まずはこちらの話題から。

武漢研究所ウイルス流出疑惑について

武漢研究所ウイルス流出疑惑、米情報機関が調査結果提出へ - 産経ニュース

 【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領は17日の記者会見で、新型コロナウイルスが中国湖北省武漢市の中国科学院武漢ウイルス研究所から流出した疑いが強まっているとされる問題で、米政府として大規模な調査を進めていることを明らかにした。

 FOXニュースは同日、米情報機関が同研究所および感染初期状況に関する情報を徹底的に収集して時系列的に分析し、事態の全容解明を図っていると報道。調査結果は近くホワイトハウスに提出され、トランプ氏らは内容を精査した上で中国にどのように責任を取らせるかについて判断を示すとしている。

 報道によれば、米情報機関はウイルスに関し、生物兵器として人工的に作成された可能性を現時点で排除し、研究所内で取り扱われていた自然界に存在するウイルスが武漢市に流出したとの見方をとっている。

 トランプ氏は、ウイルスが研究所から流出したかどうかについて、断定は避けつつ、一連の説は「理にかなっているように思われる」と述べ、支持する姿勢を示唆した。
新型コロナウイルスが武漢の研究所から流失した疑惑の件となります。米情報機関はウイルスについて、生物兵器として人工的に作成された可能性は排除して、研究所内で取り扱われたウイルスが流出した可能性があると見ているようです。

これについては、武漢ウイルス研究所の室長は否定しております。

これについては、FOXで以下の報道がされております。


・和訳
「オバマ政権は彼らに370万ドルの助成金を与えました...私たちはその助成金をすぐに終了します。」
オバマ政権によって武漢の研究所に与えられたこのアメリカ最後の助成金を終了することを約束した!

あとはこういった記事もあります。

何のためにオバマ政権はこの研究に関する助成金を出していたのかが気になるところです。邪推するとあれなのですが、2015年のTEDの公演でのビル・ゲイツのコメントも気になりますね。


そして以下の動きも素直な慈善活動とは思えないです。

その観点からも、米情報機関が同研究所および感染初期状況に関する調査結果を待ちたいですね。調査結果次第では、中国に「故意の責任」がある場合は、報いを受けるべきとコメントしております。

中国国内ですが、湖北省と武漢市のトップを解任することで事態を収束させようとしておりました。

普通に考えると、ウイルスは人工的に作成されたものではないのと、中国政府が意図して行ったことではなく、武漢市で発生した新型コロナウイルスの発覚が遅れたというよりは、事態を軽く見たのと、中央政府への報告を怠り、隠蔽に走った事で感染拡大したというのが理由の可能性が高いでしょう。これが前提であれば、武漢ウイルス研究所での事故が原因か、別の原因があるかといったところになると思います。

コロナ報道の問題について

以下の記事を紹介します。

以下の記事も紹介します。

神奈川県医師会のメッセージを紹介します。これは多くの人に共有して欲しいです。

○~神奈川県民のみなさまへ~ (神奈川県医師会からのお願い)
https://kanagawa-med.or.jp/images/about_coronavirus.pdf




重要なポイントを紹介します。

・若い人でも、重症化して一定数以上は死亡する
・不用意に動き回るということは、その可能性を増やしてしまうこと
・新しい未知のウイルスに、本当の専門家がいない
・専門家でもないコメンテーターが、まるでエンターテインメントのように同じような主張を繰り返しているテレビ報道
・不安や苛立ちかが多い時こそ、慎重に考えてください
・実際の診療現場の実情に即した意見かどうかがとても重要
・正しい考えが、市民や県民に反映されないと不安だけが広まる
・危機感だけあおり、感情的に的外れのお話を展開している
・第一線で活躍している医師は、現場対応に追われてテレビに出ている時間はない
・出演している医療関係者も長時間メディアに出てくる時間があれば、出来るだけ早く第一線の医療現場に戻ってきて、今現場で戦っている医療従事者と一緒に奮闘すべき
・新型コロナウイルスの PCR 検査の感度は高くて 70%程度
・30%以上の人は感染しているのに「陰性」と判定され、「偽陰性」となる
・二次感染の可能性と、マスク・保護服など必須装備が絶対的に不足している
・二次感染の対策において、消毒や交換のため、30 分以上 1 時間近く必要
・コロナ感染者の増加を、少しでも緩やかなカーブにしなければ、医療は崩壊する

