今日も岩屋防衛相関係です。

岩屋防衛相の批判が酷いですね。。。批判の声については一定の理解は示すし、一切の批判がないというのもそれはそれで問題ともいえます。批評というのは健全な内容があって成り立つものであって、誹謗中傷から次に繋がるものもないのも事実です。

ある意味、岩屋防衛相も一つのフィルタになるというか、以前から書いてるんだけど、日本を取り戻す過程で、保守側も篩にかけられていくものだと思いますし、言論で飯を食べていくというのは、今までのスタンスだったり、ビジネスモデルなどの問題もあって、そういった類の制約が生じるのも事実ですし、それについては否定するつもりはないです。言論人というのは、現在の情勢を的確に理解し、それを言論として相手に伝えていく仕事ですし、変なものに固執するというのは、言論人として終わりを告げることになるとも言っておきたいけどね(笑)


昨日の記事を紹介します。

シャングリラ会合の件-ぱよぱよ日記

あとは新宿会計士さんのトコの記事を紹介します。

岩屋氏、シャングリラ会合で「開かれたインド太平洋」を強調 | 新宿会計士の政治経済評論

他の記事。

岩屋毅 | 新宿会計士の政治経済評論

因みに、岩屋防衛相の動きについては、防衛省のプレス・リリースが全てです。

防衛省・自衛隊:日米豪防衛相会談

防衛省・自衛隊:第18回IISSアジア安全保障会議(シャングリラ会合)防衛大臣スピーチ(仮訳)

防衛省・自衛隊:日米韓防衛相会談

・防衛大臣記者会見

防衛省・自衛隊:防衛大臣臨時記者会見(日豪防衛相会談)|令和元年6月1日(土) 13:04~13:08(日本時間)

防衛省・自衛隊:防衛大臣臨時記者会見(日中防衛相会談)|令和元年6月1日(土) 16:43~16:55(日本時間)

防衛省・自衛隊:防衛大臣臨時記者会見(日米韓防衛相会談)|令和元年6月2日(日) 12:04~12:14(日本時間)

こちらの記事を紹介します。
北朝鮮の非核化で連携 日米韓、ミサイル認識には差も  :日本経済新聞

【シンガポール=三木理恵子】アジア安全保障会議のためシンガポールを訪問中の岩屋毅防衛相は2日、シャナハン米国防長官代行、韓国の鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)国防相と会談した。北朝鮮の完全な非核化を実現するため、3カ国が連携を強化していくことで一致した。だが5月に北朝鮮が発射した短距離弾道ミサイルを巡る認識のずれは埋まらなかった。

会談は1時間40分に及んだ。3カ国は共同声明を発表し、北朝鮮の非核化を実現するための外交努力を協力して支援すると明記した。「完全で検証可能で不可逆的な非核化(CVID)」を目指すとともに、北朝鮮が海上で積み荷を移し替える「瀬取り」の防止で連携することも確認した。

北朝鮮の弾道ミサイル発射への対応では各国の認識が食いちがった。岩屋氏は会談の冒頭で「北朝鮮による核・ミサイルの廃棄は具体的に進んでいない」と指摘。「5月の短距離弾道ミサイルの発射は安保理決議に明白に違反する。北朝鮮に誤解を与えてはいけない」と呼びかけた。

一方で韓国は北朝鮮との対話を重視する姿勢をみせ、5月の弾道ミサイル発射を断定していない。鄭氏は「北朝鮮の非核化へ3か国の関係を維持することが大変重要だ」と語ったものの、従来の立場は崩さなかった。

米国とも温度差がある。トランプ米大統領は短距離弾道ミサイルの発射は「問題視しない」意向を示している。米朝首脳会談の継続に向けて批判を抑えているとみられており、シャナハン氏も防衛相会談で弾道ミサイルには深く言及しなかった。2018年と同様、これまで共同文書に明記されてきた北朝鮮への「圧力」との文言は盛り込まれなかった。

3カ国はこのほか、中国の海洋進出を念頭に「航行、上空飛行の自由は確保されないといけない」との認識を共有した。韓国海軍による自衛隊機への火器管制レーダーの照射問題は議題にならなかったという。
重要なのは、以下の点に尽きます。

・北朝鮮の完全な非核化を実現するため、3カ国が連携を強化していくことで一致した
・「完全で検証可能で不可逆的な非核化(CVID)」を目指す
・北朝鮮が海上で積み荷を移し替える「瀬取り」の防止で連携することも確認

