このブログも開設から3年半が過ぎ、パヨク観察記録とありながらも、観察をサボってるし、ブログ名もインパクト重視の余興ブログで、長続きするとは全く思ってなかったが、皆様のおかげでここまで続けられることになって、ホント光栄に思っております。

昨日頂いたコメントもありますが、ブログ名が不評なのは事実で、以前からそのような声もあったので、令和になって2ヶ月という微妙な区切りではありますが、近日中にブログ名の変更してリニューアルしようと思います。ブログ名を考えるのは結構苦痛だけどwww重複しないシンプルな名前って難しい。。。

G20(G19)関係

G20関係です。日本がG20サミットの議長国を務めるのは初めてとなります。過去記事も紹介します。

ぱよぱよ雑談~20190624-ぱよぱよ日記

公式HPは以下となります。

主要テーマは以下となります。

THEMES 01 世界経済
THEMES 02 貿易・投資
THEMES 03 イノベーション
THEMES 04 環境・エネルギー
THEMES 05 雇用
THEMES 06 女性のエンパワーメント
THEMES 07 開発
THEMES 08 保健

あとはこちらの記事も紹介します。

ASCII.jp:G20の主要テーマ、デジタルイノベーションとは?

どれも重要な内容で、後はデジタル課税やタックスヘイブンの問題、大阪トラックとされる「信頼性のある自由なデータ流通」の件やWTO関係がメインになると思われます。議長国として上手く旗振りをして、ルールが未整備だったものについて、ルールの整備を行い、新しい国際秩序を作り上げる場所にして、G20サミットが無事に成功に終わることを願っております。

ここらへんについては、後日にまとめようと思います。

日中首脳会談

日中首脳会談の要旨  :日本経済新聞

安倍晋三首相と中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席の首脳会談の要旨は次の通り。

【冒頭発言】

首相 習氏の訪日を心から歓迎する。昨年のブエノスアイレスでの20カ国・地域首脳会議(G20サミット)以来、大阪で再会できることを本当にうれしく思う。G20大阪サミットへの支持に改めて感謝申し上げる。

昨年10月の中国への公式訪問以来、日中関係は完全に正常な軌道に戻った。その際、私と習氏との間で確認した「国際スタンダードの上に競争から協調へ」「隣国同士として互いに脅威とならない」「自由で公正な貿易を発展させていく」との3つの原則のうえに日中関係が新たな発展を得つつあることを歓迎する。

5月、日本は憲政史上初めて天皇陛下のお代替わりがあり、平成から令和へと新たな時代を迎えた。中国も10月に建国70周年を迎える。この大きな節目の年に、習氏と手を携えて日中新時代を切り開いていきたい。

来年の桜の咲く頃に習氏を国賓として日本にお迎えし、日中関係を次の高みに引き上げていきたい。

習氏 首相と再会できて非常にうれしく思う。首相の丹念で周到なアレンジに感謝申し上げる。近年、我々は密接な接触と意思疎通を図ってきて、共に中日関係の改善と発展をリードしてきた。両国関係も長年まれにみる新しい光景をみせつつある。

本年は中国の建国70周年で、日本も令和時代に入った。中日関係は新しい歴史的スタートラインに立っている。ぜひ首相と共にハイレベルでの戦略的リーダーシップを強化して、新しい時代の要請にふさわしい中日関係の構築に取り組んでいきたい。

今回のG20サミットは世界経済情勢がますます複雑化する背景のもとでおこなわれ、大きな意義があり、広く注目されている。中日双方は異なるレベルで今回のサミット関連の重要事項について、突っ込んだ率直な意思疎通を図ってきた。

ぜひ、サミットで各国の共通認識が創出され、多国間主義を、そして自由貿易を擁護する明確な声を発出し、世界経済発展のためによりよい原動力を与えていくことを期待する。

首相からの温かいご招待に感謝申し上げる。私としても、来年の春に貴国を国賓として訪問することはいいアイデアだと思う。ぜひ両国の外交当局で具体的な時期について意思疎通を図っていきたい。

【首脳往来】

両首脳は永遠の隣国として緊密な意思疎通をするため、ハイレベルの往来を強化することと、そのための重要なステップとして国賓来日を実現させることで一致。

【北朝鮮情勢】

習氏は今月20、21両日に北朝鮮を訪問した際、金正恩(キム・ジョンウン)委員長に日朝関係に関する日本の立場を伝えたと説明。日本人拉致問題を含め、日朝関係改善に強い支持を表明。

