余命さんトコですが、また「403 Forbidden」になってますね。万が一の事態に備えたテストもどっかのタイミングでやっといたほうがいいのはあるかもしれませんね。どっちにしても、暫くの間トランキーロ事案が続くことが予想されますので、一喜一憂というよりは、冷静に状況を捉えて、ノイズに振り回されない方が平穏でいれると思いますww

韓国関係

まずはこちらから。
日本哨戒機が韓国艦艇に低高度で威嚇飛行と韓国国防省 - 産経ニュース

 【ソウル=名村隆寛】韓国国防省は23日、韓国が管轄権を主張している東シナ海の暗礁、離於島(イオド)の付近で同日午後2時3分ごろ、日本の哨戒機が韓国海軍艦艇に対し低空接近、「威嚇飛行」をしたと主張し、「強力に糾弾する」との声明を発表した。

 国防省は「韓国艦艇から約540メートル離れた上空を哨戒機が高度約60~70メートルで接近威嚇飛行した。明白な挑発行為だ」と主張。また、昨年12月20日に起きた韓国駆逐艦による海上自衛隊哨戒機への火器管制レーダー照射問題以降、「韓国の忍耐し節制した対応にもかかわらず、日本は今月18、22日にも韓国艦艇に低空威嚇飛行をした」と強調した。

 さらに、「友好国への挑発行為で、日本の下心を疑わざるを得ない」とし「再発した場合、韓国軍の対応規則に従い、強力に対応する」と警告した。国防省は23日、在韓国日本大使館の駐在武官を呼び抗議した。
相変わらずの難癖で、言い逃れの出来る方法として選んだのが、低高度の威嚇飛行という手口で、それ以上でもそれ以下でもないと思います。多量のウソ情報で上書きするという印象操作も兼ねておりますので、適当に反論はしといたほうがいいですし、客観的なデータを取っておいた方がいいと思います。

最も安い挑発行為を行ってるのは韓国の方ですし、友好国とかいうのも滑稽な話ですが、威嚇飛行の難癖の目的の一つとして、日本のEEZ内で挑発行為を行うことで、EEZ内の難癖つけることで哨戒機の動きを牽制しているように思います。現にこんなことも言ってきてるし、武力行使を示唆する内容まで言及しております。

上記記事では「自衛権的措置の実行」とありますが、同じURLにおいて前の記事では、武力仕様を含む対抗措置に言及とありました。朝日新聞というのもあるけどwww
【ヤバすぎワロタ】韓国国防相、武力使用を含む対抗措置に言及。海自哨戒機の威嚇飛行に抗議 | もえるあじあ(・∀・)

声明の発表後、鄭景斗国防相は韓国記者団に対し、「(今後同じことを防ぐためには)使える手段をすべて利用して警告し、一定の範囲内に入った場合は自衛権的措置をとることを正確に日本側と合意し、実行しなければならないのではないか」と述べ、武力使用を含む対抗措置に言及した。
最も朝(鮮)日(報)新聞の記事ですので過剰反応をする必要はありませんが、ここで折れると日本のEEZに関する話になりますので、いくら騒ごうが日本のやるべきことをきちんとやるだけの話ですし、哨戒機に難癖つけて北朝鮮が動きやすいように仕向けてるだけの話だと思いますがねwww

