今日からプロ野球開幕ですね。MLBのトレンドと、イチローが引退会見で語った事など、野球を見る上で興味深い情報があっていい記事でした。


球速の高速化と守備の向上、トレーニング方法の進化により、「ホームランか三振」みたいな感じで基本性能を求められる傾向になっております。そういう意味では、大味な野球でイチローの危惧している通りにNPBも追随することになると思われます。恐らく過渡期でもありますが、情報社会において、効率化した戦術となれば、こういった感じになるわけですし、これは経済面でも一緒のように思います。

グローバル経済についても、結局は人件費含めて大量生産による効率化で安くて良いものを求められることになるわけで、資本勝負(基本性能)になって、少々のアイデアや技術などが絶対優位にはならなくなってきてるのが現在の状況で、現代野球の質と似たような傾向があるともいえます。大半のフィールドプレーヤーにとって、「頭を使わなくてもできてしまう」というのが、現代経済の本質だったりします。

何が言いたいかといえば、この記事をグローバル経済に置き換えても通じる話で、以下の内容を置き換えると意外と通じたりしますww
データをもとに最も効率的な野球を展開するのはマネジメント・経営者サイドとしては当然だが、本当にファンが求めている野球とは何なのか、エンターテインメントと結果重視のバランスを再考する段階に来ている。選手からも不満の声が漏れているようである。
これを社会に置き換えてみると面白いんだけど、新自由主義の本質的な部分もあって、息苦しさみたいなものをしか感じなくなってしまうし、エンターテイメントといった娯楽要素がなくなってしまえば、人の関心は衰退すると思います。経済でも一緒で、遊び心がなければ、革新的なものは生まれないと思います。最も基本性能の強化は個人として重要な要素ですが、その方向性を間違えてしまえば、疲弊するだけの話となるので、バランスを再考する段階に来ているというのも、一つの事実だと思っております。

今年はセパ共に過渡期で戦力差も比較的小さくなるので、試合展開はさておき、ペナントレースは楽しめる展開になりそうな予感はします。試合を見て楽しいかは別にしてwww


いつも通りの脱線した内容ですが、それはさておき、週末に維新関係については取り上げる予定です。大阪W選は今後のリトマス紙要素を含んでることからも、単純に誰を支持とかいう意味だけではないんだけど、その中でも可視化されることになると思います。維新と共産党は似通った要素が多いし、支持者の本質的部分は似ており、同族嫌悪的な発言があるようにしか思えないのは気の所為ですかね(笑)


前書きが長くなった(汗)

ブレグジットの件

英首相、ブレグジット協定可決なら辞任意向 代替8案の「示唆的投票」は否決 - BBCニュース

イギリスの欧州連合(EU)からの離脱をめぐり紛糾する英下院(定数650)は27日、ブレグジット(イギリスのEU離脱)の期限を延長するための法的手続きを可決した。下院はさらに、テリーザ・メイ英首相がEUとまとめた離脱協定に代わる議員提出案8案について、「示唆的投票」を行ったが、2度目の国民投票案を含むいずれの案も否決された。メイ首相は、離脱協定を可決すれば首相を辞任する用意があると与党・保守党の下院議員に伝えた。

下院は27日、イギリスは今年3月29日にEUを離脱すると定めていた法律の改正を可能にする行政委任立法を賛成441、反対105で可決した。これによって、ブレグジット(イギリスのEU離脱)の期限はEU首脳会議の決定に伴い、メイ政権がEUとまとめた離脱協定を下院が承認すれば5月22日に、協定を下院が承認しなければ4月12日に延長される。

下院はさらに同日深夜、すでに2度にわたり否決してきた首相のブレグジット協定に代わる議員案8案に対する「示唆的投票」を行った。このうち、「離脱案について国民の確認を得る」ための国民投票を実施するという案は賛成268、反対295で否決された。このほか、関税同盟には残る案や、単一市場にとどまる案、ブレグジットを中止する案などもすべて否決された。

ブレグジットの件です。いろいろと混迷しておりますが、メイ政権がEUとまとめた離脱協定を下院が承認すれば5月22日に、協定を下院が承認しなければ4月12日に延長されることだけが決まっただけで、事実上ブレグジットの時期が、4月12日か5月22日の二択に定まったことを意味します。メイ首相は覚悟は決めているし、離脱協定を可決すれば首相を辞任する用意があるというのも、メイ首相のペースで進んでることを意味します。

最善策はメイ首相が纏めた案だし、5月の欧州議会選と、10月末で任期切れのユンケル欧州委員会委員長の後に備えて準備するのが、イギリスにとっての最善策ともいえます。欧州議会選にイギリスが参加しても、何の意味もないでしょうしね。ここらへんは力学の話になりますが、これを読み解けるかが大事な話だと思います。

覚悟を決めてる相手と、覚悟の決めきれてない相手との差ではありますが、1年半の時間の意味も、今後見えてくると思います。

難民申請の件

難民申請 47%減…昨年 審査厳格化が効果 認定は増加 : 国内 : 読売新聞オンライン

 法務省は27日、昨年に日本で難民認定を申請した外国人は1万493人で、前年の1万9629人から約47%の大幅減となったと発表した。申請数が前年比で減少したのは8年ぶり。同省は昨年1月から就労目的の「偽装申請」を抑止するため、申請者の就労を厳格化する新たな運用を始めており、その効果が表れた形だ。昨年、難民と認定されたのは前年比22人増の42人だった。(略)

日本の難民申請に関する内容です。減った背景は以下の通り。
 日本の難民認定制度は、2010年3月に申請6か月後から日本で一律に就労できるよう運用が改正され、就労目的の偽装申請が横行。申請数は11年以降、7年連続で過去最多を更新しており、同省は昨年1月、申請2か月以内に「簡易審査」を実施し、明らかに難民に該当しない申請者や再申請者には在留や就労を認めない新たな運用を始めていた。
民主党政権の時に運用改正がされたことで、就労目的の偽装申請が増加してたが、運用ルールの改善によって、難民申請が減ったともいえます。因みに難民申請の理由はこちらwww

当然の話ですが、ふざけた申請が多いというのが明白だったという話でしかないと思います。結局は変な申請があることが原因で難民認定出来ないといった現状を示してるように思います。99%以上が偽装難民であるのは事実だと思いますよwww

2018年の難民認定も申請の1%に届かず 支援団体は「不十分」

「難民認定も申請の1%に届かず」というのは、それだけ偽装申請が多かったという判断と思っています。