今日で3月も終わりですね。そして2018年度も終わりとなります。今月を振り返ると、静かに動いてはいるけど、4月以降への準備期間といったところですかね。それに合わせて余命さんが2ヶ月近く沈黙してましたが、今後に向けての準備は行ってたようですね。この事案は当面は取り扱う予定もないし、コメントも非許可の対象としております。最も書きたいことは殆ど書いてるけどね。


てなわけで、来月に向けて重要そうなニュースをピックアップしておきます。

大阪W選関係

自由民主党 大阪府支部連合会の方針は以下となります。


「中央も自公、地方も自公」との方針が全てですが、この意味を考えて欲しいのです。大阪のキャスティングボートを握っている公明党が、地方も自公の地点で、維新を見切ってるわけです。そしてもう一つ別の意味があるんだけど、これは同じ構図である東京にも当てはまります。このことが本質ともいえます。

インターネットや各種媒体で事実誤認による選挙妨害を目的と思われる「フェイクニュース」や「誹謗中傷」が散見されるとしたわけで、自民党が共産党に対して、応援要請など行ってはいませんし、勝手に反維新ではあるが、独自候補を立てることも出来ずに、自民党候補に対して選挙妨害を行ってるとしか思えないけどねwww組織という意味では、別に連合に対して推薦を求めることは悪いことではないし、連合といっても、同盟系と総評系に分かれるし、ホントの意味で問題となるのは総評系であって、連合の全てが悪というわけではないと思います。

・同盟
全日本労働総同盟 - Wikipedia

・総評
日本労働組合総評議会 - Wikipedia

そして、国民民主党(同盟系)と立憲民主党(総評系)の構図であるということもね。こちらの記事を紹介します。


選挙は綺麗事ではないし、票読みがどの程度出来るかが重要ですしね。地方選挙というのは国政選挙とは異なるし、同じで考えてはいけないのも事実でしょう。ネットでこういったのに振り回されるのであれば、選管としてはネットで「フェイクニュース」や「誹謗中傷」が繰り広げられて煽動されるのであれば、ネットを切り捨てる可能性もあり得るわけで、ネットを通じて政治を改善を訴えるのであれば、デマや誹謗中傷をネットで切り捨てるだけの自浄効果を求められることについて理解して欲しいです。レガシーメディアと同じ手口を使うのであれば、ネットもレガシーメディアと一緒ですし、デマや誹謗中傷を流すメディアについては、右も左も一緒ですし、「ネット vs 新聞&TV」という図式にはならないと思っています。少なくとも、社会情勢に関心を抱いているのであれば、公的資料となる一次資料を目を通してから、意見を発信するべきだと思います。メディアの情報を元に識者のコメントだけで、一方的に決めつけることは害悪でしかないと思うけどね。

情報リテラシーをどのようにして磨くかというところに尽きますが、誰かの話を聞くより、出来るだけ多くの資料を読み解くことが大事です。これは仕事する上で必要なスキルですが、資料の作成能力と読解能力は重要だしね。役所の資料の質は高いですし、民間の作る資料の方が無責任なものが多いというのは確実だと思ってるけどねwww

選挙とは全く関係はありませんが、一次資料の重要性と、資料を適切に読むスキルを磨くことが、情報リテラシーを磨く要素であるということを言いたいですね。

米韓首脳会談

米韓首脳会談、4月11日にワシントンで実施へ | ロイター

[ソウル 29日 ロイター] - 米ホワイトハウスは29日、トランプ大統領と韓国の文在寅大統領が4月11日にワシントンで首脳会談を行うと発表した。北朝鮮や同盟関係を巡る問題を協議する。