あとはこちらも・・・。

ちなみにこの3回の元ネタはこれねwww自衛隊の資料を見て、3回の威嚇を思いついただけで、自前での資料作成能力はないという証左ともいえます。


今回も証拠を出すのであれば、日本の映像データがないので、レーダーの音データに対抗して、BGM付きの音声のみで対抗してくる可能性もあり得るかもですwww

日韓外相会談の様子。

日韓対立、見えぬ修復=4カ月ぶり外相会談:時事ドットコム

 【ダボス時事】河野太郎外相と韓国の康京和外相が23日、スイスで開催中の世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)の合間に向き合い、急速に冷え込む日韓関係について協議した。ただ、康氏は会談の冒頭から、自衛隊哨戒機による「威嚇飛行」に懸念を表明。日韓関係は修復の兆しが一向に見えない状況だ。
 ダボスにあるホテルの一室。康氏が自衛隊機について「近接飛行が続いている。遺憾だ」と述べたのに対し、河野氏は「哨戒機は近距離では飛行していない。発表は遺憾だ」と猛反発した。
 日韓外相の直接会談は昨年9月以来、約4カ月ぶり。韓国最高裁が新日鉄住金に元徴用工への賠償を命じた昨年10月以降は電話会談にとどまっていた。日本政府関係者によると、電話の際にダボス会議が話題になり、どちらから呼び掛けるともなく「自然な形」で23日の会談が決まった。
 しかし、ホスト役を務めた韓国側は、記者団の入った冒頭のやりとりの音声が報じられないよう日本側に要求するなど、不可解な対応を見せた。
 会談では元徴用工訴訟をめぐる両国の溝も埋まらなかったようだ。河野氏は日韓請求権協定に基づく協議に応じるよう直接要求した。これに対する康氏の反応について、日本政府は「自らの立場を述べた」と説明するにとどめた。
 日韓間には韓国艦による火器管制レーダー照射や慰安婦合意をめぐる問題も横たわる。島根県が定めた「竹島の日」(2月22日)、日本の植民地支配抵抗運動「三・一独立運動」の100周年記念日(3月1日)など、今後、対立をあおりかねない行事が続く。
 両外相は米朝首脳の再会談に向け、米国も加えた3カ国で連携していくことでは一致した。ただ、実を伴う連携とは言い難く、日本政府内では「どうにもならない」(外務省幹部)との声も漏れている。(2019/01/23-22:27)
特段意味があるとは思いませんが、以下の内容から状況は推察出来ます。

・記者団の入った冒頭のやりとりの音声が報じられないよう日本側に要求
・米朝首脳の再会談に向け、米国も加えた3カ国で連携していくことでは一致
・日本政府内では「どうにもならない」(外務省幹部)

破れかぶれでしかないし、いろんな意味で時間稼ぎを目的で内容自体はどうでもいい領域になっていることは分かると思います。平行線で終わることは想定通りですし、火器管制レーダーの件で協議にならないので打ち切りを決めたというのが、棚上げしたわけではなく、制裁を加えるための口実の一つになったという話でしかなく、韓国の対応次第では、いつでも制裁するというサインですし、制裁の具体的なオプションを検討していつ実行に移すかといった段階の話なわけです。ここの前提を外せば、岩屋防衛相の発言の意図そのものが歪みますので注意が必要です。

岩屋防衛相について

この人はパチンコ関係の親韓議員なので、評判自体は悪いと思います。とはいえ、岩屋防衛相の対応については、そこまで言うほど落ち度はないです。今の状況を考えると、適切な人選だと思うし、旭日旗の件も適切な対応をしております。新宿会計士さまの記事を紹介します。

旭日旗騒動は日本外交の勝利だが、マネージするにも限界あり | 新宿会計士の政治経済評論

期待に値する岩屋毅防衛相と、旭日旗騒動を無視するマスコミ | 新宿会計士の政治経済評論

この件では密室でコソコソしないで、フルオープンで国際社会で堂々と振る舞って、過程から結論まで筋道を通したということに大きな意味があると思います。火器管制レーダーの対応についても、軍事関係者から見れば、これらの持つ意味が理解出来る証拠を提示した上で、協議出来る状態ではないということを示した形で、協議を打ち切るといったメッセージを出しております。下手な挑発には乗らずに、筋道の通った振る舞いや情報公開によって、相手を追い込みすぎないように配慮して動いてるわけです。

ここで先日の会見の未来志向について、補足しておきます。これは一連の状況と、防衛省の会見を見れば、何を意味してるかは見えてくると思います。
防衛省・自衛隊:防衛大臣記者会見|平成31年1月22日(11:05~11:58)

A:日韓の防衛当局間の協力・連携、そして日米韓の協力・連携というのは、わが国の防衛のみならず、地域の安全保障にとって必要不可欠だと考えてまいりました。そのために、日韓防衛当局間の交流もしっかり行ってきたと思っております。したがって、根底にはそういう信頼関係があると思っておりますが、残念ながら、御指摘のように、不幸な事案が続いたので、是非、これらを乗り越えて、もう一度日韓の防衛協力を未来志向でできるように、真摯に、私どもとしては努力をしてまいりたいと考えています。