【貿易】

両首脳は東アジア地域包括的経済連携(RCEP)、日中韓自由貿易協定(FTA)の交渉を通じ、自由で公正な貿易体制の発展に貢献すると確認。

首相は世界貿易機関(WTO)改革の進展を働きかけ。知的財産権の保護強化や中国の産業補助金の是正など、中国市場の開放や公平・公正なビジネス環境の構築のための実効的措置を要請。

習氏は米中関係の現状を説明。首相は29日の米中首脳会談を含め、対話を通じた問題解決の重要性を指摘。

【海洋安全保障】

首相は東シナ海、沖縄県・尖閣諸島周辺での中国公船の活動に自制を要求。首相が南シナ海の非軍事化の重要性を指摘。

【香港】

香港政府の「逃亡犯条例」改正案を巡る問題で、首相は「一国二制度」の下で自由で開かれた香港の繁栄が重要だとの認識を伝達。新疆ウイグル自治区での人権問題も念頭に、人権の尊重や法の支配など普遍的価値の重要性を指摘。
まずは過去記事の紹介。昨年の李首相と日中首脳会談の件。

アメとムチ-ぱよぱよ日記

日中首脳会談とDDoS-ぱよぱよ日記

日中新時代の3原則は以下となります。

(1)競争から協調へ
(2)お互いパートナーとして脅威にならない
(3)自由で公正な貿易体制の発展

ここらへんは習主席や李首相との価値観は共有しているのですが、中国全体としては共有しきれるかというのは別の話ですし、この原則があっての日中新時代であって、それが守られないのであれば、相応の対応を考えないといけないのは言うまでもありません。守られるかどうかについては、中国の国内問題となるのも事実で、こういった道筋を描くというのも重要ですし、中国は敵国の一言で片付けてはいけない問題ともいえます。

日中新時代を妨げてるのが誰なのか??この点は見極める必要があると思うし、日中関係でいろんな問題を抱えているのは事実です。問題の本質が国内問題にあるというのは、お互い様とも言えます。米中問題についても同様ですし、道筋を用意しながら、話が通じる相手に対しては、地道に議論を重ねるのが近道ともいえます。

日本にとって最重要ともいえる拉致問題についても、金正恩氏と議論をして、北朝鮮とは日本人拉致問題を含め、日朝関係改善に強い支持を表明したのは成果だと思います。これについては、習主席とはある程度利害関係が一致しているのも事実ともいえます。ここらへんは香港の問題とも関連してきますが、江沢民派を弱体化させることが重要ですし、ここを温存させて習政権を潰したところで、一連の問題が解決するわけではないし、習主席を諸悪の根源とすることに意味はないと思います。習近平の派閥が弱小派閥であるということからも、力学を考えると、中国の今までの不始末を習主席のせいにして、責任逃れしようとする気が満々としか思えないのですが・・・。
あんま胡錦濤派も触れられていないし、そこらへんを考えても違和感しかないんだけどね。国というのは一枚岩なわけもないですし、全てを中国として論じるのは危険です。

貿易関係については、米中首脳会談の動き次第ではありますが、結局は「世界貿易機関(WTO)改革の進展を働きかけ。知的財産権の保護強化や中国の産業補助金の是正など、中国市場の開放や公平・公正なビジネス環境の構築のための実効的措置を要請」が守られるかどうかに尽きると思います。最も中国政府と繋がりのあるハッカー集団がサイバー攻撃を仕掛けてきてるし、この辺をどのように対処するかしないかというのも、中国に対して求められる内容になるともいえます。

海洋安全保障については、習主席が人民解放軍を掌握しているとは思えないが、東シナ海、沖縄県・尖閣諸島周辺での中国公船の活動や、南シナ海も含め、習主席が関与してるとも思えないです。習主席がどの程度5つの戦区掌握しているかは不明ですしね。一応は暴走しない程度に抑制はされているとも言えるし、今は我慢の時間帯なのでしょう。

香港もウイグルもチベットも、江沢民派の問題ともいえます。


どの程度、習主席が関知してるかは不明ですが、「一国二制度」の下で自由で開かれた香港の繁栄が重要というのはあるけど、香港の金融問題もあるし、どのようにして解決していくかというのが重要になると思います。現段階において、中国共産党が諸悪の根源なのは否定はしませんが、習主席を失脚させても何の意味もないし、変な利権を保持することになるわけで、何が問題であるのかというのと、日中新時代が意味するものについて、冷静に見極める必要があると思います。