今日で4月も終わりですね。

ホントあっという間ですが、ある意味新型コロナだらけで何か起きたのかは不明ですが、一応振り返っておきます。まぁ、月末月初の手抜き企画&年末記事作成用としての役割もあるんだけどね。

ぱよぱよ日記的今月の出来事??

一応振り返っておきます。多分、そんなにおさらいすることもないと思いますw

・GPIFの件
ぱよぱよ雑談~20200402-ぱよぱよ日記

・未来投資会議について
未来投資会議について-ぱよぱよ日記

・出入国在留管理庁の資料について
出入国在留管理庁の資料について-ぱよぱよ日記

・補正予算、経済対策関係
首相会見と補正予算案~資料-ぱよぱよ日記

新型コロナウイルス緊急経済対策~緊急支援フェーズ-ぱよぱよ日記

新型コロナウイルス緊急経済対策~V字回復フェーズ-ぱよぱよ日記

・トランプ政権のWHOへの拠出金見直し策について
ぱよぱよ雑談~20200412-ぱよぱよ日記

ぱよぱよ雑談~20200416-ぱよぱよ日記

ぱよぱよ雑談~20200418-ぱよぱよ日記

ぱよぱよ雑談~20200426-ぱよぱよ日記

・大阪維新関係
大阪民国(笑)-ぱよぱよ日記

・武漢研究所ウイルス流出疑惑について
ぱよぱよ雑談~20200420-ぱよぱよ日記

・楽天PCR体験キット
ぱよぱよ雑談~20200421-ぱよぱよ日記

・外資買収規制の件
ぱよぱよ雑談~20200424-ぱよぱよ日記

・伏線??
ぱよぱよ雑談~20200429-ぱよぱよ日記

改めて見ると、記事を落とさないことを最大の目的というか、新型コロナ関係で取り上げるネタがなく、苦し紛れの更新をしていたということだけは分かりますね(苦笑)

WHO関係くらいじゃないんですかね。今月重要な出来事って・・・。最も新型コロナがある程度落ち着くまでは動きようがないですし、今年の1月の更新が楽しかった日々に戻って欲しいですね。

新型コロナウイルスSARS-CoV-2の第2波について

新型コロナウイルスSARS-CoV-2のゲノム分子疫学調査

SARS-CoV-2のゲノム上にランダムに発生する変異箇所の足跡をトレースすることにより、感染リンクの過去を遡り積極的疫学調査を支援している。中国発の第1波においては地域固有の感染クラスターが乱立して発生し、“中国、湖北省、武漢” をキーワードに蓋然性の高い感染者を特定し、濃厚接触者をいち早く探知して抑え込むことができたと推測される。しかしながら、緻密な疫学調査により収束へと導くことができていた矢先、3月中旬から全国各地で “感染リンク不明” の孤発例が同時多発で検出されはじめた。このSARS-CoV-2 ハプロタイプ・ネットワーク図が示すように、渡航自粛が始まる3月中旬までに海外からの帰国者経由(海外旅行者、海外在留邦人)で “第2波” の流入を許し、数週間のうちに全国各地へ伝播して “渡航歴なし・リンク不明” の患者・無症状病原体保有者が増加したと推測される。この海外旅行者を契機とした同時多発と3月中旬以降の行動制限への理解が不十分だったことを鑑みても、由来元が不明な新型コロナウイルスが密かに国内を侵食し、現在の感染拡大へ繋がったと考えられる。

本取り組みのように、ゲノム情報は配列指紋として利活用され、積極的疫学調査を科学的に支援することで総合的な公衆衛生対策の底上げを担っている。先進各国でも患者検体から新型コロナウイルスの全ゲノム解読を推進し、感染伝播の追跡と収束に役立てようとしている。現状、収束の見込みはあっても終息までにはさらなる研究開発が必須であり、時間を要すると思われる。第3、第4の波が来ることは必然であり、今後、クラスター発生を最小限に留めるためにも迅速な情報公開と効果的な感染症対策の構築を図っていく。

国立感染症研究所の疫学調査に関する記事ですが、以下の内容となります。

・第1波(1月中旬~3月上旬)
中国発の第1波においては地域固有の感染クラスターが乱立して発生し、「中国、湖北省、武漢」をキーワードに蓋然性の高い感染者を特定し、濃厚接触者をいち早く探知して抑え込むことができたと推測される。

・第2波(3月中旬~)
渡航自粛が始まる3月中旬までに海外からの帰国者経由(海外旅行者、海外在留邦人)で「第2波」の流入を許し、数週間のうちに全国各地へ伝播して「渡航歴なし・リンク不明」の患者・無症状病原体保有者が増加したと推測される。

これについては、この図を見れば見えてくると思います。

○新型コロナウイルス感染症の国内発生動向(2020年4月29日掲載分)
https://www.mhlw.go.jp/content/10906000/000626140.pdf


日本における新型コロナウイルスについては、中国の武漢発のものについては、武漢市の閉鎖、春節の団体旅行禁止などを通じて、人数そのものは絞り込まれており、クラスター潰しなどで一定の抑え込むことができたわけですね。

