台風21号はかなり酷いですね。。。被害の全貌はこれから分かると思いますが、大雨から台風まで平成の最後を締めくくるというのも、ろくなことがなかったとも言える平成らしいといえばらしいのかもしれません。

関西空港の被害は甚大みたいですね。

【台風21号】「関西経済に大打撃」 関空被害、影響長期化を懸念(1/2ページ) - 産経WEST

連絡橋も崩れた状態で復旧の見通しが立っていない状況ですが、インフラ周りは重要だし、橋が崩れると陸の孤島になることから、ある程度の冗長性をもたせた方がいいように思います。インフラがなければ経済は循環しないですし、お金をかけるところにかけないと、本来稼げる能力があるのに稼げないといった本末転倒な状態になりかねません。そういう意味では、無意味な緊縮財政は人も経済も殺すという百害あって一利なしといったものですので、過剰な財政均衡主義はいい加減見直すべきだと思います。

あとはソーラーパネルについて記事を紹介します。

山の斜面に設置したソーラーパネル(10m×7m)強風で飛ばされる | もえるあじあ(・∀・)

日本の場合、台風や大雨などは少なくなく、国土も山などが多く、平地はそこまで広くないことから、基本的にソーラーパネルというものと相性は致命的に悪いです。山の斜面もそうだし、木を伐採して治水機能を残ってまでソーラーパネルを置く必要性はないですし、建造物扱いになっていないことから、災害に極めて弱い迷惑な存在でしかないです。発電といっても発電量が安定しないことから、電力の安定供給を考える上で、火力発電のバッファが必要となります。太陽光マニアの方々だと、太陽光は万能ですし、雨でも夜でも雪が降っても、発電には問題はなさそうですがwww

経産省のお願いを紹介します。

水没した太陽電池発電設備による感電防止についてのお願い(周知)(METI/経済産業省)

結局はクソ高い固定価格買い取り制度と無規制で好き勝手出来たので過剰に普及したわけですが、最早心情的に最悪でしかありませんので、早急に是正と新規・既存の設備についても、災害対策の強化、ソーラーパネルの破棄などの関係、発電を行わない場合は、土地の現状復旧を義務付ける程度の措置は必要でしょう。全ての案件において、問題が起きた場合に適切な対応が行われてない場合は、認可取り消しなどの行政処分は必要でしょう。


続いては自民党総裁選関係から。どっかの代表選がありましたが気の所為でしょうww

安倍氏選対230人、石破氏は18人 総裁選発足式 - 社会 : 日刊スポーツ

自民党総裁選(7日告示、20日投開票)で安倍晋三首相を支持する陣営は3日、都内で選対本部の発足式を開き、国会議員230人と代理出席を合わせて346人が出席した。所属する405人の8割以上に当たるが、会場受付では各派閥ごとに出席を確認。石破茂元幹事長との一騎打ちで首相が優勢とはいえ、「派閥主導」の実態もにじんだ。

選対本部の相談役や顧問には、派閥トップがずらり。あいさつした首相も「選挙は最後の最後で大きく(流れが)変わることもある。至らない候補者だが、力強いご支援を」と“全力支援”を要請し、引き締めをはかった。「支持率低下は1度や2度ではない。私の不徳の致すところから厳しい批判があったが、皆さんにかぶっていただいた」「担ぎ手はすばらしくても、みこしがボロいと言われないよう頑張りたい」と、低姿勢な場面も多かった。

石破氏陣営も会合を開いたが、石破氏は豪雨被災地視察で欠席し、集まった国会議員は18人。会場には空席も目立ったが、選対本部長に就任した重鎮の尾辻秀久・元参院副議長は「武士道を真ん中に据え、正々堂々、真正面から戦おう」と訴えた。首相支持で「勝ち馬」に乗ろうとする流れは加速するが、「選挙後のポスト争い」を懸念する声も漏れている。
どうでもいい話ではありますが、石破氏陣営の参加者が18人で石破氏が欠席ってwwさすがに発足式に当人が参加しないというのは如何かと思うし、内心はやりたくないというのと、出席したことで面が割れるのが困るといった事情にしか思えないのですが。。。ていうか、2割の国会議員が石破氏支持なのかは分かりかねますが、代理も立てずに理由もなく発足式に出席しないという議員が一番卑怯だと思います。

