米朝首脳会談への道
米朝首脳会談関係の記事となります。
想定されたシナリオ通りに動いており、個人的に米朝首脳会談そのものに大した意味はないように思います。この会談自体は、北朝鮮が要望してアメリカが応じた形となりますので、表向き飲めない条件下の応酬ともなっており、北朝鮮がアメリカに対して何を持ってくるかというだけの話に過ぎません。
まず前提として、北朝鮮関係の報道については、どっかのバイアスがかかったものであって、北朝鮮の本音というのは、報道されないというのが現状ですし、殆どのメディアの報道は疑ってかかったほうがいいと思います。
そういう意味では、この人との会談でホントに話された内容は公開されていないように思います。
慣例無視のトランプ・金英哲会談、トランプ氏は「賭け」に勝てるか 写真4枚 国際ニュース:AFPBB News
12日に米朝首脳会談が開催されるようですが、どうやらこの親書が評価されたようです。
12日に米朝首脳会談=予定通り開催、トランプ氏言明-正恩氏の親書評価:時事ドットコム
CNN.co.jp : トランプ氏宛ての金正恩氏親書、異例の大きさが話題に
親書の内容は不明ですが、異例の大きさにインパクトがあって、当然調べられての話ですが、一応目は通したようです。
正恩氏親書、事前に検査=毒物や危険物を警戒 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News
基本的なシナリオについては、鈴置氏の記事に書かれてる内容になると思います。
早読み 深読み 朝鮮半島:日経ビジネスオンライン
アメリカの要求として、北朝鮮の「リビア方式での非核化」となり、北朝鮮の要求として、「経済制裁の解除と体制維持の保障」となります。複数回対話という選択肢というのは、北朝鮮の時間稼ぎの対話ではなく、リビア方式の実現に向ける対話になりつつあると思いますがね。
トランプ氏「12日会談」…非核化へ複数回対話 : 国際 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
複数回対話の意味というのは、決して2の意味になるとは限らないし、北朝鮮が12日の会談で、どのような方針を打ち出すかというのを見てると思います。ここで元々は北朝鮮から持ちかけられた会談なわけですね。対話の必要性を感じなければ、3の選択肢に動く可能性が高まっており、2の選択肢という時間稼ぎの可能性は逆に低くなったともいえます。
そういう意味では、1の可能性についても検討する必要があると思います。前提として利害関係として、対中という意味では、それなりに一致している部分もあります。米朝首脳会談一旦中止を打ち出したのは、中国というか習近平に向けたメッセージで、北朝鮮に対して1の選択肢に向けて協力しない場合はどうなるのか??という意味が含まれてるし、習近平に対して、1と3の選択肢のどっちを選ぶかというのを突きつけた形となってるように思います。
あと習近平なんだけど、北朝鮮の非核化というのは北朝鮮の核が北京に向けられているからこそ、北朝鮮の非核化を望んでいるわけです。実質的に江沢民派(瀋陽軍区)が北京に向けた核を持ってるわけで、その解決に向けて、米朝首脳会談による非核化のメリットはあるわけで、利害関係として一致している部分はあるわけです。かといって、米朝合意がアメリカ主導の下で行われ、北朝鮮がアメリカにつくというのは避けたいわけですね。中国国内の政敵潰しとして北朝鮮はカードになりえるが、習近平の描く未来予想図としては、受け入れ難い状況になることも意味します。
ここで拉致問題について取り上げておきます。
何の見返りもなくただ返すというのも困難で、どのようにして見返りを得るかというところに北朝鮮も苦慮しているといったところでしょう。そういう意味では、交渉のしようがあるわけで、安倍首相は拉致問題解決のための状況を作り出しているわけで、この点はトランプ大統領と考えは一致しているし、ここの利害関係は一致していると思います。
一連の問題を通じて、韓国というのは蚊帳の外でしかなく、日米からしてもどうでもいいという扱いをされてるわけです。
米国が韓国に要請「非核化問題に深入りするな」-Chosun online 朝鮮日報
【外交安保取材】韓国は「重要な隣国」消えた!! ついに「格下げ」…外交青書が映す他国との関係性(1/5ページ) - 産経ニュース
これは凄く単純な話で、南朝鮮が対話出来ないなら、北朝鮮と対話しても何の支障はありませんし、北朝鮮の求める「体制維持の保障」のホントの意味はここにあると思います。国家承認において、南北のどちらを承認するかという話であって、金正恩に対して体制の保障というのは、北朝鮮主導の南北統一を意味すると思います。そしてロシアとも会談してたようですが、これも同じ方向に動いてるように思います。
最後にですが、北朝鮮の窓口として総連は機能してるとは思えないし、北朝鮮を擁護している連中についても、北朝鮮の立ち位置で見た場合、役に立ってないのが現状なので、切り捨てが行われる可能性は吝かではないという状況にあると思いますよwww
想定されたシナリオ通りに動いており、個人的に米朝首脳会談そのものに大した意味はないように思います。この会談自体は、北朝鮮が要望してアメリカが応じた形となりますので、表向き飲めない条件下の応酬ともなっており、北朝鮮がアメリカに対して何を持ってくるかというだけの話に過ぎません。