そして、渡航自粛が始まる3月中旬までに海外からの帰国者経由(主に欧米)による「第2波」の流入を許してから、そこから感染が拡大していったというのが実態のようですね。武漢型と欧米型で性質が違うかどうかは不明ですが、言えることは、3連休の気の緩みなどではなく、単純に欧米からの帰国者の数が多くて、帰国者に対して警戒が薄かったことが原因で拡大していったと考えるのが妥当と思います。

ある意味、中国からの渡航規制かけろとか一生懸命煽ってた連中が如何に適当なことをいっており、反中そのものが目的であったということが明白になったのと、武漢ウイルスみたい発言も、こういったのから目をそらすことを目的としているようにしか思えないくらい薄っぺらい内容であったということが証明されますねwww

こういった内容から推察すると、1波を収束させるためには、2ヶ月近くはかかりますので、ピークはすでに超えていますが、5月中は警戒が必要といったところになると思いますがね。「第2波」もルートは見えてきたのと、特性がだいぶ判明したことからも、院内感染とクラスター潰しで対応は可能な状態になってきているし、あとは新規感染者の増加を減らして、医療リソースを正常化するまでが、緊急事態宣言の解除の条件になりそうです。

9月入学について

新型コロナ:9月入学、首相が検討表明 休校長期化を考慮  :日本経済新聞

安倍晋三首相は29日の衆院予算委員会で、新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえ、学校の始業や入学時期の9月への移行を検討する意向を表明した。国際社会では9月入学が主流だとの認識を示した。子どもや社会全体への影響も考慮しながら議論していく考えだ。

首相は「これぐらい大きな変化がある中で、前広に様々な選択肢を検討していきたい」と語った。

「子どもたちや保護者、社会全体に大きな影響を及ぼすのだから慎重に、という意見があることは十分に承知している」とも話した。

萩生田光一文部科学相は「仮に社会全体の問題として広く国民の間で認識が共有できるなら大きな選択肢の一つだと思っている」と強調した。

国民民主党の玉木雄一郎代表は「省令改正でできる」と政府に検討を求めた。萩生田氏は「関連法案がいくつもあり、そんなに簡単なことではない」と指摘した。

9月入学は公立学校の休校が長引く状況で複数の地方自治体の首長が検討を求めていた。休校を続けている学校もある一方で、私立校や地域によってはすでに再開している学校もある。休校長期化で学力格差が拡大するとの懸念が保護者の間で広がっていた。

首相は衆院予算委で「学生も親御さんたちも非常に心配だと思う。地域によってオンライン授業に対応できるところもあれば、そうでないところもある」と説明した。

国際的には秋入学が主流で、日本の4月入学は大学の国際化を妨げる一因になっているとも指摘されてきた。

9月入学への移行は簡単ではない。

日本は4月を起点とした「年度制」を前提にした関係法令が多い。義務教育期間を定めた学校教育法や地方自治法、財政法などの改正が必要になるとみられる。春の卒業や入学は日本人の生活様式として定着しているとの意見もある。

萩生田氏が衆院予算委で「国民の間で広く認識を共有できれば」「覚悟を共有できるのだとすれば」と前提を付けた背景にはこうした事情がある。
新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえ、学校の始業や入学時期の9月への移行を検討する意向を表明したようですね。休校措置がどれだけ続くかわかりませんが、来月中に全国で再開するのは難しいのと、3~5月の教育の遅れを埋めることは事実上無理ですしね。

9月に移行したら、1学期が9-12月、2学期が1-3月、3学期が4-7月といった感じに学期をスライドする形になるのでしょう。

休校を続けている学校もある一方で、私立校や地域によってはすでに再開している学校もあることによる教育格差の問題、オンライン環境などである程度授業が受けられるのであればいいのですが、教育環境の問題もありますので、国際社会では9月入学が主流というのも踏まえても、9月への移行については一理ある一面はあると思います。

自動的に5ヶ月スライドさせるというのも悪くはないのですが、学年は4月基準の入学を9月という措置ならいいのですが、基準を9月に変更すると、来年以降に前年度の4~3月、4~9月の約1.5倍のキャパが必要となります。それだけのキャパをもたせることが出来ないなら、学年の起算は現行通り、入学を9月といった感じにしないと無理がありそうです。

あとは年度初めや企業への入社を4月にしているので、これをどうするのかといった問題も出てきます。入社式を9月に変更となれば、そういった調整も必要となります。入学を9月にするだけで、いろんなところに変更が必要となりますし、スポーツの関係においても、変更が生じる場合もあります。プロ野球については、シーズンをずらすことは出来ませんし、夏の甲子園も9月入学なら支障も出るだろうし、1つ変えるだけで、多くのことについて変更が生じることを意味します。

萩生田氏が「国民の間で広く認識を共有できれば」「覚悟を共有できるのだとすれば」という言葉を付け足した意味というのはこういったことも含まれると思います。今年の9月からやるとなれば、3ヶ月以内に準備が終わってなければいけません。こういった変化も含めて検討が必要となりますので、そんな簡単な話ではないと思います。