A:最終見解で述べたとおりでございますので、重ねて申し上げることは避けたいと思いますが、やはり、私が最初に鄭韓国国防長官とお会いしたのは、シンガポールでございました。その段階でも、観艦式の問題があったわけでございますが、未来志向の関係を是非、作っていきましょうということで意見の一致を見たということでございますので、今般の事案はそのような大きな大局に立って行えなかったのかなと、そこは非常に残念に思いますが、是非、そこをまた乗り越えていきたいと思っております。
会見の中で、未来志向について2回述べております。大局というのは、「日米韓の協力・連携というのは、わが国の防衛のみならず、地域の安全保障にとって必要不可欠」という考えの元での発言であって、重要なのは、韓国に対して言ってる言葉ではなく、日米韓の協力・連携が必要といった意味であって、「日米韓の協力・連携」が前提での未来志向であって、決して譲歩を示した内容ではないと思います。逆を言えば、「この前提が崩れたら次はない」というのと、未来志向の方向性が変わってくるだけの話です。言葉を選んでますが、米韓の協力・連携が表立って破綻してるわけではない以上、日米韓の協力・連携というのは、真摯に向き合って努力するという姿勢が重要だと思います。

敵側の立場で見れば、「日米韓の協力・連携」を避けたいことですし、ホントに日本にとって都合の悪い人物であれば、岩屋防衛相を刺激しないほうが効果はあるんだよねww個人的には、岩屋防衛相への執拗な攻撃とも言える内容からしても、岩屋防衛相の失脚を目論んでるというのは、それだけ都合の悪い人であることを意味すると思うけどね。

下手な挑発に乗って、日本から仕掛けるよりは、仕掛ける起点をどこに定めるかが重要ですし、方向性が明確に定まった時に初めて日本が動くことになると思います。それまでは我慢が必要ですし、戦前の外交面での失敗は、メディアに煽動された世論に煽られて、大局を見失ったことも一因となりますので、状況を冷静に見極めて、カードを適切なタイミングで切るということが重要だと思います。今の状況で制裁という論調については、トランプの大富豪というゲームで、序盤で何も考えずに「2」や「Joker」を使ってるのと一緒であると言っておきたいです(笑)


最後にロシア関係。
日露首脳会談 焦らず、かつ実を取る交渉を 阿比留瑠比(1/2ページ) - 産経ニュース

 1989(平成元)年の米ソ冷戦の終結と91(3)年のソ連崩壊に伴い、国際情勢は大きな変化を遂げた。日本が米国の核の傘の下で安穏としていられた時代はとうに終わり、領土・資源への野心を隠さない中国が台頭した。そんな激変の時代にあって、日本がソ連の後継国であるロシアとの平和条約交渉を進展させ、関係を強化することの意味とは何か-。

 安倍晋三首相の問題意識を要約するとこうなる。

 「日本は、同時に2つの大国と対峙(たいじ)することはできない。ロシアの問題は今、片付けておかなければならない」

 緊張が高まる極東地域の安定と日本の安全保障を考えるとき、いつまでもロシアと北方領土問題をめぐって対立してはいられないという現実認識がある。

 米国の安全保障関係者は伝統的にロシアを敵視する傾向があり、日露が接近すると米国は日本政府に不快感を伝えてきた。ところがトランプ政権には、ロシアを軍事的脅威とみなす対決姿勢はあまり見られない。

 「トランプ氏が大統領である方が、領土問題を解決しやすい」

 こう漏らす首相は、今こそが近年にないチャンスだと考えているようだ。

 政府内には、北方領土の島々の返還自体には「旧島民も島に戻って暮らしたいわけではない。漁業権益を除いて目立った実利はない」(高官)との冷静な声もある。だが、平和条約締結を起爆剤にしてシベリアや北極圏航路の開発など日露協力が勢いを増せば、ロシアと長い国境線を接する中国に対する有効な牽制(けんせい)となるのは間違いない。
これもトランキーロ事案ではありますが、トランプ政権がロシアと敵愾関係にあるわけではないことからも、米露問題に繋がりにくいということに大きな意味があるし、安倍首相・トランプ大統領・プーチン大統領のラインで、領土問題を解決の糸口を作るというのは極めて重要です。全面戦より局地戦の方が勝算は高いですし、日露関係の構築というのは、対中という意味での重要なカードとなりますし、地球儀を俯瞰する外交の重要なパーツの一つがロシアとも言えます。

そして、最後のパーツが北朝鮮になると思っています。ディープステートに関して一番情報を持っている国ですし、今後の道筋において武器になると思いますので、難しいとは思いますが、ここを崩すのが理想ですが、実現しない可能性も高いです。その先のプランを考えた上で動く必要がありますし、韓国への制裁の議論は必要ではありますが、カードを切るタイミングはもう少し先だと思います。