たと思いますしね。この構図は来年も変わらないというか、野党に対する期待感ではなく、嫌悪感が増してる状況なら尚更の話です。


それに新型コロナは冬に第三波?が来ることは想定されてた以上、冬の選挙は無理ですし、通例的に通常国会会期中にはやらないのと同時に、真冬の選挙は寒冷地にとっての負荷が高すぎることから、よっぽどの理由がなければ普通はやらないです。7~8月の東京五輪、9月に総裁選がある以上、選挙日程に選択肢はなかったわけなのですが・・・。


それでも選挙をやらなかった理由、そもそも菅政権になった理由にも関連していますが、アメリカ大統領選で最悪の事態も想定したと考えるのが自然でしょう。米民主党政権なら、内政型の菅さんの方がいろんな意味で相性はいいといったのはあると思います。そして菅首相の役割にも関連はしているのでしょう。考えられる役割として、国内の大掃除以外に考えにくいし、来年の秋までにある程度の目処がついている可能性以外は考えにくいと思います。今の枠組みで選挙しても、大きく議席を減らす可能性は低いといった判断もあるのでしょう。


英国で急増する感染力の高い変異種については、「感染力が強いが毒性は低い」といった特性を持ってる可能性が高いです。「感染力が弱いが毒性が強い」かの二択なわけですが、水際対策は行うとは思いますが、ご都合主義的に感染拡大する傾向があるので、どっちにしても注意が必要になると思います。


首相の会食の件は、菅さんはいろんな人の意見に耳を傾けながら考えるような傾向があるのと、会食も気をつけてやってるだろうけど、メディアウケのいい一部の人以外でなければ、何をやってもいちゃもんをつけられるわけで、そういう職業というのもあります。そして総理になると、孤独な立場になるわけで、菅さんは党内地盤が脆弱であるとなれば、来年の総裁選で交代させるためにも、要職以外の人であれば、そこまで味方にはならないでしょうしね。最も首相経験者でなければ分からない気苦労というのもあるのですが、まだ官房長官から抜けきれていないというか、洗礼を受けているといったところでしょう。


最も菅さんは安倍さんほど甘くはないですし、今は情勢が情勢なだけに死んだふりを継承しているだけのように思いますので、ある程度情勢が落ち着いて動きやすくなれば、そこからは本格的に動きそうな気がするけどね。


トランプ大統領の安倍前首相に勲章授与の件

トランプ大統領 安倍前首相に勲章 インド太平洋のため指導力 | トランプ大統領 | NHKニュース


アメリカのトランプ大統領は、自由で開かれたインド太平洋のため指導力を発揮したとして、安倍前総理大臣に対し、オーストラリアとインドの首脳とともに勲章を贈りました。


アメリカのオブライエン大統領補佐官は21日、ツイッターでトランプ大統領が安倍前総理大臣に「レジオン・オブ・メリット」と呼ばれる勲章を贈ったと明らかにし、日本の杉山駐米大使に勲章を手渡している写真を投稿しました。


「レジオン・オブ・メリット」は、アメリカの大統領が特別な功績があった外国の首脳などに贈る勲章で、現地の日本大使館によりますと、日本の総理大臣経験者に対しては少なくともおよそ30年間贈られていません。


オブライエン補佐官は勲章を贈った理由について「自由で開かれたインド太平洋のため指導力を発揮し、ビジョンを示した」と説明しています。


また、トランプ大統領はこの日、オーストラリアのモリソン首相とインドのモディ首相に対しても同じ勲章を贈りました。


トランプ政権は日本、オーストラリア、それにインドとの連携を強化していて、中国に対抗するため4か国での連携をさらに強めるべきだというメッセージを打ち出すねらいもありそうです。


トランプ大統領が、自由で開かれたインド太平洋のため指導力を発揮したとして、安倍前総理大臣に対し、オーストラリアとインドの首脳とともに勲章を贈ったようです。アメリカにとっても、「自由で開かれたインド太平洋」の戦略を取り入れたわけで、日本、アメリカ、オーストラリア、インドの連携の強化を進めるといったのは共通の国益があるわけで、そういった意味もあっての勲章なんだと思います。


元となったのは麻生さんの「自由と繁栄の弧」の構想から、セキュリティダイヤモンド構想を得て、その後に「自由で開かれたインド太平洋」といった形で発展しており、この構想も多くの国から受け入れられているわけですね。


外務省: 我が国の重点外交政策 「自由と繁栄の弧」


セキュリティダイヤモンド構想 - Wikipedia


自由で開かれたインド太平洋|外務省


そしてホワイトハウスのForeign Policyのトップは安倍前首相との写真となっております。


アメリカの外交方針のトップに安倍前首相がいるというのは、今までの日本では考えにくいですし、それだけアメリカにとっての日本の存在の大きさをこういう形で知ることは今まではなかったですしね。最も地政学的には、アメリカの覇権を維持するためには、日本の力が必要ですし、それを崩すために反日工作を仕掛けられてたわけですがね・・・。


そして再びこのツーショットが見たくなりました・・・。


やはりこの2人は華があるし、再びこの場所に戻ってきてほしいと思っています。最も安倍前首相の影響力を削ぐのと、自由で開かれたインド太平洋構想潰しも兼ねて、検察を使った工作をしつこくやってるわけですね。そして、自民党内も誰が味方で誰が敵かは見えにくいのも現状でして、党内の権力闘争という意味でも、安倍前首相が再登板するにしても、自民党内の整理が必要な感じですね。最も本人も多分再登板は考えてはいないとは思うけどね。