ぱよぱよ雑談~20210222
久々の日曜更新というよりは、記事が長くなったので、土日で分割しました。こういうエントリは、見るべき情報は少ないので比較的やりやすいんだけどね。個人的にはこういう記事の方が書くのは嫌いじゃないですw
G7首脳テレビ会議について
2月19日、午後11時から約90分間、菅義偉内閣総理大臣は、G7首脳テレビ会議に出席したところ、概要は以下のとおりです。今回の会合は、本年のG7議長国英国の呼びかけにより開催されました。会合後、G7首脳声明が発出されました。
1 菅総理大臣より、G7首脳テレビ会議に初めて出席し、G7首脳との間で、新型コロナに対するワクチンの公平な普及、将来の感染症への備えに向けた国際協力等について活発な意見交換を行いました。G7首脳間で、ポストコロナの国際秩序づくりにおけるG7の連携が確認されました。
2 菅総理大臣より、就任後一貫して国民の「命」と「暮らし」を守るとの強い思いの下、経験から多くを学び、最善と考えられる対策を講じ、明らかな効果が出ていることを紹介しました。ワクチンは更なる感染収束に向けた決め手であり、公平なアクセスの確保や、ワクチンの普及を加速していくことが重要である旨指摘した上で、日本はCOVAXファシリティを重視し、その途上国支援の枠組みへの拠出を増額し、合計2億ドルを拠出することを表明した点を強調しました。
3 菅総理大臣より、中国との関係について主張すべきは主張し、中国側の具体的な行動を求めていくとの日本の基本的な考え方を説明しました。また、東シナ海、南シナ海での一方的な現状変更の試みについての我が国の懸念についてもしっかりと伝えました。
4 菅総理大臣より、人類が新型コロナウイルスに打ち勝った証として、東京オリンピック・パラリンピック競技大会を開催する決意を述べ、安全・安心な大会を実現するために、IOCとも協力し、準備を進めていく旨発言しました。日本の決意に対し、G7首脳からの支持を得て、この点が首脳声明に明記されました。
関連記事となります。
割とどうでもいいG7ですが、「21年を多国間主義のための転換点とする」というのも、いろんな内容から見ても、多国間主義というのが、無国間主義のための転換点といった不吉な要素しか感じない部分もあります。表向きの動きとしては悪くはないでしょうが、ポストコロナの国際秩序づくりというのも注意が必要な局面となります。ポストコロナの国際秩序というグレートリセットは「全体主義的な高度管理社会への移行の実現」といった位置付けのため、その一環として、脱炭素や気候変動も道具とされてるのが現状と思われます。
そしてG7の構図を見ても、日本にとってはトランプ大統領時代の方が進めやすい部分もあったわけで、安倍首相とトランプ大統領のいないG7という構図というのも注意が必要となります。ドラギ首相とかもあっち側ですし、この構図で日本主導で進めるのはかなり難しいような気がします。
東京五輪についても、支持されたのは開催する決意であって、実際は日本から中止を持ち出して違約金を払ってもらうように仕向けたのが、森元さん騒動もあそこまで海外メディアを巻き込んだというのは、違約金狙いの可能性も高く、開催する決意しか首脳声明に残せなかった可能性もあると思います。
だからこその菅政権ではあるのですが、まだ自民党政権は脆弱ではないのと、安倍前首相の持っていた外交のボーナスは縮小しているのも事実ですので、日本の外交としてはこの局面においては、変なのに巻き込まれない程度に適当にやっていくといった感じになると思われます。DS界隈の影響力を下げるための取り組みは必要なのは事実ですし、局面が変わるまでは当たり障りのない取り組みが重要ともいえます。
トランプ大統領再始動
CNN.co.jp : トランプ氏、保守派イベントで演説へ ペンス氏は辞退か
(CNN) トランプ前米大統領が28日、フロリダ州オーランドで開かれる保守派の大規模イベント「保守政治活動会議(CPAC)」で演説するとの予定が、事情を知る人物の話で明らかになった。
トランプ氏は先月ホワイトハウスを去ってから、公の場に姿を見せていない。
一方、事情に詳しい2人がCNNに語ったところによると、ペンス前副大統領は演説に招かれたが辞退したという。このうち1人は、主催者側が引き続き出席に期待をかけているとコメント。もう1人は、ペンス氏が今後半年、表立った場所に出る予定はないとの見方を示した。