ホワイトハウスは声明で「米韓同盟は引き続き、朝鮮半島と地域の平和と安全の根幹となる」と指摘した。

また韓国は、米韓首脳会談の前に韓国の外相と国防相などの高官が訪米すると発表した。

康京和外相は29日にポンペオ米国務長官と、物別れに終わった2月末の米朝首脳会談を受けて、今後の進展について協議する。また国防省によると、鄭景斗国防相は4月1日にシャナハン米国防長官代行と会談する。
いろんな話が飛び交ってますが、米韓首脳会談は今後において重要な意味を持つと思います。韓国外しの動きは出てるのは事実です。とはいえ、米韓首脳会談を行う以上は、相応の意味があるというのは明白で、米韓同盟の意味について問われることになると思います。

そういう意味では、現段階では警笛は鳴らしてるけど、韓国切り捨てまでの大掛かりな動きにはなってないと思うし、協議するための材料はあると見てます。それがどのような姿であるかについては不明ですが・・・。

韓国が裏切るなら切り捨てることになるでしょうが、そんな単純な話ではないと思います。物別れに終わった2月末の会談についても、一つの踏み絵になりそうな気がします。

全ての核引き渡しを要求、トランプ氏が金正恩氏に=関係筋 | ロイター

[ワシントン 29日 ロイター] - ベトナムの首都ハノイで開催された米朝首脳会談が物別れに終わった2月28日に、トランプ米大統領が北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長に、全ての核兵器と核燃料を引き渡すよう求めていたことが明らかになった。(略)

ロイターが入手した英語の文書は「北朝鮮の核施設、化学・生物兵器プログラムとこれに関連する軍民両用施設、弾道ミサイル、ミサイル発射装置および関連施設の完全な廃棄」を求めている。

さらに(1)核開発計画の完全な申告と米国を含む国際査察団の全面的な査察受け入れ(2)あらゆる核関連活動の停止と新規の関連施設の建設中止(3)全ての核関連施設の廃棄(4)核開発に携わる科学者・技術者の商業部門への異動、を要求した。(略)
トランプ大統領が金正恩氏に対して、以下のものを要求しました。

(1)核開発計画の完全な申告と米国を含む国際査察団の全面的な査察受け入れ
(2)あらゆる核関連活動の停止と新規の関連施設の建設中止
(3)全ての核関連施設の廃棄
(4)核開発に携わる科学者・技術者の商業部門への異動

完全な非核化はこういったものを意味してるし、これを拒否するなら制裁は継続するというのを通告しており、それに対して拒否しての今があります。韓国が北朝鮮への仲裁を行うための条件を提示したわけで、この宿題を韓国がどのようにして処理するかというのも、米韓首脳会談に求められる要素の一つともいえます。恐らく、韓国としても、この意味を理解した上での決断を示すことになるでしょう。それだけの話と思いますがね。

米中通商交渉

米中が合意文言すり合わせ、英語・中国語の食い違い回避へ-関係者 - Bloomberg
トランプ米大統領と中国の習近平国家主席が1年近く続いている米中貿易戦争を終わらせることができるよう、米中通商交渉では合意文書の文言を1行ごとにすり合わせる作業が行われている。事情に詳しい関係者が明らかにした。

  北京を訪れているムニューシン米財務長官とライトハイザー米通商代表部(USTR)代表は中国側と29日開いた会合で、英語と中国語で作成される合意文書の内容に食い違いがないことを確実にする取り組みをしているほか、交渉のための相手国への訪問回数のバランスを取ることにも腐心していると、交渉の非公開を理由に関係者が匿名を条件に語った。中国の劉鶴副首相率いる代表団は4月3日にワシントンを訪れる。

  関係者によれば、合意文書の中国語版で、交渉担当者が示したコミットメントの内容が後退していたり除外されていると米国側が抗議した後、文言のすりあわせが作業の焦点となっている。双方の理解の食い違いが非常に大きい文言もあると関係者の1人が述べた。中国商務省にファクスでコメントを求めたが返答はなかった。

米中通商交渉の動きですが、4/3に一定の結論が出るかもです。どのような文書が作られるかが鍵ですが、これを飲めないなら先の話は見えてるし、共同宣言みたいな外交的な文言は重要ですし、これが出来ないなら、別の話をすることになると思います。中国の判断が問われることになるし、覚悟なき発言については淘汰したほうがいいと思います。