個人的には、石破氏については総裁選後に除名処分にしてもいいくらいで、最低限自民党の議員としてやるべきこととしては、事実無根のネタに対して便乗しての誹謗中傷の類だけはやってはいけないと思いますし、自民党を支持してくれた有権者への裏切りに値すると思います。当然のことですが、安倍首相の政策と実績、人柄などで自民党に投票している有権者も少なくはないし、議員個人で票を獲得出来ているとは限らないわけです。そういう意味ですと、自分個人としては政権担当能力を持ってるのが自民党しかいないので支持してるだけであって、同じ考えの有権者は少なくないと思います。

総裁選後の人事と沖縄県知事選が重要と思ってるのでいいのですが、人事関係については、石破派、竹下派の一部にとっては厳しいものになると思います。石破派は論外として、竹下派は平成研究会という名前なので、平成の終わりには消えてそうな気がしないでもないですなwwwあとはガクトコイン問題もあるので、野田総務相の交代になると思われます。恐らく大幅な変更はないと思いますが、今の閣僚名簿はこちら。

第4次安倍内閣 閣僚等名簿 | 首相官邸ホームページ

多分、麻生財務相、河野外相、世耕経産相、上川法相、小野寺防衛相、二階幹事長あたりは留任しそうな気がします。迷うところとして加藤厚労相になるのですが、次の厚労相はかなり重要なので、閣僚人事の一つのポイントになりそうな気がします。あとは、甘利氏が閣僚復帰しそうな気がする程度ですか。


あとは西田昌司氏の記事を紹介します。

【中堅・若手議員に聞く】西田昌司参院議員「安倍晋三首相『小さな政府』と反対に舵」(1/3ページ) - 産経ニュース

最近、所謂保守界隈で人気はないのですが、個人的に昔から評価は変えてないです。ヘイトスピーチ関係は失策とも言えますが、この法案が出来たことで可視化出来たのも事実で、巷間の保守では常識と思ってることも世間的には常識とは限らないわけです。ここのズレで批判することに意味があるかは分かりません。巷間の保守とかいうのも、一般に浸透していなければただの非常識でしかないし、ここを埋めるのは簡単ではないです。

相互的な話ではあるのですが、余命さんの懲戒請求関係についても一定の理解もあってもいいのですが、現実的にはそうにはなっていないのと同時に、余命さんの懲戒請求の意図は理解しても逆も然りみたいな感じだと思っています。

西田氏の安倍首相を支持する理由として、「戦後の占領下で作られた憲法をはじめ、戦後の仕組みを見直して、独立国にふさわしい法体系を作ろうと真正面から主張してきた、唯一の自民党総裁」というのが全てだと思います。外交手腕をきちんと理解してるし、24年の総裁選の反対意見も一理あるし、それだけ当時の状況は厳しかったわけです。結構奇跡的に総裁になって、6年近く政権を維持出来てる事も奇跡的状況ともいえます。

あとここは引用します。
 経済政策「アベノミクス」は最後に修正もしなければならない。これだけ日銀が金融緩和をやっていても、実際には銀行の貸し出しが増えず、なかなか信用創造ができない。その最大の理由は先のビジョンが見えないからです。

 国の基礎的財政収支(プライマリーバランス)の黒字化目標に縛られて、経済を縮小させてしまっては本末転倒です。むしろ、財政出動を含めた長期計画を国家が示すことで、初めて民間の需要も喚起できる。
国民全体に言えることなのですが、信用創造や金融について理解不足な一面があります。確かにメガバンク全体的に微妙な部分もありますが、銀行の貸出先が増えないのは、経済成長が出来ないとかいう類の成長はしないという思い込みに尽きると思います。ある意味、東京五輪関係のゴタゴタが典型例かもしれませんwww運営側が民間に負担を押し付けて経費削減することを目的に動いてる地点で、先のビジョンもなく、その場しのぎで誰に押し付けるかという議論が主となってることが問題だと思います。

そういう意味ではプライマリーバランスの議論も同じで、本来必要なところに予算を投じないで目的を果たそうとするから、本末転倒な話になるわけです。インフラの話になりますが、天災を考えるとインフラ整備はリスクを伴うわけで、民間に負担を押し付けたり、民間が利益重視で動かれては成立はしないわけで、インフラを整えるためには、公的投資が必要なわけです。公的投資によって徴税能力の強化に繋がることになるわけで、税収を増やすためには税率至上主義とかいう考えは本末転倒ですし、結局は国家ビジョンなどの長期計画が経済循環に必要な要素にあるといったところだと思います、ハイ。