岩屋防衛相が「5月の短距離弾道ミサイルの発射は安保理決議に明白に違反する」と呼びかけてることも重要で、この点も一定の意識共有はされてると思いますがね。トランプ大統領はあくまで対話のテーブルの観点から「問題視しない」といってるだけで、強硬論一色だと相手も強硬論に走るしか選択肢がなくなるため、一定の回避するためのルートは用意するべきで、その点では岩屋防衛相の振る舞いも重要となります。

そして、「韓国海軍による自衛隊機への火器管制レーダーの照射問題は議題にならなかった」というのも結構重要で、これは決して棚上げという意味ではなく、韓国にとっての負い目という理由から認めることは出来ないことから、再発防止というのは、いつでも切れるカードとして保持することを意味するんだけどね。

批判するなら、この内容から批判するべきですが、何か批判するところあるんですかねwww更迭論を主張するなら、メディアの偏向記事ではなく、防衛省のプレス・リリースから、岩屋防衛相の問題点について言及するのが筋だと思っております、ハイ。


てなわけで、ここからはお遊戯のコーナーでございますwww
紹介記事に以下のように書かれてます。
もう一度言う「岩屋防衛相を罷免せよ」

岩屋氏は、政界では有名な「パチンコ族」である。パチンコチェーンストア協会の有力アドバイザーだ。ちなみに、日本のパチンコ業界は、韓国のハンギョレ新聞の報道によれば、「全体の6割」が朝鮮半島出身者であるそうだ。
パチンコとあるのですが、こっちは問題ないんですかね??

ここに丸信商事文化講演会について触れております。
丸信商事文化講演会

2012年より「時には政治・経済・日本について、考えてみよう」をコンセプトに、鳥取市で不定期に講演会を開催しています。経済評論家・歴史研究家などの先生をお招きしてご講演いただくほか、直接先生へ質問をする機会も設けています。過去の開催実績や今後の開催情報はFacebookページでも発信しています。
HPはこちら。

Facebookはこちら。

丸信商事文化講演会 - ホーム | Facebook



こちらのイベントのサマリ。17回がクソワロタwww
丸信商事文化講演会|制作実績|株式会社デザインバンク

山陰でパチンコ・スロット専門店「マンモス」を展開するアミューズメント企業 丸信商事が主催となり、鳥取県東部を中心に平成24年より開催している文化講演会において、弊社はその運営に協力しております。

第17回鳩山 友紀夫氏(政治家/第93代内閣総理大臣)
テーマ
友愛の精神とアジアの将来
因みに、「丸信商事文化講演会」を否定する意図はないですし、こういったイベントを開催することについては肯定的に受け取っていますので、その点は誤解のないようにお願いします。

IR関係は以下のようにコメントしてます。
ぱよぱよ雑談~20190226-ぱよぱよ日記

IR法の本丸はギャンブル依存対策からパチンコにメスを入れることになることからも、所謂パチンコマネーによる、北朝鮮の利権関係の議員といった動きではないように思いますがね。最もパチンコについては、北朝鮮や警察の利権になってる部分もありますし、重要なのは不適切な利権を潰す事であって、業界を潰す事ではないと思います。業界に関わってる人の雇用だったり、遊戯機開発などのノウハウもあることから、これを全て放棄するのではなく、パチンコ議連全体を悪とするよりは、業界を健全化させて不適切な利権を潰す形で取り組んだ方が余計な抵抗は少なくなるし、これこそが解決の早道ともいえます。
以下の書籍を紹介してます。

「カジノ法」の真意 「IR」が観光立国と地方創生を推進する | 岩屋 毅 |本 | 通販 | Amazon

あくまで、問題なのは不適切な利権であって、業界を健全化させて不適切な利権を潰す形で取り組むのが最善と思っております。そういう意味では、パチンコについてレッテル張りをしつつ、パチンコ屋からお金を貰って仕事して、岩屋氏の批判に利用している事についてはどうかと思う部分があると思います。

批判するのは自由ですが、防衛相として批判するのであれば、防衛相としての仕事そのものを見るのが筋ですし、勝手な行動をして国益を損ねてるなら、政権枢軸からの動きがあって当然ですが、そういった情報がないのと、防衛省のプレス・リリースを見る限り、日本の政府方針と乖離しているようには見えないですし、防衛相として更迭しろという論調が暴論過ぎるということも知って欲しいと思います。