まず前提として、北朝鮮関係の報道については、どっかのバイアスがかかったものであって、北朝鮮の本音というのは、報道されないというのが現状ですし、殆どのメディアの報道は疑ってかかったほうがいいと思います。
そういう意味では、この人との会談でホントに話された内容は公開されていないように思います。
慣例無視のトランプ・金英哲会談、トランプ氏は「賭け」に勝てるか 写真4枚 国際ニュース:AFPBB News
12日に米朝首脳会談が開催されるようですが、どうやらこの親書が評価されたようです。
12日に米朝首脳会談=予定通り開催、トランプ氏言明-正恩氏の親書評価:時事ドットコム
親書の内容は不明ですが、異例の大きさにインパクトがあって、当然調べられての話ですが、一応目は通したようです。
正恩氏親書、事前に検査=毒物や危険物を警戒 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News
基本的なシナリオについては、鈴置氏の記事に書かれてる内容になると思います。
早読み 深読み 朝鮮半島:日経ビジネスオンライン
アメリカの要求として、北朝鮮の「リビア方式での非核化」となり、北朝鮮の要求として、「経済制裁の解除と体制維持の保障」となります。複数回対話という選択肢というのは、北朝鮮の時間稼ぎの対話ではなく、リビア方式の実現に向ける対話になりつつあると思いますがね。
トランプ氏「12日会談」…非核化へ複数回対話 : 国際 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
複数回対話の意味というのは、決して2の意味になるとは限らないし、北朝鮮が12日の会談で、どのような方針を打ち出すかというのを見てると思います。ここで元々は北朝鮮から持ちかけられた会談なわけですね。対話の必要性を感じなければ、3の選択肢に動く可能性が高まっており、2の選択肢という時間稼ぎの可能性は逆に低くなったともいえます。
そういう意味では、1の可能性についても検討する必要があると思います。前提として利害関係として、対中という意味では、それなりに一致している部分もあります。米朝首脳会談一旦中止を打ち出したのは、中国というか習近平に向けたメッセージで、北朝鮮に対して1の選択肢に向けて協力しない場合はどうなるのか??という意味が含まれてるし、習近平に対して、1と3の選択肢のどっちを選ぶかというのを突きつけた形となってるように思います。
あと習近平なんだけど、北朝鮮の非核化というのは北朝鮮の核が北京に向けられているからこそ、北朝鮮の非核化を望んでいるわけです。実質的に江沢民派(瀋陽軍区)が北京に向けた核を持ってるわけで、その解決に向けて、米朝首脳会談による非核化のメリットはあるわけで、利害関係として一致している部分はあるわけです。かといって、米朝合意がアメリカ主導の下で行われ、北朝鮮がアメリカにつくというのは避けたいわけですね。中国国内の政敵潰しとして北朝鮮はカードになりえるが、習近平の描く未来予想図としては、受け入れ難い状況になることも意味します。
ここで拉致問題について取り上げておきます。
米国務長官、拉致解決を提起 正恩氏「分かっている」 - Sputnik 日本北朝鮮の拉致問題に関する認識なんだけど、北朝鮮側にとっても、拉致問題の解決については前向きではあるが、落とし所がつけられない状況だからこそ、「拉致問題は解決済み」というスタンスを取ってるように思います。北朝鮮がテロ支援国家というより、国家として承認されていない状況だと、交渉のしようがないというのが本音ともいえます。
ポンペオ米国務長官が今年4月以降に北朝鮮で金正恩朝鮮労働党委員長と会談した際、日本人拉致問題の解決を提起していたことが分かった。金氏は「そのことはよく分かっている」と答えたという。北朝鮮は「拉致問題は解決済み」との姿勢を崩していない。このため日本政府は金氏の発言について、拉致問題解決の重要性に理解を示してのものなのか、聞き置いただけなのかなど、慎重に真意の分析を進めている。日本政府関係者が2日、明らかにした。
何の見返りもなくただ返すというのも困難で、どのようにして見返りを得るかというところに北朝鮮も苦慮しているといったところでしょう。そういう意味では、交渉のしようがあるわけで、安倍首相は拉致問題解決のための状況を作り出しているわけで、この点はトランプ大統領と考えは一致しているし、ここの利害関係は一致していると思います。
一連の問題を通じて、韓国というのは蚊帳の外でしかなく、日米からしてもどうでもいいという扱いをされてるわけです。
米国が韓国に要請「非核化問題に深入りするな」-Chosun online 朝鮮日報
【外交安保取材】韓国は「重要な隣国」消えた!! ついに「格下げ」…外交青書が映す他国との関係性(1/5ページ) - 産経ニュース
これは凄く単純な話で、南朝鮮が対話出来ないなら、北朝鮮と対話しても何の支障はありませんし、北朝鮮の求める「体制維持の保障」のホントの意味はここにあると思います。国家承認において、南北のどちらを承認するかという話であって、金正恩に対して体制の保障というのは、北朝鮮主導の南北統一を意味すると思います。そしてロシアとも会談してたようですが、これも同じ方向に動いてるように思います。
最後にですが、北朝鮮の窓口として総連は機能してるとは思えないし、北朝鮮を擁護している連中についても、北朝鮮の立ち位置で見た場合、役に立ってないのが現状なので、切り捨てが行われる可能性は吝かではないという状況にあると思いますよwww