いよいよ今週も始まりました。そしてGWまであと3週間ですし、何とか乗り切りたいところですね。新型コロナで大変だとは思いますが、ここを乗り切ればある程度何とかなるとは思います。


バイデン政権の外交政策に関する雑感

バイデン政権の対中政策ですが、強硬姿勢を続けてるように今のところは見えているし、外交や防衛関係については、今のところはトランプ政権と継続しているようには見える部分もあって、バイデンでも大丈夫と思ってる人が中にいるかもしれません。実際は転換する可能性が高いというか、強硬姿勢の質も若干異なってくると思います。トランプ政権は、中国共産党を潰す方向で、バイデン政権は習近平を潰す方向のように見えます。中国共産党=習近平ではないですし、利権あたりで見たほうがいいと思います。

そして一番重要においてるのが中東外交となります。基本的にはオバマ政権の延長といった感じで捉えるのがいいのですが、イランはテロ国家であると同時に「テロの中央銀行」とも言われる存在であって、パレスチナなどもそうなのですが、火種(利権)を元通りにしたいといった感じで、バイデン政権にとって今は中東の優先度が高いだけの話で、中国は優先順位で後にしているだけです。

背景などについては過去記事などを紹介します。


イラン関係-ぱよぱよ日記


パレスチナ関係-ぱよぱよ日記


16日に行われる日米首脳会談ですが、何故バイデン政権が最初に対面での首脳会談の相手に日本を選んだのかという理由を考える必要があります。日本の優先順位が高いというよりは、一番無難な相手で実利があるから選ばれてるだけで、政権の失点にはなりえない相手だからといった理由が大きいからです。対日外交については、オバマ政権の延長線上であれば、オバマ政権末期を見ればいいわけで、バイデン政権も盤石ではないので、日本に対しての無茶振りの可能性は現段階では低いということも考慮に入れるといいと思います。


外交の現場はある程度リアリスト的な対応をしないといけないので、致し方ない部分もあるのかもしれませんが、世界全体で見た場合のバイデン政権(米民主党)の外交については、決して容認出来るようなものではなく、内政と言いながら火種を撒くのが伝統なわけですが、それをトランプ政権がどのような対応をしていたのかというのが重要です。


トランプ政権ですが、ゲームチェンジャー的な役割もあって、今までのルールを変えることによって、外交問題を解決しようとしており、成果を出していた結果、トランプ政権で戦争が起きなかったわけです。トランプ政権があと4年続いてたら、ある程度はゲームのルールが変わったとは思いますが、今のゲームメーカーとされてるのが、所謂ディープステートであって、正体としては利権ネットワークといったところになります。ここらへんに今存在するのは、人権や環境ビジネスに関するわけですが、このゲームを動かしているのがバイデンでもアメリカでもないという事も知っておく必要があると思います。このふざけたゲームを早く終わらせることが世界平和で一番重要であるということもですね。


ワクチン関係

河野氏:新型コロナワクチン接種、スケジュール的には想定通り - Bloomberg


河野太郎行政改革担当相は、3月いっぱいに医療従事者用に配送したワクチンが全国的に平均で3分の2の接種が終わっており、全体のスケジュールは想定通りに進んでいる、と11日にNHKの討論番組で述べた。


  • 医療従事者へのワクチン接種は治験と同様、非常に高い効果を確認
  • 高齢者については必要なワクチンの総量は確保、まず重症化割合の高い高齢者にしっかりとワクチンを打ってもらう
  • そうすると、病院に対する負担も徐々に軽減されていくと思う
  • コロナワクチンは副反応強く出るのは事実
  • 打ったところが腫れるのは恐らく9割近く、38度の熱が出る方も数パーセント、2回目の接種後はその割合が2ケタになるだろう
  • 副反応はあるが3日ぐらいでなくなっていくことがわかっており、理解の上で打っていただきたい
  • 変異株は今まで以上に速いスピードで広がって重症化率の割合も高いが、今のところワクチンに問題があるという情報はない
  • ワクチンの供給増を踏まえ、医者や看護師が足りず結果的に接種期間が伸びそうだという自治体とは重点的に話している
  • 国内でワクチンの開発・生産ができれば非常に供給が楽になるので、国としてもしかりとサポートしていかなくてはいけない
  • ワクチンを打たない人を不利益に差別することがないように田村厚労大臣と相談してガイドラインは出していきたい


ワクチン関係です。官邸のHPは以下となります。

スケジュールは以下となります。



河野氏が言うには、全体のスケジュールは想定通りに進んでいるみたいのと、医療従事者と高齢者を優先したのは、医療関係者の感染防止や、重症化割合の高い高齢者の重症化防止といった目的があります。病院への負担という観点でいえば、6月末には、高齢者までには行き渡ることからも、そこまでしのげば医療機関への負担が軽減はされると思います。別に軽症者や無症状者については、そこまでいうほど優先度は高くはないですしね。


最もワクチンの効果期間については不明ですし、年末までに1~2波はくることが予想されますが、年末への対策になるかについては不明点があるのと、あとは変異株(新しいもの)に対しての効果もそうだし、今のところはワクチンで問題になってるのは、医者や看護師の数ではなく、ワクチンの数ともなりますし、これについてはワクチンの開発体制(特に国産)あたりが整備されるまでは厳しいと思われます。


ワクチンの開発状況についてです。


日本のワクチン接種の遅い理由はこういった要因があるようです。


日本のコロナワクチン接種はなぜ遅いのか? | nippon.com


・日本人が従来からワクチンの安全性や有効性について慎重な国民性であること

・海外に遅れていても、安全性を重視

・もし後で副反応が出た時に、十分な審査を怠ったと批判されるのを恐れているから


あとは以下の記事も紹介します。

基本的な要因はここらへんにあると思われます。


日本は50年ほど前まではワクチンの研究や製造が盛んだったが、その後は接種対象だった子どもが減り、また接種をめぐる訴訟も続いたため、ワクチン業界が弱体化してしまった。特に感染症は突然、流行し、製薬企業がワクチンを開発して実用化できるまでに流行が終息してしまうこともあるので、感染症ワクチンを手掛ける企業が極めて少なくなってしまった。


日本のワクチン接種の遅い根本的な理由は以下にもあると思われます。


人口あたりの新型コロナウイルス死者数の推移【世界・国別】



他の国に比べて、日本は死者も少ないのもありますが、治験のデータも少ないこともあって、慎重にデータを見てから、理解を得てから摂取といった方向性で遅らせているといったのはあると思います。元々他国にデータを取らせることを目的に、他の国を優先していたともいえるわけで、河野氏の言う通り、「全体のスケジュールは想定通りに進んでいる」というのが全てで正しい対応だと思っております。