トランプ氏は大統領選でバイデン氏の勝利を認めず、同氏の就任式も欠席したのに対して、ペンス氏は就任式に出る一方、トランプ氏の送別式は欠席。両氏の間の亀裂が表面化した。
ただしペンス氏の首席補佐官を務めたショート氏が20日に語ったところによれば、トランプ氏とペンス氏は「円満に」旅立ち、その後も言葉を交わしているという。
トランプ氏がCPACに出席し、演説するとの予定を詳しく知る人物は20日、CNNとのインタビューで、同氏が演説で「共和党と保守運動の将来」について語り、バイデン氏の移民政策などを批判するとの見通しを示した。
トランプ氏やその支持層への対応をめぐって共和党内が分裂するなか、同氏の滞在するフロリダ州パームビーチの別荘には側近や親トランプ派の議員らが出向いている。
トランプ陣営の幹部の一人、ブラッド・パースケール氏は先日、別荘で長時間にわたりトランプ氏と面談したとされ、下院共和党ナンバー2のスカリス下院議員も16日に訪問。リー上院議員が20日にここで資金集めのイベントを開くとの情報もある。
CPAC 2021の演説者は以下となります。
トランプ大統領が退任後、初の公の場となります。ここで何が語られるかは重要となりますが、ペンス副大統領との関係も気になります。トランプ氏とペンス氏は「円満に」旅立ち、その後も言葉を交わしているとあるので、関係は悪くはないですし、ペンスカードを使うリスクを考えても、切らなかったことが正解でしょう。アメリカ大統領選の前後の状況から推察しても、今の状況は想定可能ですし、何らかの手立てがないとは思っていないです。
弾劾無罪評決後の声明で、「今後数か月、私は多くのことをあなた方にお伝えする。そして全国民のために米国の偉大さを達成する素晴らしい旅を共に続けることを楽しみにしている」とコメントしてますが、「今後数ヶ月」、「米国の偉大さを達成する」と言ってるわけで、何か話すための場になる可能性が高いです。
あとは不正選挙事件に関する判決は出揃ってないですし、このへんも突破口になる可能性もあります。司法が腐敗しているのは判明しているので、期待通りの動きになるかは不明ですが、選挙結果そのものを左右するものではなく、最高裁としての政治的判断は不要となるため、どのような審理が行われるかは気になります。
あとは評価不明なのが、2019年の政権移行改善法の内容となります。
○【アメリカ】大統領の交代に向けて―2019 年政権移行改善法の成立―
https://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_11488108_po_02830206.pdf
この法律がどのように機能していくかは不明ですが、何らかの影響はあるかもしれませんが、この条件にバイデン、カマラハリスが覚書に反してることだけは事実でしょう。
大手SNS(笑)
記事を2つ紹介します。
テクノロジー大手のFacebookは最近、人々を「気候変動情報ハブ」に導く地球温暖化に関する投稿に情報ラベルを追加し始める計画を発表しました。ジョージメイソン大学、気候変動コミュニケーションに関するエールプログラム、ケンブリッジ大学はすべて、Facebookのファクトチェックプログラムに貢献します。
要するにアメリカ大統領選で効果があった?みたいなので、Facebookが気候変動に関し異議を唱える発言をファクトチェックとかいうのをするみたいですねwwwある意味、根拠を失った瞬間ともいえますが・・・。こういった取り組みこそが、詐欺的要素が高いと主張するのと一緒なんだけどね。
あとはこちらwww
ロイターに語った政権の高官によると、バイデン政権はフェイスブック、グーグル、ツイッターと協力して「COVIDの誤報」を標的にし、「ワクチン忌避」を克服している。
ロイターの記事は以下となります。
バイデン政権とFacebook、Twitterがグルであるのと、ワクチン反対派を口封じするように要請したようですね。ワクチンを受けるのも受けないのも権利ですし、義務であってはいかないし、いろんな意見もあると思います。恐らく、ワクチン反対派を検閲しろという司令でしょうし、こういう取り組みも、ワクチン普及への阻害要因になるような気がします。