そして一番重要なのは以下の点となります。
わかってください。知ってください。理解してください。感染が拡大すれば、誰もが感染者になります。そのとき、偏見や差別を受けたらどんな思いをするのか、一人ひとりが賢明に考えて、不確かな情報に惑わされて。人を決して傷つけないように、正しい情報に基づいた冷静な行動をするようにしてほしいのです。
テレビ報道(特にワイドショー)が、実際の診療現場の実情に即した意見でもなく、ホントの専門家はいないし、現場対応もしていない医療関係者が的外れの話を展開することで、現場の医師への負担が大きな事になってるのと、医療関係者への偏見や差別などを煽ってる現状について訴えているという内容であることです。

「出演している医療関係者も長時間メディアに出てくる時間があれば、出来るだけ早く第一線の医療現場に戻ってきて、今現場で戦っている医療従事者と一緒に奮闘すべき」の部分は少し笑ったけどww

今は有事だからこそ、正しい情報に基づいた冷静な行動こそが大事です。実際のところ、国民一人ひとりが知るべき情報はそこまで多くはありません。

基本的には以下のHPの内容で殆どが網羅されております。

新型コロナウイルス感染症に備えて ~一人ひとりができる対策を知っておこう~ | 首相官邸ホームページ

あとは内閣官房と厚生労働省のHPも重要です。

・内閣官房
新型コロナウイルス(COVID-19)感染症の対応について|内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室

・厚生労働省
新型コロナウイルス感染症について

「危機感だけあおり、感情的に的外れのお話を展開」というのがどれだけ害であるかということについての理解も必要です。危機感を持ったとしても、冷静に対応することが大事でそのためには、正しい知識こそが重要で、そこで感情的になってはいけませんし、こういう状況で煽る行為というのは、有益な要素は全くありません。

また、医療現場の実情についても、神奈川県医師会のこのメッセージで、ある程度は知ることが出来ると思います。簡単にこうやればいいとか上から目線で発言する輩の意見など、参考になる要素は皆無です。評論家の類は、殆どがその手の人物であって、現場の新しい情報がないので、現実的な意見ではなく、ただの理想論の押し付けにしかならないし、聞こえのいい現実的じゃない意見は、場合によっては大迷惑でしかありません。

そういった意味では、害悪でしかない情報を「エンターテインメントのように同じような主張を繰り返しているテレビ報道」こそが、害悪でしかないものであって、報道被害で新しい被害者を作り出しているのと同時に、加害者を作り出しているという実態を理解して欲しいです。これについては、テレビだけではなく、ネット番組も同様ですし、ネットの発信や評論家とかいうのも一緒です。感情論で喚き散らす行為というのは、基本的に有害でしかなく、有益な要素は皆無ですしね。

一人ひとりが正しく理解して、冷静に正しく行動をしないといけません。

今では、安易に外出して、密集、密閉、密接のところには絶対行かないでください。あなたの行動が、新しい患者さんを作ってしまうかもしれません。

今日は先週より人が多いように見受けられました。

以下のHPの「~人流の減少率~」の数字に出てくるでしょうね。

新型コロナウイルス(COVID-19)感染症の対応について|内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室

5/6までの間、こういった軽率な行動を控えないと、緊急事態宣言の期間は延長するわけで、より不便な状況に立たされる可能性があります。今日の動きなどを見ても、もう少し縛りを強化しないと効果の出方は薄くなると感じました。不要不急の外出は控える、遠くへは移動はしない事の徹底こそが、緊急事態宣言を終わらせるための鍵となりますので、ひとまずは緊急事態宣言を終わらせるように、国民が一丸となって戦いましょう!