今日は短いです(汗)

昨日は割と真面目なエントリでした。。。

自由で開かれたインド太平洋と一帯一路-ぱよぱよ日記

自由で開かれたインド太平洋という外交基本戦略がベースとなって、道筋の原則はここにあると見ていいです。序列が変わるイベントが起きればその限りではないですがね。そういった意味では、セキュリティダイヤモンド構想から自由で開かれたインド太平洋というのに変わった要因としては、トランプ大統領の就任が大きな要因ともいえます。トランプ大統領の就任によって、基本戦略を変えることが出来たのはあるし、ヒラリーが大統領になったら、当初の構想のままだったと思われます。

他の要因として、習近平氏もそうだけど、米朝首脳会談によってハードランディングの範囲を縮小出来る可能性が高くなったとは言えるし、リスクをある程度は軽減出来るだけの余地を作ることが可能となりました。

こういった要素を見落としがちですが、前提が変われば、当然戦略は変わりますし、こういった変化に変化についていけないのであれば、論ずる内容にも当然ズレが生じるわけですね。

後は重要な要素として、個々で持ってる力量との天秤も重要ですし、力学関係を間違えてしまうと、導き出すものが違ってきますので注意が必要です。ここらへんが諜報の基本要素であり、一例でいえば、弱い勢力を独裁者みたいなレッテルを貼って強者に仕立ててしまえば、真逆の結論を作り出すことが出来ますwww

自分は多くの情報を処理出来ないので、出来る限り物事を圧縮して、スペックに見合うような程度のレベルで物事を考えるようにしてます。圧縮の仕方がかなり乱暴というのは自覚してるけどね(汗)100%は無理ですし、出来ているとは思ってはいませんが、7~8割の精度が努力目標ですね・・・。


まずはこちら。。。
News Up “タックスヘイブン”法人がニセコで不動産買収!? | NHKニュース

その街はまるで海外。
歩いている人も、働いている人も、外国人ばかりです。

その街とは北海道の「ニセコエリア」。
近年、世界中の富裕層や外国資本を呼び込んでいて、リゾートエリアの中心部のほとんどは外国資本・個人が所有するという話まであります。

どんな人たちが購入しているのか、調べてみると、気になる法人を見つけました。いわゆる「タックスヘイブン(租税回避地)」に拠点を置く法人です。しかもその数、わかっただけでも200近くありました。(以下略)
関連記事は以下となります。

ニセコの土地取引とタックスヘイブン-ぱよぱよ日記

上記のエントリに書いてるので、今回書ける内容はありませんが、タックスヘイブン法人だからこそ、こういった取引が出来るという構図ともいえます。逆を言えば、タックスヘイブン法人しか不動産を買収出来てないということを意味します。不健全なお金が入れば、ビジネスというのも不健全なものですしね。不健全なビジネスだからこそ利益が出せる要素があったから、ニセコの取引が成立したのでしょう。それだけの話かと・・・。


続いてはこちら。
首相、11日に内閣改造 外相に茂木氏が浮上 - 産経ニュース

 安倍晋三首相(自民党総裁)は11日に内閣改造と党役員人事を行う。河野太郎外相の後任に、日米貿易交渉を担った茂木敏充経済再生担当相の名前が浮上している。内閣の要である菅義偉(すが・よしひで)官房長官と麻生太郎副総理兼財務相は留任する。党役員では就任から3年を超えた二階俊博幹事長の処遇が最大の焦点となる。

 首相は2日の政府与党連絡会議で内閣改造を来週に行うと表明し、「政治の継続性、安定性も重視し、気持ちも新たに、さまざまな課題に果敢に挑戦していく。与党は老壮青、人材の宝庫なので、よく検討し、安定と挑戦の強力な布陣を整えたい」と述べた。改造規模が大幅になる可能性もある。

 公明党の山口那津男代表は記者団に「今週中に党の構想を固めたい」と述べ、人事への対応を急ぐ考えを示した。

 二階氏の去就に関して自民党内では、先の参院選を勝利に導いた手腕を評価し、「代える理由がない」(ベテラン議員)と続投の観測が強い。ただ、80歳の高齢を不安視する声もあるほか、自身が率いる二階派(志帥会)に野党出身議員を入会させて拡大を図る強引な手法には不満もくすぶる。

 首相の党総裁任期満了を2年後に控え、「ポスト安倍」を狙う岸田文雄政調会長の周辺では幹事長就任を望む声が多く、岸田氏の処遇も注目されている。

 自民党参院執行部は2日、閣僚の参院枠を増やすよう首相に要望した。
閣僚人事の件です。

長期政権と連続性の兼ね合いから、待機組が多くなってることからも、改造規模が大幅にというのは一理あると思います。ポジションが人を作るとも言えますし、有能な人材に経験を積ませないといけないというのはあるので、そういった意味では、連続性以上の成果を得られる可能性も秘めてることからも、否定はしておりません。ポスト安倍の候補が少ないというのは、相応のポジションでの経験や実績といった要素のほうが大きいと思います。組織を運営する上で、新陳代謝が機能していなければ問題ですし、有能な人材には、経験と実績を積ませるということも重要だと思います。かといって実績がある人を交代させることについては一定のリスクがあるのも事実ともいえます。

なので、今回の人事は注目した上で、誰をどのポジションで選択するかというのは大事だし、それには力量を見るしかないと思います。

とはいっても、外相に茂木さんはどうかと思うのはあるけどね。こういった話もありますしね。


個人的には河野外相と世耕経産相は交代させないほうがいいと思います。岩屋防衛相は交代の可能性が高いかもね。あとは二階幹事長。特に変える必要があるとは思いませんが、岸田を幹事長にするよりは二階の続投の方がマシでしょうね。

いろんな思惑があるとは思いますが、来週の人事にはいろんな意味で注目ですかねww