まずは閣僚人事関係ですが、現段階の情報からみて、思い出作り内閣というか、レームダック内閣というか、死んだふり内閣ぽいですね。大臣待機組の処遇もありますし、ある程度は致し方ないですが、部分的に不適切な配置が見受けられることから、今まで安全運転に徹してたが、大きな賭けに出るかもです。


本題は沖縄県知事選関係です。結果は以下となります。
2018年沖縄県知事選挙 - Wikipedia

9月30日、選挙が行われ即日開票。20時の各社の開票速報では、大方の予想通り、自公推薦・佐喜眞とオール沖縄・玉城の一騎打ちとなり、玉城の優勢が伝えられる。その後、開票の末、玉城が佐喜眞などを破り初当選。

玉城は、支援に回った立憲・共産・社民の各党支持層をほぼ取り込んだほか、無党派層の7割以上の支持を集め、沖縄県知事選では、過去最多となる約39万票を獲得。一方の佐喜真は自民・公明両党の支持層を7割程度固めたものの、若干玉城に流れる結果となり8万票の大差を付けられ敗戦。

なお、今回の投票率は63・24%(前回64・13%)。期日前投票は、投票日前日に沖縄地方を直撃した台風24号の影響などもあり、有権者の35%にあたる40万6984人で、過去最多だった前回(19万7325人)の2倍を超えた。

出口調査の年齢別だとこんなところですか。


最も勝因といっても分析するまでもなく、翁長氏の弔い合戦オーラや、現職の国会議員の元タレントの玉城氏の知名度が高く、雰囲気的にも好人物といった感じで、一般層への支持を集めた結果であって、それ以上でもそれ以下でもないです。謎の遺言テープは謎のままに終わりましたが、恐らく存在はしないでしょう。

佐喜真氏は宜野湾市長という経歴ですが、沖縄県全体の知名度も低く、玉城氏が出馬した地点で劣勢に立たされた中でどの程度戦えるかが問われたが、もう少し票が取れるとは思ったが、思った以上に玉城氏は強かったという印象です。逆を言えば、オール沖縄側で知事選を戦えるのが、玉城氏しかいなかったというのが苦しい状況でもあったと思うけどね。新潟県知事選だと、現職の国会議員を出す必要もなく、県議会議員で十分とかいうような舐めプをされたく挙げ句、苦戦まで強いられたのに比べたら、相手の本気が見えただけでも、着実に相手を追い詰めてると思うけどね。

ここらへんも想定内ですが、学会票がある程度玉城氏に流れ込んでおり、元々与党に入らない無党派層の影響が大きかったかもですね。政権選挙にしても、無党派層は野党系に流れやすいし、ここを獲得するのは現状厳しいと認識してます。

政策とか選挙戦術に特段問題があったとは思えないが、政策だけで選挙は戦えませんし、翁長氏が亡くなったことによる知事選の前倒しと弔い合戦といったところも、不利に働いたし、基地問題で選挙されると反対の声自体は少なくないのも事実ですし、この点については政府の失点であることは否定は出来ません。最も安倍首相としても、元々劣勢の選挙で、総裁選から訪米のスケジュールから、地方選挙として大きく関与しない方がいいという判断でしょう。


これは地方選挙問わず、国政選挙共通の構図ですが、自民党というより、安倍首相の反対派という意味合いだと、特に高齢層の女性に人気がないです。原因はメディアというか、情報バラエティの悪影響が顕著に現れる層で、ある意味、江田憲司先生の言葉通りともいえます。
新聞に関しては、無党派層といわれる人が政治欄など読んでるとは思えないし、安倍政権の弱い層の情報源は、以下のコースを辿ります。

新聞記事 or 週刊誌(憶測やフェイク込み)→ワイドショー or イケガMeToo

情報源はこんな感じで、少しでもニュースを知ってるんだ的なオーラを見せたい人にとっては、イケガMeTooあたりも情報源となります(笑)基本的には新聞というより、その情報をテレビとして形にすることで、情報の悪循環を招くことになります。

こんな感じの高齢層(特に女性)は少なくなく、ネットは触らないですし、自分で情報を探すといった事はやらずに、受動的に入ってくる情報しか持ち合わせておりません。コメンテーターについても、ある程度番組側でコントロール出来ますし、ある程度番組というかスポンサーの意図通りの内容になりますし、発信側に沿った意見を信じてしまうものだと思います。部分的に見れば、的を得てるように見える意見を垂れ流すし、線で見れば整合性はありませんが、断片的に見ればそこまで破綻していないように見えるわけです。

沖縄の地上波事情ですが、テレ朝系、TBS系、フジ系とNHKとなっております。地方のローカル局についてはここらへんを見れば参考になると思います。

民放テレビ全国四波化 - Wikipedia

ローカル局が3局以下の県もあるので、テレビの情報だと、メインとなるのは、NHK、日テレ、テレ朝、TBS、フジの5局になると思いますが、キー局による一定の偏りも多少はあるかもです。実際は地上波が多く見られており、BS系はそこまで見られていないと思われます。ローカルニュースも軸は地元の新聞やNHKと共同通信が情報源になることからも、一定の偏りはあるわけで、こういった情報だけで判断することに無理があります。

てなわけで、テレビの影響は未だ大きいし、情報バラエティ以外の情報源としても、地元メディア、NHKと共同通信あたりになるので、有権者に必要な情報を受動的に仕入れることは出来ずに能動的に仕入れる必要があるので、情報の歪みと格差が生じるわけです。

結局は、ここを是正しない限りは、新聞やテレビのやりたい放題から抜け出すことは、しばらく時間がかかると思うし、いくら正論を言ったところで、世論的に動かすことは難しいというのが現実ともいえるし、それが先月の自民党総裁選や沖縄県知事選の結果ともいえると思います。


地政学的な沖縄の重要性、基地反対派に共産党と過激派といった公安監視対象が関わってるなど、有権者の知るよしもありませんし、肝心な情報が共有出来ていなければ、有権者に正しい判断を求めることに無理があると思います。中国の干渉や陰謀とか言う前に、足元の実働部隊の実態は日本国民として知っておくべきだと思います。

戦略の地政学―中国の海洋進出を阻む沖縄―  WEDGE Infinity(ウェッジ)

「内外情勢の回顧と展望(平成30年1月)」全文ダウンロード

P.62~ 2-2 社会的に注目を浴びた事象をめぐる諸団体の動向
P.66~ 3 過激派
P.69~ 4 共産党

極左過激派がいるだなんてデマだ!なるほど!これが沖縄に巣食う極左過激派集団 - NAVER まとめ