まずは余命さんの件から。

予想通り、昨日紹介したサイトは釣りサイトだったみたいですね。スルーしてもよかったのですが、マーキング目的で取り上げさせていただきました。個人的にどうせやるなら、もう少しやってほしかったと思います。こういう中途半端が一番よくないです(汗)

この騒動については、余命読者は慣れっこ??ではありますが、反応としては、ぱよぱよ界隈の反応の方が面白かったですねwwこちらは拾い物。


その後のりょうちゃんのコメントww


こういったところは嫌いじゃない(笑)画像集は先日の日記のツイートから・・・。

謎なのは403が表示されてた理由ですが、意図的だったらかなり笑えるかもwwこれはそこまで嬉しくはないが、先日は当ブログ開設以来の最多アクセスを記録しました(笑)とはいっても、弱小の個人ブログですし、一応毎日更新は心がけてますが、それなりにまったりとやっております。


余興に文面費やしても仕方ないので本題・・・。

韓国海軍艦艇による火器管制レーダー照射事案について

防衛省・自衛隊:韓国海軍艦艇による火器管制レーダー照射事案について

 昨年12月20日(木)に発生した韓国海軍駆逐艦から海上自衛隊第4航空群所属P-1哨戒機(厚木)への火器管制レーダーの照射された件について、日本側が有する客観的事実を取りまとめた防衛省の最終見解及び本件事案発生時に同機が探知した音を公表することとしました。
 防衛省としては、韓国駆逐艦による海自P-1哨戒機への火器管制レーダー照射について、改めて強く抗議するとともに、韓国側に対し、この事実を認め、再発防止を徹底することを強く求めます。更に、これ以上実務者協議を継続しても、真実の究明に至らないと考えられることから、本件事案に関する協議を韓国側と続けていくことはもはや困難であると判断いたします。
 本公表が、同種事案の再発防止につながることを期待するとともに、引き続き、日韓・日米韓の防衛協力の継続へ向けて真摯に努力していく考えです。
最終見解の概要は以下。

資料や音声データもリンク先にありますので、目を通しておいた方がいいと思います。メディアの情報だと意図的に省いてたり、防衛省の意図がぼやけて見える部分もありますので、情報については、可能な限り一次ソースで確認するのが確実だと思います。

韓国海軍駆逐艦が火器管制レーダーを照射したのが何が問題であるかについては、補足資料が分かりやすいと思います。実際はこの画像が全てですがね。


韓国海軍駆逐艦の撮影自体は今まで何度か行ってますが、今まで一度も問題提起を受けた事がないことが全てですし、法的及び慣行的観点からも、撮影行為について問題となったことがないので、今回日本のEEZ内で同じ撮影をして、火器管制レーダーを照射した理由というのが重要となります。

分かりにくい部分はあるかもですが、海軍参謀総長の発言からみても、レーダー照射事件そのものは、韓国側も一応の非を認めてたわけで、韓国国防省が問題を余計ややこしくして、こんな事態を引き起こしてるともいえます。

そういった事情もありますが、実務者協議では対話になっておらず、ウソにウソを重ねてることからも、協議出来る状況ではないので、これで打ち切りといった形で、韓国側に対しても配慮した上での打ち切りともいえます。これ以上、真相究明には程遠い不毛なやり取りをする意味もないし、事実関係は明確で、軍事の現場においてはこれ以上ない証拠を提示した地点で、議論ですらないわけですね。

レーダー照射については、韓国側の現場の責任者が一定の非を認めてることからも、この件は幕引きにするのがいいと思うし、BGM付きのクソコラ動画を作るような韓国国防省を相手にするだけ時間の無駄でしかありません。

この件で重要なのは、「日本のEEZ内で韓国と北朝鮮の船舶が何をやろうとしていたか」の1点だけです。韓国海軍は何を隠したかったのかが重要で、瀬取りや燃料補給などであれば、日本のEEZ内でやる理由はないと普通に考えます。日本のEEZ内で行う必要のある活動で、且つ隠さないといけない事情があったと考えるのが普通です。となれば、要人か工作員かは不明ですが、表には出来ない意味での救助活動の可能性が高いかもしれません。本当に救助活動をするのであれば、軍旗を隠す理由も火器管制レーダーを照射という威嚇を行う理由はありませんし、日本というか国際社会的には表に出せない類の警護や救助活動といった可能性はあるかもしれませんね。


邪推レベルだと、北朝鮮工作員の日本潜入の支援活動、日本の監視下に入ったら、救助活動を名目に日本に身柄を引き渡さないという意味合いの救助活動の可能性も出てきます。バレたらまずいと思えるモノとして思いつくのはこんなところですが、他にもあるかもしれませんね。ここが分からないとレーダー照射の真相は見えないと思いますがね。

日韓外相会談の件

韓国制裁、官邸決断か…23日に日韓外相会談 半導体原材料「フッ化水素」禁輸の声も (1/3ページ) - zakzak

 日本政府が、韓国への「制裁発動」に踏み切る可能性が出てきた。いわゆる「元徴用工」訴訟で異常判決を出したうえ、韓国駆逐艦による海上自衛隊哨戒機へのレーダー照射問題について、「日本が謝罪しろ!」などと“傍若無人”の限りを尽くしているからだ。官邸は、河野太郎外相と韓国の康京和(カン・ギョンファ)外相が23日に行う会談結果を踏まえ、28日召集の通常国会前までに「(対韓関係に)ケリを付けろ」と関係省庁に指示しているという。自民党内では、韓国経済を支える半導体製造に不可欠な「フッ化水素」など、素材・部品提供の禁輸を主張する声も強まっている。
防衛省のレーダー探知音データの公開を持って、協議の打ち切りをとなった火器管制レーダー照射の件ですが、これをうけて、23日の外相会談の結果を踏まえた上で制裁発動に踏み切る可能性があるようです。制裁案としてはこんなところですね。


表に出てる部分として、こういったものがありますが、こういったのを表に出すというのも一つの圧力であって、会談の材料になるわけですね。それに加えて、官邸独自の制裁案も用意されており、表に出ていないものもそれなりに含まれると思います。

いろんな要素もあるし、この制裁案については最終的な手段とも言えるし、現段階では発動を想定している内容ではないと思います。今回の防衛省の協議打ち切りや制裁案を出してるのも、日韓・日米韓の防衛協力の継続といった感じで、外相会談を通じて、公式の場では、一旦収束して少しの間時間稼ぎをしたいというのが本音のように思います。韓国関係で重要なのは、安倍首相というより、河野外相と岩屋防衛相の発言内容に尽きるのではないのでしょうかね。ここらへんも人事の妙ともいえますが、比較的親韓(河野外相は若干違う)の人だからこそ、舵取りを任せたように思います。いろんな意味でも、最後通牒に近いメッセージを韓国に突きつけてるともいえます。


最後に日露首脳関係について少しだけ。

今は友好関係を築くことが大事ですし、今後の外交においてロシアは重要な部分でもあります。現段階では難しい部分はありますが、中露関係に楔を打ち込むことが出来ればいいと思うし、ロシアについては現段階では動くことはないと思います。二島返還論についても、スタート地点であるのは事実ですが、今はその前提条件を満たしていない以上、ロシアが懸念している内容を担保する方法はありません。ここらへんは北朝鮮関係と似ている部分はあり、拉致問題にも関連してくるんだけど、もう少し交通整理が必要で、具体的に動き出すのは少し先の話ともいえます。