沖縄県知事選でしたが残念でしたね。開票率99%のデータは以下となります。

沖縄県知事選|NHK選挙WEB|沖縄県

まずは今回の選挙戦の関係者や支援者の皆様お疲れ様でした。残念な結果に終わりましたが、決して悲観せずに前を向いて、今後の沖縄、そして日本がよくなるように、戦意を喪失せずに戦い続けるしかないです。沖縄は最前線であることからも、現実と向き合い、愚直に直押しするしかないですし、批判したりレッテルを貼るのは簡単ですが、そんなことをしても現実は変えることは出来ませんし、諦めたらそこで試合終了です。



正直なところ、知名度からいってもかなり厳しいが、何とか戦えるとは思ってたが、思った以上に厳しい結果に終わったと思います。昨日自民党総裁選の自民党票について書きましたが、保守界隈にとってのネットを通じた情報戦としての限界というのを知る事が出来たということに大きな意味があると思っています。ネットというのは一定の補助効果はあっても、主体にはなり得ないし、それだけメディアの影響力は大きいし、それを引き剥がすためには、ある程度の時間が必要という事実を突きつけられたわけです。

とはいえ、現状からすれば、宜野湾市長選は落とさなかった事で、沖縄県知事はオール沖縄勢力、宜野湾市は与党勢力で維持出来たので、最悪の事態は避けることが出来たし、勢力図としては、現状維持に留めることが出来たので、一応引き分けというところです。

松川正則氏が当選確実 宜野湾市長選 自民、公明、維新推薦 | 沖縄タイムス+プラス ニュース | 沖縄タイムス+プラス

今後についてですが、アメリカが中国に対して強硬手段を取っており、南北朝鮮についても北朝鮮の制裁を通じて、確実に経済的に厳しい状況に立たされているのは事実で、沖縄県知事としても絶対の権力があるわけでもないし、国の専権事項というのもあるので、一国二制度というのも、憲法改正が必要ですし、国の妨害をして時間稼ぎは出来たとしても、それが限界というのも、翁長氏が境界線を見据えてやってきたことでもあります。

玉城知事になっての話ですが、翁長元知事の時より国際情勢が激化していることから、厳しい舵取りが要求されることが予想されますし、これを玉城知事は乗り切らないといけないわけです。政府と喧嘩し続けると、ドライな言い方をすれば、政策や予算を通じて、沖縄県に対して経済的な効果のある手段が制限される可能性があります。佐喜真氏の掲げた政策は政府からの補助が期待出来るような内容ですが、玉城氏の掲げた政策は、観光依存に近い内容で、政府からの補助に対して制約が生じることになります。

「神輿は軽いに限る」の言葉に尽きますが、玉城氏は特定の思想とか理念のあるタイプではないし、誰かの指図だったり、保身がなければ動けないタイプと見てます。恐らく、小沢氏の意向か保身で動くタイプであり、実務能力があるとは思えないので、相手側にとっても、玉城氏を出馬させたことによって、墓穴を掘る可能性もあると見てます。

ここで小沢不動産の記事ww

沖縄県知事選の争点「辺野古」に出現した「小沢一郎」の巨大別荘 基地移転なら大儲け | デイリー新潮

ここで重要なポイントとして、辺野古に移転したら、小沢不動産が大儲け出来るわけですし、玉城氏を出馬させることで、小沢氏の勝利が決定してたわけです。そんな感じですし、玉城知事が任期満了まで働けるかは分かりませんし、任期途中で投げ出す可能性も低くないことからしても、玉城氏が当選すれば面倒なことになるといった表現が妥当ともいえるわけです。

とはいえ、先月の自民党総裁選や沖縄県知事選というのは、保守界隈にとっては試練の一ヶ月になったとも言えます。最も想定通りですし、戦後70年の清算がそんなに簡単に出来たら誰も苦労などしませんし、多くの時間と忍耐が必要だと思います。一喜一憂せずに愚直に日本再生のためにどのように動くかが問われてきます。だからこそ、今月以降の平成の残された半年の時間で、どれだけのことを実現して、次の時代につなぐかが重要です。

10月の動きですが、早速内閣改造と自民党役員人事になりますが、この人事によって、今後の動きがある程度見えてくると思います。現状だと強硬策は取らずに、無難に進められる体制といった感じに進みそうです。

そして今月の重要なイベントとして、日中首脳会談になると思います。

【日中首脳会談】安倍首相、10月訪中へ 習氏、拉致問題で日本支持 - 産経ニュース

ここで安倍首相の行動が鍵となりますが、楔を打ち込むことになると思います。日本としては「一帯一路」を乗っ取る戦略で動いておりますし、習近平氏にとっても、厳しい選択を突きつけられることになります。

習近平「戦争への備えを強化」 自ら機関銃を操作し檄を飛ばす 対立が深まる米国をけん制か~ネット「おそらくサングラスの下は涙目」「プーチンの真似?」 | アノニマスポスト ネット

実際問題、習近平氏にとって厳しい状況ともいえるし、政権を維持するためには、日米に乗っかるしかないでしょうし、軌道修正が必要とも言えます。日中首脳会談というのは、踏み絵の場所になりそうですね。

そして新華社通信の件です。敢えて読売新聞の記事ww

「新華社は中国宣伝機関」米、貿易以外でも圧力 : トランプ大統領 : 読売詳報_緊急特集グループ : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

そして読売系列の日テレの2010年のプレスリリース(笑)

日本テレビが中国国営新華通信社と協力協定を締結~日中両国のメディアが未来志向の緊密なパートナーシップを推進~

ホント大丈夫なんですかね。日テレwww日本のメディアについても、アメリカからの圧力があり得る状況ですが、日本のメディアも注意が必要になると思います。臨時国会についても、メディアに関する議論も出てきそうだしね。


最後に余命さん関係ですが、訴訟の準備が整ったみたいですし、ここからが反撃開始の狼煙になると思われます。どのように動くかがポイントですが、表向きの動きとホントの狙いは異なることから、一連の動きのホントの意味については、これから徐々に分かってくると思います。

来月はアメリカの中間選挙もありますので、今月も緩やかな動きになることが予想されますが、平成の総決算に向けて動きが見えると思うし、相手も必死な状況ですので、見苦しい情報に汚染されることが予想されますが、一喜一憂せずに直押しあるのみです。最終局面は近いですし、足元が崩されないように注意はしたいと思います。